NYSEの株価が下落している。先週破綻した地銀の影響である。Fより 住宅公社2社の支援策が決まり、市場は一旦、金融不安を解消した と思ったが、また2地銀の破綻で金融不安を再発させている。地銀 は、米銀行の多数を占めているので、この破綻が連鎖すると、米経 済の底割れを起こすことになりかねない。 大きな見通しは2009年まで金融不安が続くと見ているが、どう なりますか?? そして、東京市場の連動性は、いつまで続くのでしょうね?? どうも逆サイドで動くと誰でも大もうけできる相場になってきた。 ニューヨーク市場が下落時に買い、ニューヨーク市場が上昇した時 に売ることである。 日本の復活、米国経済から独立は、日本固有技術で経済が活性化す る2010年まで無理なのかも知れませんね?? ============================== NY株大幅反落、ダウ平均239ドル安 (nikkei) 【ニューヨーク=山下茂行】28日のニューヨーク株式市場ではダ ウ工業株30種平均が大幅に反落し、前週末比239ドル61セント安の 1万1131ドル 8セントで取引を終えた。前週末に米地銀2行が破綻し たことなどが嫌気されて金融株が全般に売られた。原油価格が再び 上昇したことや、企業の4―6月決算が低調に推移していることなど も市場心理を不安にさせている。ハイテク株比率の高いナスダック 総合株価指数は2264.22と46.31ポイント低下した。(09:37) ============================== 日経平均反落、下げ幅一時200円超 29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落している 。前日終値からの下げ幅は200円を超え、1万3100円台前半で推移し ている。 28日の米国株式相場が、米金融不安が改めて強まったこと から大幅に下落しており、みずほFGなど大手銀行株や、トヨタや ソニーなど輸出関連株を中心に売りが優勢になっている。東証株価 指数(TOPIX)も反落している。 寄り付き前の大口成り行き注文は、売りが3310万株、買いが1510 万株で1800万株の売り越しだった。朝方の外国証券経由の売買注文 動向(市場筋推計、株数ベース)は1160万株の売り越しだったもよ う。8時半発表の6月の家計調査で全世帯実質消費支出は前年同月 比1.8%減だった。日経QUICKニュース社集計の市場予想平均 (2.9%減)に比べ悪化幅は小さかったものの、減少は4カ月連続で 個人消費の弱さが意識され買い材料視されていない。 〔NQN〕 (09:22)