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赤塚若樹のウェブサイト

最終更新:2023.8.31

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大学の授業について(2018.03.26)

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関心のある領域: 映像文化論、視覚文化論、比較文学、小説の技法/小説という芸術など。



赤塚若樹(あかつか わかぎ) email: wakagi[at]a.email.ne.jp ([at]を@にかえてください)



【著書/単著】

  1. 『ミラン・クンデラと小説』.水声社.2000年6月.459pp.(→目次と正誤表
  2. 『シュヴァンクマイエルとチェコ・アート』.未知谷.2008年8月.301pp.(→目次


【翻訳書】

  1. (編集・翻訳)『シュヴァンクマイエルの世界』[原文:チェコ語].国書刊行会.1999年12月.223, xxpp.(→正誤表
  2. (共訳)ミシェル・オクチュリエ『ロシア・フォルマリズム』[原文:フランス語].(共訳者:桑野隆)白水社.1996年2月.137,iiipp.
  3. (共訳)『世界文学のフロンティア/3・夢のかけら』.今福龍太・沼野充義・四方田犬彦編.岩波書店.1997年1月.担当個所:ボフミル・フラバル「魔法のフルート」[原文:チェコ語].pp. 189-205.
  4. アンドレイ・コドレスク『血の伯爵夫人1』[原文:英語].国書刊行会.1998年8月.294pp.
  5. アンドレイ・コドレスク『血の伯爵夫人2』[原文:英語].国書刊行会.1998年8月.335pp.
  6. フレッド・ミラー・ロビンソン『山高帽の男──歴史とイコノグラフィー』[原文:英語].水声社.2002年9月.357pp.(→正誤表 )
  7. (編集・翻訳)『チェコ・アニメーションの世界』[原文:チェコ語].スタニスラフ・ウルヴェル編.人文書院.2013年7月.300pp.
  8. ヴィーチェスラフ・ネズヴァル『少女ヴァレリエと不思議な一週間』[原文:チェコ語].風濤社.2014年12月.257pp.
  9. (編集・翻訳)ヴィーチェスラフ・ネズヴァル/インジフ・シュティルスキー『性の夜想曲──チェコ・シュルレアリスムの〈エロス〉と〈夢〉』[原文:チェコ語].風濤社.2015年6月.192pp.


【著書/共著・分担執筆】

  1. 『世界×現在×文学 作家ファイル』.越川芳明・柴田元幸・沼野充義・野崎歓・野谷文昭編集.国書刊行会.1996年10月.担当個所:「ボフミル・フラバル」、「ミラン・クンデラ」、「イヴァン・クリーマ」.pp. 12-13, 32-33, 40-41.
  2. 『表象のディスクール2・テクスト』.小林康夫・松浦寿輝編集.東京大学出版会.2000年3月.担当個所:「世界に羽ばたく鸚鵡たち──フィクションのある小道具について」.pp. 143-162.
  3. 『ユーロ・アニメーション──光と影のディープ・ファンタジー』.昼間行雄・権藤俊司・編集部編集.フィルムアート社.2002年7月.担当個所:「大鰐通りのマネキン人形たち」.pp. 172-173.
  4. 『チェコとスロヴァキアを知るための56章』.薩摩秀登編集.明石書店.2003年4月.担当個所:「生活のなかにみいだされる詩──第1次世界大戦後のチェコ文学」、「オールヌードで世界の桧舞台へ──チェコ・スロヴァキアの映画について」.pp. 238-241, 279-283.
  5. 『アニメーターズ1/カレル・ゼマン』.オムロ/日本出版社.2003年8月.担当個所:「大笑いするアヒル──カレル・ゼマンの作品に登場するキャラクターをめぐって」.pp. 99-105.
  6. 『オールアバウト・シュヴァンクマイエル』.エスクァイア・マガジン・ジャパン.2006年11月.担当個所:「ユートピアをもとめる終わりなき闘い」.pp. 75-77, 130-131.
  7. "Milan Kundera and Czech Surrealism." Between Texts, Languages, and Cultures: A Festschrift for Michael Henry Heim. Craig Cravens, Masako U. Fidler, and Susan C. Kresin, eds. Bloomington, Indiana: Slavica Publishers, 2008 (December). pp. 199-207.
  8. 『ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展──映画とその周辺』.ACCESS.2011年8月.担当個所:「ヤン・シュヴァンクマイエルのヴィジュアル・イマジネーションについて」.pp. 13-15.
  9. 『ブルーノ・シュルツの世界』.加藤有子編.成文社.2013年11月.担当個所:「マネキン人形を手本として──ブルーノ・シュルツの『芸術的イメージ』」.pp. 141-166.
  10. 『いま、世界で読まれている105冊』.テン・ブックス編集.テン・ブックス.2013年12月.担当個所:「ヴィーチェスラフ・ネズヴァル『ヴァレリエと不思議な一週間』」. pp. 134-136.
  11. 『カタストロフィと人文学』.西山雄二編集.勁草書房.2014年9月.担当個所:「カタストロフィのイマジネーション──様式、遊戯、距離」.pp. 249-277.
  12. 『東欧の想像力──現代東欧文学ガイド』.奥彩子・西成彦・沼野充義編.松籟社.2016年1月.担当個所:「ミラン・クンデラ」.pp. 82-83.
  13. 『ピーター・シスの闇と夢』.廣瀬歩・竹見洋一郎編.国書刊行会.2021年10月.担当個所:「ピーター・シス、ロック、アニメーション」.pp. 156-163.


【論文】

  1. 「文学作品の具体化における作者──ミラン・クンデラの小説にかんするひとつの試み」.(修士論文) 東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論専攻).1994年3月(1993年12月提出).97pp.
  2. 「子どもの島の天使たち──ミラン・クンデラの『笑いと忘却の書』にかんするひとつの試み」.『身体と表象』第1巻.1993年7月.pp. 63-77.
  3. 「どうして小説なのか」.『身体と表象』第2巻[上].1994年10月.pp. 52-68.
  4. 「チャペックはいまどこにいるのか?」.『ユリイカ』第27巻第12号.1995年11月.pp. 121-131.
  5. 「透明人間に色をぬる?──現代小説の想像的題材をめぐって」.『早稲田文学』通巻239号.1996年4月.pp. 50-59.
  6. 「チェコ・シュルレアリスムの歴史的概観・1918年から1948年まで」.『比較文学・文化論集』第14号.1997年5月.pp. 1-9.
  7. 「無人島につながれたことば──ウォルコット、クッツェー、トゥルニエをとおしてみるロビンソン物語の“いま”」.『早稲田文学』第22巻第4号.1997年11月.pp. 34-44.
  8. 「戦闘的シュルレアリストの賭け──ヤン・シュヴァンクマイエルの『ボヘミアにおけるスターリン主義の終焉』をめぐって」.『スラヴ研究』第45号.1998年3月.pp. 59-78.
  9. 「ブラザーズ・クエイの人形たちはどうして傷つき、汚れているのか?──ストップ=モーション・アニメーションの詩学のために」.『夜想』第34号.1998年7月.pp. 120-134.
  10. 「ヤン・シュヴァンクマイエルの『触覚の芸術』」.『夜想』第35号.1999年7月.pp. 44-55.
  11. 「チェコ・シュルレアリスムについて」.『夜想』第35号.1999年7月.pp. 158-171.
  12. 「英雄になれない主人公──チェコの文学と映画の場合」.『國文學』第46巻13号.2001年11月.pp. 29-33.
  13. 「実現された夢の世界──シュヴァンクマイエル・アートの正しい見方・楽しみ方」.サントリー文化財団研究助成『「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」(アニメーション文化研究プロジェクト 2005-2007)研究成果報告論集』.2007年7月.pp. 34-50.
  14. 「20世紀チェコのアート・シーン──ヤン・パトチカを出発点として」.『思想』2007年第12号(通巻1004号).2007年12月.pp. 169-188.
  15. 「つくられた白を生きる映像たち──写真、映画、アニメーション」.『國文學』第54巻第3号(2009年2月臨時増刊号).2009年2月.pp. 124-136.
  16. 「〈検閲された11本〉をめぐって──カートゥーン映画論」.『思想』2010年第10号(通巻1038号).2010年10月.pp. 79-99.
  17. 「ベティ・ミーツ・ジャズ──フライシャーのジャズ・カートゥーンについて」.『PHASES』第1号.首都大学東京大学院 表象文化論分野.2011年1月.pp. 45-64.(PDF)
  18. 「韜晦という手法──ヤン・シュヴァンクマイエルの芸術観について」.『人文学報』第446号.2011年3月.pp. 1-21.(PDF)
  19. 「ハリー・スミスの初期映像作品の背景について──あるいは実験映画のサンフランシスコ・ルネサンス」.『PHASES』第2号.2011年12月.pp. 136-149.(PDF)
  20. 「〈グレー・ゾーン〉に生きる芸術──「正常化」時代におけるジャズ・セクションの活動について」.『思想』2012年第4号(通巻1056号).2012年4月.pp. 237-261.
  21. 「アメリカのオスカー・フィッシンガー──20世紀半ばの抽象映画とその創り手の状況」.『PHASES』第3号.2012年12月.pp. 64-77.(PDF)
  22. 「ヴィエラ・ヒチロヴァーの映画『ひなぎく』(1966)について」.『人文学報』第476号.2013年3月.pp. 1-36.(PDF)
  23. 「映画『MISHIMA』における石岡瑛子の美術デザインをめぐって──様式化と約束事」.『PHASES』第4号.2013年11月.pp. 48-72.(PDF)
  24. 「20世紀チェコの視覚芸術における文学的想像力のはたらき──映画を中心として」.『人文学報』第491号.2014年3月.pp. 1-15.(PDF)
  25. 「グロテスク・リアリズムの感性──黒坂圭太の映画『緑子/MIDORI‐KO』をめぐって」.『PHASES』第5号.2014年11月.pp. 70-90.(PDF)
  26. 「ヤン・シュヴァンクマイエルと「アリス」、あるいは子供部屋の想像力」.『ユリイカ』2015年3月臨時増刊号(総特集「150年目の不思議の国のアリス」).228-241. 
  27. 「ロックの詩とともに──「正常化」時代におけるジャズ・セクションの活動について(2)」.『人文学報』第506号.2015年3月.1-17.(PDF)
  28. 「優雅な狂気、ヴァンプなアリス」.『ユリイカ』第47巻第9号(2015年7月臨時増刊号/総特集「金子國義の世界」).124-132.
  29. 「芸術家の「状況」──「正常化」時代のチェコスロヴァキアにおけるジャズ・セクションの活動について(3)」.『人文学報』第512-10号.2016年3月.pp. 1-28.(PDF)
  30. 「アレクサンドル・ハッケンシュミートをめぐる覚え書き──マヤ・デレンとのコラボレーションとアメリカでのさまざまな出逢い」.『れにくさ』第6号.東京大学文学部現代文芸論研究室.2016年3月.pp. 79-90.
  31. 「21世紀のシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエル」.『ユリイカ』第48巻第10号(2016年8月臨時増刊号/総特集「ダダ・シュルレアリスムの21世紀」).pp. 358-370.
  32. 「「不定形(アンフォルム)」のヴィジョン──黒坂圭太『陽気な風景たち』(2015)について」.『人文学報』第513-10号。2017年3月.pp. 1-27.(PDF)
  33. 「ジャズとそのコンテクストにかんする覚え書き──「正常化」時代のチェコスロヴァキアにおけるジャズ・セクションの活動について(4)」.『人文学報』第514-10号.2018年3月.pp. 1-11.
  34. 「寺山修司の演劇とロック・ミュージック──「日本のロック」研究序説」.『FORMES(フォルム)』第1号.首都大学東京大学院 表象文化論分野 南大沢言語文化研究会.2018年10月.pp. 34-56.
  35. 「ブラザーズ・クエイと「東欧的なもの」」.『人文学報』第515-10号.2019年3月.pp. 1-15.
  36. 「「1960年代後半の新しい動きとその衝撃──「日本のロック」研究に向けて(1)」.『FORMES』第3号.2020年11月.pp. 74-92.
  37. 「1960-1970年代のサイケデリック・ポスターについて──はじまりと背景」.『人文学報』第517−10号.2021年3月.pp. 1-20.
  38. 「隠喩と想像力──ピーター・シスのアニメーション映画『擬態』について」.『FORMES』第4号.2021年11月.pp. 60-67.
  39. 「超現実的なものと遊びの美学──1960-1970 年代のサイケデリック・ポスターについて(2)」.『人文学報』第519-10号.2023年3月. pp. 1-17.


【評論】

  1. 「評伝ミラン・クンデラ」.『ユリイカ』第23巻第2号.1991年2月.pp. 198-207.
  2. 「歴史をとらえなおす小説の新しいかたち」.『早稲田文学』通巻238号.1996年3月.pp. 86-90.
  3. 「ヤロスラフ・ハシェク『兵士シュヴェイクの冒険』」.『ユリイカ・4月臨時増刊号/総特集・20世紀を読む』第29巻第5号.1997年4月.pp. 252-253.
  4. 「逸脱にあらがって」.『早稲田文学』第22巻第3号.1997年9月. pp. 88-92.
  5. 「(チェコスロヴァキアの)ヌーヴェル・ヴァーグ」.『夜想』第35号.1999年7月.pp. 74-79.
  6. 「イジー・コラーシュ」.『夜想』第35号.1999年7月.pp. 172-176.
  7. 「ヤロスラフ・サイフェルト──美女をうたってノーベル賞」.『週刊朝日百科/世界の文学』第78号.2001年1月.pp. 5-234〜5-236.
  8. 「ヤン・シュヴァンクマイエル全作品解説」.『YASO2-:+』第0号.2001年4月.pp. 81-116.
  9. 「チェコ・マニエリスム──決定的な出逢い」.『EYES』第11号.2001年8月.pp. 21-24.
  10. 「チェコは写真もおもしろい」.『ユリイカ』第34巻4号.2002年3月号.pp. 256-257.
  11. 「チェコ・アニメ・ネットワーク」.『htwi』通巻16号.2002年10月.pp. 44-47.
  12. 「なにかと話題の『超大作』──ヤン・スヴィエラーク監督『ダーク・ブルー』」.『ユリイカ』第34巻第11号.2002年11月.pp. 268-269.
  13. 「書籍が物語る映画への関心の高さ」.『ユリイカ』第34巻第15号.2002年12月.pp. 258-259.
  14. 「エロティック・レヴュー──モダン文化が華やかに交差しあう場所」.『ユリイカ』第35巻第10号.2003年7月.pp. 236-237.
  15. 「チャペックとヤナーチェク──『マクロプロス家の事』をめぐって」. NISSEI OPERA 2008/東京二期会オペラ劇場,オペラ『マクロプロス家の事』プログラム.2008年11月.pp. 30-33.
  16. 「チェコ映画の魅力──ふつうの人びととその生活」.映画『英国王 給仕人に乾杯!』パンフレット.2008年12月.pp. 18-19.
  17. 「プロパガンダ・アニメーションに注目!」.「ロシア革命アニメーション1924-1979──ロシア・アヴァンギャルドからプロパガンダへ」試写会用資料.2009年2月.pp. 7-8.(その後、同映画のパンフレットに再録[ページ番号記載なし])
  18. 「ブラザーズ・クエイとポーランドのポスター芸術」.『REAR』no.23.2010年3月.pp. 25-28.
  19. 「『緑子/MIDORI-KO』論」.DVD『緑子/MIDORI-KO』(黒坂圭太監督)付属ブックレット.ミストラルジャパン,2013年12月.
  20. 「ミラン・クンデラと「故郷」」.『コメット通信』37.(水声社「コメット・ブッククラブ」機関誌/メールマガジン)2023年8月号.pp. 8-11.


【研究ノート・資料】

  1. 「ミラン・クンデラ年譜」.『ユリイカ』第23巻第2号.1991年2月.pp. 208-211.
  2. 「チェコ・シュルレアリスムの歴史的概観・1939年から1998年まで」. SLAVISTIKA XIV.1999年3月.pp. 95-109.
  3. 「シュヴァンクマイエル年譜」.『オールアバウト・シュヴァンクマイエル』.エスクァイア・マガジン・ジャパン.2006年11月.pp. 130-133.
  4. 「シュヴァンクマイエル年譜」.『ヤン・シュヴァンクマイエル 創作術』.ACCESS.2011年8月.pp. 160-161.
  5. 「ハリー・スミス フィルモグラフィ」.『PHASES』第2号.2011年12月.pp. 150-153.(PDF)


【その他/作家紹介・コラムなど】

  1. 「海外情報(フランス〜チェコ)/文芸誌『ラトリエ・デュ・ロマン』とチェコの作家イジー・クラトフヴィルについて」.『週間読書人』第2098号.1995年8月2日.p. 2.
  2. 「海外情報(チェコ)/中央ヨーロッパの出版事情について」.『週間読書人』第2133号.1996年5月3日.p. 2.
  3. 「海外情報(中欧・東欧〜アメリカ)/ノースウエスタン大学出版局刊“解放されたヨーロッパからの著作”シリーズについて」.『週間読書人』第2161号.1996年11月22日.p. 4.
  4. 「海外情報(チェコ)/チェコ・シュルレアリスムについて」.『週間読書人』第2174号.1997年2月28日.p. 2.
  5. 「絶対読みたい現代作家ファイル99人」(のうち、阿部和重,佐藤亜紀,松浦寿輝,水村美苗,リービ英雄,奥泉光,松浦理英子の魅力や特徴を素描した).『文藝別冊・90年代J文学マップ』.1998年8月.pp. 20, 31, 49, 50, 53, 105, 114.
  6. 「チェコ・アニメの魅力の核心に迫る」.『COMIC BOX』通巻111号.2002年6月号.p. 66.
  7. 「ヘルミーナ・ティールロヴァー,『結んだハンカチ』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.エスクァイア・マガジン・ジャパン.2002年6月.p. 80.
  8. 「イジー・トルンカ,『手』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.p. 84.
  9. 「ブジェチスラフ・ポヤル,『飲みすぎた一杯』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.p. 85.
  10. 「カレル・ゼマン,『ほら男爵の冒険』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.p. 86.
  11. 「ヤン・シュヴァンクマイエル,『フード』,『部屋』,『庭園』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.pp. 106-107.
  12. 「イジー・バルタ,『笛吹き男』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.p. 121.
  13. 「ブラザーズ・クエイ,『ストリート・オヴ・クロコダイル』,『失われた解剖模型のリハーサル』」.『アートアニメーションの素晴しき世界』.同上.p. 135.
  14. 「好きなアニメーション作品20本」.『世界と日本のアニメーションベスト 150』.ふゅーじょんぷろだくと.2003年6月.p. 110.
  15. 「イジー・トルンカ『手』」.『世界と日本のアニメーションベスト 150』.同上.p. 30.
  16. 「ヤン・シュヴァンクマイエル『ジャバウォッキー』」.『世界と日本のアニメーションベスト 150』.同上.p. 72.
  17. 「プリート・パルン『HOTEL E』」.『世界と日本のアニメーションベスト 150』.同上.p. 176.
  18. 「ブラザーズ・クエイ『失われた解剖模型のリハーサル』」.『世界と日本のアニメーションベスト 150』.同上.p. 176.
  19. 「イヴァ・ビトヴァー近況」.『ジャズ・ブラート』第6号.2004年4月.pp. 25-26.
  20. 「海外の文学」(チェコ)/作家ミラン・クンデラ」.『毎日新聞』第46462号(2005年5月27日付夕刊).p. 9.
  21. 「不可能な物語を生きようとするものたち」.村松桂『echo song (movie stills)』.2007年7月6日.(ページ番号記載なし)


【その他/展覧会評】

  1. 「クールな頽廃美の調べ」(「クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム」展レビュー).『美術手帖』1044号.2016年11月.pp. 184-185.


【その他/書評】

  1. ミラン・クンデラ『笑いと忘却の書』(西永良成訳、集英社、1992年)、『微笑を誘う愛の物語』(千野栄一・沼野充義・西永良成訳、集英社、1992年)、『冗談』(関根日出男・中村猛訳、みすず書房、改訂版、1992年)の書評.『週間読書人』第1949号.1992年9月7日.p. 3.
  2. アンドレイ・コドレスク『外部の消失──亡命のマニフェスト』(利沢行夫訳、法政大学出版局、1993年)の書評.『週間読書人』第2000号.1993年9月13日.p. 4.
  3. ミラン・クンデラ『別れのワルツ』(西永良成訳、集英社、1993年)の書評.『すばる』第15巻第9号.1993年9月.p. 326.
  4. 今福龍太『遠い挿話』(青弓社、1994年)の書評.『週間読書人』第2046号.1994年8月12日.p. 6.
  5. ミラン・クンデラ『緩やかさ』(西永良成訳、集英社、1995年)の書評.『すばる』第17巻第12号.1995年12月.p. 287.
  6. 『カレル・チャペック小説選集』(飯島周・石川達夫訳、成文社)の刊行に寄せて.『週間読書人』第2117号.1996年1月12日.p. 5.
  7. 『カレル・チャペック小説選集』完結について.『週間読書人』第2203号.1997年9月26日.p. 6.
  8. 1997年単行本ベスト3・1997年文庫本ベスト3・今年のマイ・ブーム.『ことし読む本 いち押しガイド98』(リテレール編集部編).1997年12月.pp. 82-83.
  9. ヴィトルド・ゴンブローヴィチ『バカカイ』(工藤幸雄訳、河出書房新社、1998年)の書評.『図書新聞』第2389号.1998年5月9日.p. 4.
  10. イヴァン・クリーマ『僕の陽気な朝』(田才益夫訳、国書刊行会、1998年)の書評.『週間読書人』第2239号.1998年6月12日.p. 5.
  11. タハール・ベン・ジェルーン『不在者の祈り』(石川清子訳、国書刊行会、1998年)の書評.『文藝』第37巻第3号.1998年秋.p. 262.
  12. 西永良成『ミラン・クンデラの思想』(平凡社、1998年)の書評.『図書新聞』第2405号.1998年9月12日.p. 4.
  13. オタ・パヴェル『美しい鹿の死』(千野栄一訳、紀伊國屋書店、2000年)の書評.『週刊読書人』第2334号.2000年5月5日.p. 4.
  14. ミラン・クンデラ『無知』(西永良成訳、集英社、2001年)の書評.時事通信社(配信).2001年4月.
  15. アヴィグドル・ダガン『宮廷の道化師たち』(千野栄一・姫野悦子訳、集英社、2001年)の書評.『図書新聞』第2556号.2001年11月3日.p. 8.
  16. 1998年上半期読書アンケート.『図書新聞』第2400号.1998年8月1日.p. 6.
  17. 2000年度下半期読書アンケート/印象に残った書籍3点.『図書新聞』第2515号.2000年12月23日.p. 6.
  18. 2001年度下半期読書アンケート/印象に残った書籍3点.『図書新聞』第2563号.2001年12月22日.p. 5.
  19. 2001年度上半期読書アンケート/印象に残った書籍3点.『図書新聞』第2544号.2001年8月4日.p. 6.
  20. オンライン書店〈bk1〉.ブックナビゲーターとしての書評.2000年9月〜2002年7月.オンライン書店〈bk1〉(http://www.bk1.co.jp).(芸術書・文学書をおもな対象として126本の書評を執筆した。)
    具体的なタイトルは以下のとおり([書評対象.(「書評見出し」).[アップロード日付]の順])
    1. ジャック・ブロス『世界樹木神話』.藤井史朗・藤田尊潮・善本孝訳.八坂書房,2000年.(「永遠のあこがれの禁断の〈木〉の実──樹木が教えてくれる世界の神話のおもしろさ」).[2000.09.14]
    2. ヤーン・クロス『マルテンス教授の旅立ち』.藤野幸雄訳.勉誠出版,2000年.(「物語が終わるとき教授はどこへ旅立つのだろうか?」).[2000.09.15]
    3. ブレドラグ・マトヴェイェーヴィチ『旧東欧世界──祖国を失った一市民の告白』.土屋良二訳.未来社,2000年.(「〈告白〉によって提示される中・東欧のまぎれもない生の記録」).[2000.09.20]
    4. 周藤芳幸・村田奈々子『ギリシアを知る事典』.東京堂出版,2000年.(「いま流行りの総合格闘技もすでにギリシアで行なわれていた」).[2000.09.23]
    5. 野坂昭如『野坂昭如コレクション1/ベトナム姐ちゃん』.国書刊行会,2000年.(「ベトナム姐ちゃんのリターン」).[2000.09.29]
    6. 池上俊一『万能人とメディチ家の世紀――ルネサンス再考』.講談社,2000年.(「家族をめぐる心地よい裏切り」).[2000.10.06]
    7. ジーン・サーナン『月面に立った男』.浅沼昭子訳.飛鳥新社 ,2000年.(「〈今夜は月を見たら、パパが見えるかしら〉」).[2000.10.10]
    8. ジョゼップ・フォンターナ『鏡のなかのヨーロッパ――歪められた過去』.石立博高・花方寿行訳 .平凡社,2000年.(「日本人はそのむかし白人だったという」).[2000.10.10]
    9. P・G・ボガトゥイリョーフ『呪術・儀礼・俗信――ロシア・カルパチア地方のフォークロア』.千野栄一・松田州二訳.岩波書店,2000年.(「〈ついでに申し上げておけば、教会の教義や儀礼にも訳の判らぬものがけっこうある〉らしい」).[2000.10.11]
    10. 荒俣宏『セクシーガールの起原』.朝日新聞社,2000年.(「いえ、その、わたしもきらいじゃありません」).[2000.10.13]
    11. 金井美恵子『ページをめくる指』.河出書房新社,2000年.(「絵本への愛情あふれる〈大人の読者向きの〉エッセイ集」).[2000.10.16]
    12. 田所清克・伊藤奈希砂(編著)『ブラジル文学事典』.彩流社,2000年.(「充実した内容と固有の特色をあわせもつ野心的な紹介の書」) .[2000.10.17]
    13. アンディ・ウォーホル画『アンディ・ウォーホル――50年代イラストブック』.アイヴァン・ヴァルタニアン監修.新潮社,2000年.(「〈アーティスト〉誕生以前のすてきな絵画やイラストはいかが?」).[2000.10.20]
    14. 岡田朝雄・リンケ珠子『ドイツ文学案内――代表的作家の生涯・主要作品・文学史年表・翻訳文献等の立体的便覧』.朝日出版社,2000年.(「おさえておくべき点が何かを教えてくれる力強い味方」).[2000.10.23]
    15. アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』.加藤光也訳.国書刊行会,2000年.(「奇想天外・荒唐無稽・波瀾万丈のラヴストーリー」).[2000.10.24]
    16. 松浦理英子『裏ヴァージョン』.筑摩書房,2000年.(「〈表〉はどこ?」).[2000.10.25]
    17. 鷲田清一『ことばの顔』.中央公論新社,2000年.(「ことばの感触と現実の手ざわり」).[2000.11.01]
    18. 高山宏『奇想天外・英文学講義』.講談社[選書メチエ],2000年.(「この〈マニエリスト〉、いったいどこまでいくつもりか?」).[2000.11.02]
    19. ノルシュテインとコズロフ/作,ヤルブーソヴァ/絵『きりのなかの はりねずみ』.こじまひろこ/訳.福音館書店,2000年.(「ノルシュテインのファンだけでなく、あらゆるひとにみてもらいたいすてきな絵本」).[2000.11.08]
    20. 牧野富太郎『植物一家言――草と木は天の恵み』.小山鐵夫監修.北隆館,2000年.(「〈女より好きは私の木と花と〉──土佐が生んだ偉大な植物学者、最晩年の随筆集」).[2000.11.09]
    21. ジャン・カナヴァジオ『セルバンテス』.円子千代訳.法政大学出版局,2000年.(「いまあきらかになる〈近代小説の父〉の真の姿」).[2000.11.10]
    22. J・L・ボルヘス『論議』.牛島信明訳.国書刊行会, 2000年.(「無限の変奏──〈ボルヘス〉の到来を予告するエッセイ集」).[2000.11.14]
    23. スティーヴン・カーン『視線』.高山宏訳.研究社,2000年.(「みつめられる女性たちの目はじつに多くのことをわたしたちに語りかけてくる」).[2000.11.20]
    24. フジテレビ仕立屋工場責任編集『Shitateya――あなたのファッション・センス鑑定します!』.角川書店,2000年.(「この秋遂に、あの〈仕立屋工場〉が本になった! いったい何が書かれているというのか!」).[2000.11.27]
    25. 塚原史『人間はなぜ非人間的になれるのか』.筑摩書房,2000年.(「20世紀文化の側面から「人間」という逆説を読み解く刺激的な著作」).[2000.11.28]
    26. ロドリゴ・レイローサ『船の救世主』.杉山晃訳.現代企画室,2000年.(「静かに、そして巧みに描き出される<狂気>の物語」).[2000.11.29]
    27. マシュー・ゲール『ダダとシュルレアリスム』.巖谷國士・塚原史訳.岩波書店,2000年.(「ダダとシュルレアリスムの国際的な拡がりとその歴史的展開をきちんとあとづけた解説書の決定版」).[2000.12.12]
    28. パヴェル・コホウト『プラハの深い夜』.田才益夫訳.早川書房,2000年.(「殺人と和解、あるいはいくつも重なりあう物語の声」).[2000.12.19]
    29. 野坂昭如『野坂昭如コレクション2/骨餓身峠死人葛』.国書刊行会,2000年.(「どんな読み方をしても、このパワーには圧倒されるにきまっている」).[2000.12.20]
    30. ハンス・ビーダーマン『図説世界シンボル事典』.藤代幸一監訳.八坂書房,2000年.(「〈鳩〉は本当に〈平和の象徴〉なのだろうか?」).[2000.12.22]
    31. 米原万里『ガセネッタ&(と)シモネッタ』.文芸春秋,2000年.(「同時通訳ブースから漫才コンビ誕生! あるいはトリオ?」).[2000.12.26]
    32. 大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』.講談社,2000年.(「20世紀最後の傑作」).[2000.12.27]
    33. ヤロスラフ・サイフェルト『J・サイフェルト詩集 新編 ヴィーナスの腕』.飯島周訳.成文社,2000年.(「この艶やかで、やさしい言葉たちのあとをゆっくりと追っていきさえすればよい」).[2001.01.01]
    34. J・M・クッツェー『恥辱』.鴻巣友季子訳.早川書房,2000年.(「硬質なスタイルによって実現される現代のリアリズム小説」).[2001.01.03]
    35. 松本弥『ヒエログリフを書いてみよう読んでみよう――古代エジプト文字への招待』.白水社,2000年.(「これを読めば、気分だけはもう立派なヒエログリフの使い手だ」).[2001.01.05]
    36. ドーン・エイズ『フォトモンタージュ操作と創造――ダダ、構成主義、シュルレアリスムの図像』.岩本憲児訳.フィルムアート社,2000年.(「これでようやくフォトモンタージュについてきちんとした知識を得ることができる」).[2001.01.10]
    37. サーデグ・ヘダーヤト『生埋め――ある狂人の手記より』.石井啓一郎.国書刊行会,2000年.(「20世紀イランを代表する作家の短編小説集」).[2001.01.12]
    38. 井口寿乃『ハンガリー・アヴァンギャルド――MAとモホイ=ナジ』.彩流社,2000年.(「モホイ=ナジをとおして理解する、20世紀前半の中・東欧文化とヨーロッパの芸術」).[2001.01.18]
    39. 赤塚不二夫『ギャグ21世紀――笑劇の未来予測』.祥伝社,2001年.(「積年の恨みを晴らすのだ」).[2001.02.05]
    40. 小林正成・桑原文子編『現代チェコ語日本語辞典』.大学書林,2001年.(「やはり辞書は日本語で読めたほうがいい」).[2001.02.09]
    41. ターハル・ベン=ジェルーン『あやまちの夜』.菊地有子訳.紀伊国屋書店,2000年.(「あらたなる〈魔術師〉の誕生」).[2001.02.11]
    42. リービ英雄『日本語を書く部屋』.岩波書店,2001年.(「問い直される〈言語〉のあり方と作家としての〈アイデンティティ〉の創出」).[2001.02.21]
    43. 野坂昭如『野坂昭如コレクション3/エストリールの夏』.国書刊行会,2001年.(「野坂ワールドの〈はじまりの記憶〉」).[2001.03.04]
    44. J・L・ボルヘス『ボルヘスのイギリス文学講義』.中村健二訳.国書刊行会,2001年.(「ボルヘス先生による最高の〈入門書〉」).[2001.03.11]
    45. ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』.雨沢泰訳.日本放送出版協会,2001年.(「これほど結末をさきに読みたいと思わせる作品もめずらしい」).[2001.03.15]
    46. 堀江敏幸『熊の敷石』.講談社,2001年.(「〈散文的〉で申し訳ありませんが」).[2001.03.15]
    47. 多木浩二『20世紀の精神 書物の伝えるもの』.平凡社,2001年.(「書物をとおして〈世界を考える〉きっかけ」).[2001.03.18]
    48. 鶴岡真弓『装飾の神話学』.河出書房新社,2000年.(「精神文化は細部に宿る」).[2001.03.25]
    49. 竹下節子『からくり人形の夢――人間・機械・近代ヨーロッパ』.岩波書店,2001年.(「ひとはからくり人形にどんな夢をみるのか?」).[2001.03.26]
    50. 伊東孝之ほか監修『東欧を知る事典』.平凡社,2001年.(「もしこの方面に明るくないのなら、かならず一度はこれでしらべてみるべきだ」).[2001.03.29]
    51. 渋谷章『牧野富太郎――私は草木の精である』.平凡社,2001年.(「〈天才〉とはどのようなものかを知るに格好の一冊」).[2001.03.30]
    52. ユーリー・ノルシュテイン/原案,フランチェスカ・ヤールブソヴァ/絵『アオサギとツル(ダーリ採集によるロシア民話より)』.こじまひろこ訳.未知谷,2001年.(「眺めていればいるほど、その絵も、そしてその物語も味わい深くなってくる」).[2001.03.31]
    53. レイナルド・アレナス『ハバナへの旅』.安藤哲行訳.現代企画室,2001年.(「これによってフィクションの書き手としての本当の姿がみえてくるだろう」).[2001.04.04]
    54. ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフ短篇全集1』.諌早勇一ほか訳.作品社,2001年.(「〈ナボコフ〉を読む楽しみ、〈形式〉にふれるおもしろさ」).[2001.04.08]
    55. 早稲田みか/文,チョマ・ゲルゲイ/写真『図説ブダペスト都市物語』.河出書房新社,2001年.(「こに浮かび上がるブダペストはなんと魅力的なことか」).[2001.04.10]
    56. 藤沢道郎『メディチ家はなぜ栄えたか』.講談社,2001年.(「コジモ・デ・メディチはなんと抜け目なく立ち回っていたことか」).[2001.04.16]
    57. 野崎歓『ジャン・ルノワール――越境する映画』.青土社,2001年.(「あの〈大騒ぎ〉がたまらない」).[2001.04.20]
    58. 内田樹『ためらいの倫理学――戦争・性・物語』.冬弓舎,2001年.(「反省のひとのしたたかな〈とほほ〉」).[2001.04.27]
    59. J・L・ボルヘス『無限の言語――初期評論集』.旦敬介訳.国書刊行会,2001年.(「ときには、あのボルヘスが、と思わせることすらある〈初期〉評論集」).[2001.05.04]
    60. 後藤繁雄『彼女たちは小説を書く』.メタローグ,2001年.(「〈物語〉をめぐるインタヴュー集――いまをときめく8人の〈女性〉作家たち」).[2001.05.09]
    61. アンナ・パヴォード『チューリップ――ヨーロッパを狂わせた花の歴史』.白幡節子訳.大修館書店,2001年.(「17世紀のオランダで〈ブレイク〉したチューリップがブレイクした」).[2001.05.22]
    62. 鹿島茂『文学は別解で行こう』.白水社,2001年.(「『八十日間世界一周』の主人公は〈紙幣〉で、ワーグナーは〈株式会社〉だったらしい」).[2001.05.27]
    63. 水野忠夫『ロシア文化ノート』.南雲堂フェニックス,2001年.(「〈ロシア文化〉にたいする視野をぐっと広げてくれる豊富な引き出し」).[2001.05.30]
    64. 三浦篤『まなざしのレッスン1――西洋伝統絵画』 .東京大学出版会,2001年.(「右は天国、左は地獄――イメージの読み解き方、教えます」).[2001.06.01]
    65. エミリオ・ルッス『戦場の一年』.柴野均訳.白水社,2001年.(「戦場の思い出のなかで浮かび上がる登場人物たちの胸を打つ姿」).[2001.06.02]
    66. 荒川洋治『文学が好き』.旬報社,2001年.(「そういわれても……〈ちょっと困ってしまう〉エッセイ集」).[2001.06.08]
    67. 松浦寿輝『官能の哲学』.岩波書店,2001年.(「〈揺らぎ〉がもたらす豊饒さと生気」).[2001.06.09]
    68. 平出隆『葉書でドナルド・エヴァンズに』.作品社,2001年.(「切手づくりをとおして想像の国々を旅すること、あるいは架空の切手で送られる詩人の葉書」).[2001.06.13]
    69. アレホ・カルペンティエール『春の祭典』.柳原孝敦訳.国書刊行会,2001年.(「きわめて〈政治的〉小説が身にまとう見事な〈文化的〉装い」).[2001.06.23]
    70. ギュンター・グラス『私の一世紀』.林睦實・岩淵達治訳.早稲田大学出版部,2001年.(「20世紀の歴史を1年ごとにたどっていく100の〈私〉の物語」).[2001.06.28]
    71. 鹿島茂『ギュスターヴ・モロー――絵の具で描かれたデカダン文学』.六耀社,2001年.(「〈サロメ〉とともにみいだされたモローの〈文学的〉な芸術世界の魅力を解き明かす」).[2001.07.14]
    72. 野崎歓『フランス小説の扉』.白水社,2001年.(「フランス小説への興味を呼び起こさずにはいない、フランス小説への賛辞としての書物」).[2001.06.30]
    73. ジョゼ・サラマーゴ『あらゆる名前』.星野祐子訳.彩流社,2001年.(「〈あらゆる名前〉とは、誰でもない者の名前、つまりは無名ということなのだろうか」).[2001.07.10]
    74. 佐藤亜紀『バルタザールの遍歴』.文藝春秋,2001年.(「ひとつの身体を共有する双子、ふたりはどのように転落し、どのように復讐を遂げたのか」).[2001.07.18]
    75. ミシェル・ドヴァシュテール『ヒエログリフの謎をとく――天才シャンポリオン 苦闘の生涯』.吉村作治監修.遠藤ゆかり訳.創元社,2001年.(「ヒエログリフを解読したシャンポリオンは果たしてどんな生涯を送ったのか?」).[2001.07.24]
    76. スワヴォーミル・ムロージェク『所長――ムロージェク短篇集』.芝田文乃訳.未知谷,2001年.(「人間社会の現実や仕組みをグロテスクに誇張し、その愚かさや滑稽さをあばくことから生まれる笑い」).[2001.07.31]
    77. 山本容子『山本容子プラハ旅日記』.文化出版局,2001年.(「この本には、この〈プラハ〉には、きっと何人もの人びとが愛情をもってかかわっているのだろう」).[2001.08.07]
    78. オクタビオ・パス『弓と竪琴』.牛島信明訳.筑摩書房,2001年.(「ノーベル賞詩人オクタビオ・パスが20世紀半ばに著わした、途方もなくスケールの大きな詩論」).[2001.08.28]
    79. ロイ・ヴィカリー編『イギリス植物民俗事典』.奥本裕昭訳.八坂書房,2001年.(「植物もイギリスもますます好きになる、楽しい読み物がぎっしり詰まった事典」).[2001.08.11]
    80. スティーヴン・ロジャー・フィッシャー『ことばの歴史――アリのことばからインターネットのことばまで』.鈴木晶訳.研究社,2001年.(「人類にとっての〈ことば〉の来し方行く末を壮大なスケールで語る一冊」).[2001.08.25]
    81. ミラン・クンデラ『生は彼方に』.西永良成訳.早川書房,2001年.(「クンデラの小説家としての特質を映し出す、詩人が主人公の反‐教養小説」).[2001.08.30]
    82. 米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』.角川書店,2001年.(「あの3人はいまどこで何を?――3つの物語が映し出す〈現実〉には心を動かされずにはいないだろう」).[2001.08.31]
    83. 鹿島茂『人獣戯画の美術史』.ポーラ文化研究所,2001年.(「人間はみずからを重ね合わせながら、どんなふうに動物を表現してきたのか」).[2001.08.29]
    84. 武田雅哉『新千年図像晩会』.作品社,2001年.(「〈図像〉にあらわれたキッチュなところ、おかしなところを、愛情をもって笑ってしまおう」).[2001.09.07]
    85. ヴィーリ・ミリマノフ『ロシア・アヴァンギャルドと20世紀の美的革命』.桑野隆訳.未来社,2001年.(「同時代の西欧の美術を視野に入れ、多数の図版を参照しながらロシア・アヴァンギャルド〈運動〉をとらえる」).[2001.09.12]
    86. ジョゼ・サラマーゴ『見知らぬ島への扉』.アーティストハウス,黒木三世訳.2001年.(「たしかに〈自分を探す旅〉には出るのだけれど、そのまえに……」).[2001.09.14]
    87. 野々山真輝帆編『ラテンアメリカ短編集――モデルニズモから魔術的レアリズモまで』.彩流社,2001年.(「生と死の、あるいはこの世とあの世の境い目に立ち現われる幻影ないし幻覚を描く13編」).[2001.09.20]
    88. パスカル・キニャール『ローマのテラス』.高橋啓訳,青土社.2001年.(「繊細なことばにそなわった〈緩やかさ〉」).[2001.09.26]
    89. 米原万里『真夜中の太陽』.中央公論新社,2001年.(「ストレートな主張はじつに小気味よく、個々のことがらについて、とても多くのことを教えられる」).[2001.10.06]
    90. フセヴォロド・メイエルホリド『メイエルホリド・ベストセレクション』.桑野隆・浦雅春ほか訳.作品社,2001年.(「芸術とその周辺にかんする諸問題を考えるさいにも役立つロシア・アヴァンギャルドの代表的演出家の言葉」).[2001.10.23]
    91. 清水徹『書物について その形而下学と形而上学』.岩波書店,2001年.(「深い愛情とともに問い直される〈もの〉としての書物とその歴史」).[2001.10.26]
    92. 長沢武『植物民俗』.法政大学出版局,2001年.(「自給自足の暮らしから生まれた植物利用の貴重な知識が満載」).[2001.10.31]
    93. 谷田博幸著『図説ヴィクトリア朝百貨事典』.河出書房新社,2001年.(「生き返ったら紐をひっぱればよい、という柩をつくって大英帝国勲功章、ところが……」).[2001.11.02]
    94. 西川正雄〔ほか〕編『角川世界史辞典』.角川書店,2001年.(「この分野ではスタンダードな辞典として役立っていくことは疑いようがない」).[2001.11.03]
    95. アルフォンス・ミュシャ画,ミュシャ・リミテッド編『アルフォンス・ミュシャ――波乱の生涯と芸術』.島田紀夫監訳.講談社,2001年.(「ミュシャはもちろん、アール・ヌーヴォー全般に関心のある場合でも、ぜひとも手許に置いておきたい」).[2001.11.06]
    96. クロード・シモン『ファルサロスの戦い』.菅野昭正訳.白水社,2001年.(「どれほど大きな文学の可能性がシモンによって切り開かれていることか」).[2001.11.06]
    97. カール・シファキス『詐欺とペテンの大百科』.鶴田文訳.青土社,2001年.(「思わず感心してしまう〈悪ふざけと詐欺〉の実例の壮大なコレクション」).[2001.11.09]
    98. 滝本誠『きれいな猟奇――映画のアウトサイド From Lynch to Thompson』.平凡社,2001年.(「〈死のアート〉に美をみいだす感性をポジティヴに生きること、その思い切りのよさがもたらす真実」).[2001.11.10]
    99. 種村季弘・赤瀬川原平・高柳篤『図説アイ・トリック――遊びの百科全書』.河出書房新社,2001年.(「わたしたちがどれほどものが〈みえていないか〉」).[2001.11.29]
    100. ジョルジェ・アマード『カカオ』.田所清克訳.彩流社,2001年.(「〈プロレタリア小説〉に描かれた〈かなわぬ恋の物語〉」).[2001.11.30]
    101. 淀川長治・佐藤有一『ビデオで観たい名画200選』.清流出版,2001年.(「1作品につき20円は決して高くはないはずだ」).[2001.12.05]
    102. デイヴィッド・ヒューズ『キューブリック全書』.内山一樹・江口浩・荒尾信子訳.フィルムアート社,2001年.(「『バリー・リンドン』用に開発されたキャメラでフォルマンは『アマデウス』を撮影したかったのだという」).[2001.12.06]
    103. カレル・チャペック『ポケットから出てきたミステリー』.田才益夫訳.晶文社,2001年.(「輪舞のようにつづいていく、犯罪をめぐる奇想天外な物語集」).[2001.12.13]
    104. 遠山純生編『映画監督の未映像化プロジェクト』.エスクァイア・マガジン・ジャパン,2001年.(「いまとなっては〈もし〉でしか語ることのできない映画の何か」).[2001.12.27]
    105. 今福龍太『ここではない場所 イマージュの回廊へ』.岩波書店,2002年.(「〈ここ〉にいることによって、〈ここではない場所〉への想像力が喚起される〈意識の旅〉」).[2002.02.08]
    106. 若島正.『乱視読者の帰還』.みすず書房,2001年.(「ある敬虔な信徒の冒涜的な悪ふざけ」).[2002.02.21]
    107. ヤロスラフ・ハシェク.『不埒な人たち――ハシェク風刺短編集』.飯島周訳.平凡社,2001年.(「ブラックユーモアに与太話、おおいに笑わせてくれる愉快な短編集」).[2002.02.23]
    108. 沼野充義『W文学の世紀へ 境界を越える日本語文学』.五柳書院,2001年.(「〈日本語文学〉とは、あるいは〈世界文学〉とは、本来どのようにとらえるべきものなのか」).[2002.02.27]
    109. V・S・ナイポール『神秘な指圧師』.永川玲二・大工原弥太郎訳.草思社,2002年.(「2001年にノーベル文学賞を受賞したV・S・ナイポールのデビュー作」).[2002.03.13] 
    110. サルマン・ラシュディ『ハルーンとお話の海』.青山南訳.国書刊行会,2002年.(「ストーリー展開の妙技とすっとぼけたユーモアが堪能できる、おもしろおかしい“お話”」).[2002.03.14]
    111. 中野美代子『肉麻図譜――中国春画論序説』.作品社,2002年.(「スゴイし、オモロイし……、でも電車のなかで読んではいけません、というか、読めません」).[2002.03.27]
    112. 鈴木正美『言葉の建築術――マンデリシュターム研究1』.群像社,2001年.(「モノグラフの賭け」).[2002.04.02]
    113. ホルヘ・ルイス・ボルヘス『ボルヘス、文学を語る――詩的なるものをめぐって』.鼓直訳.岩波書店,2002年.(「こうしてわたしたちはまたボルヘスを読むためにボルヘスを読むのだ」).[2002.04.12]
    114. ファジリ・イスカンデル『チェゲムのサンドロおじさん』.浦雅春・安岡治子訳.国書刊行会,2002年.(「著者の豊かな想像力と筆力、人物造形の見事さと物語構成の巧妙さ、そのまえではスターリンでさえ……」).[2002.04.18]
    115. 沼野充義『亡命文学論――徹夜の塊』.作品社,2002年.(「〈亡命文学〉という、なおざりにされてきた領域を踏査するようにという誘い」).[2002.04.19]
    116. G・ガルシア=マルケス『物語の作り方――ガルシア=マルケスのシナリオ教室』.木村栄一訳.岩波書店,2002年.(「いくつもの楽しみ方がある実践的な〈物語〉の本」).[2002.05.08]
    117. マルチェロ・マストロヤンニ『マストロヤンニ自伝――わが映画人生を語る』.アンナ=マリア・タトー編.押場靖志訳.小学館,2002年.(「愛すべき映画俳優が語るステキな思い出の数々」).[2002.05.09]
    118. 小池寿子『描かれた身体』.青土社,2002年.(「ともに歩むことが読者にとって大きな刺激となりうる〈身体遍歴〉の記録」).[2002.05.10]
    119. レイナルド・アレナス『夜明け前のセレスティーノ』.安藤哲行訳.国書刊行会,2002年.(「描かれている世界、こわれてる。だから、いい。」).[2002.05.11]
    120. 飯島洋一『現代建築・アウシュヴィッツ以後』.青土社,2002年.(「片道だけの満員列車が通り過ぎたあと、いったい何がつくられてきたのか」).[2002.05.16]
    121. 佐久間康夫・中野葉子・太田雅孝編著『概説イギリス文化史』.ミネルヴァ書房,2002年.(「イギリス文化にふれたい者はまず最初にこれを読めばいい」).[2002.05.17]
    122. 町山智浩・柳下毅一郎『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』.洋泉社,2002年.(「映画芸術への冒涜だ!」).[2002.05.21]
    123. スティーヴン・ローウェンスタイン編『マイ・ファースト・ムービー――私はデビュー作をこうして撮った』.宮本高晴訳.フィルムアート社,2002年.(「デビュー作についてうれしそうに語る映画監督たち――映画ファンならこれを読まない手はないだろう」).[2002.05.28]
    124. フランク・トーマス,オーリー・ジョンストン『生命を吹き込む魔法』.高畑勲,大塚康生,邦子・大久保・トーマス日本語版監修.スタジオジブリ訳.徳間書店スタジオジブリ事業本部,2002年.(「〈ディズニー・スタイル〉はだれが、どうやってつくってきたのか。その歴史を伝える記念碑的著作」).[2002.05.31]
    125. マルク・ドンデ『タチ――「ぼくの伯父さん」ジャック・タチの真実』.佐々木秀一訳.国書刊行会,2002年.(「ジャック・タチはどれほど〈伯父さん〉とはちがった人物だったのか」).[2002.06.19]
    126. 高山宏『エクスタシー』.松柏社,2002年.(「どんな〈知〉の〈劇場〉を演出するのか、それはわたしたちの問題でもある」).[2002.07.03]
  21. カレル・チャペック『カレル・チャペックの愛の手紙』(田才益夫訳、青土社、2006年)の書評.『文學界』第60巻第10号.2006年10月.pp. 270-272.
  22. 加藤有子『ブルーノ・シュルツ──目から手へ』(水声社、2012年)の書評.『週刊読書人』第2943号.2012年6月15日.p. 5.
  23. ボフミル・フラバル『厳重に監視された列車』(飯島周訳、松籟社、2012年)の書評.『週刊読書人』第2965号.2012年11月16号.p. 5.
  24. ラジスラフ・フクス『火葬人』(阿部賢一訳、松籟社、2013年)の書評.共同通信社(配信).2013年3月.
  25. ラジスラフ・フクス『火葬人』の書評.『週刊読書人』第2982号.2013年3月22日.p. 5.
  26. 「米原万里ブックガイド」のうち8冊(『不実な美女か貞淑な醜女か』、『ガセネッタ&シモネッタ』、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』、『真夜中の太陽』、『オリガ・モリソヴナの反語法』、『真昼の星空』、『打ちのめされるようなすごい本』、『言葉を育てる 米原万里対談集』)担当.『文藝別冊 米原万里──真夜中の太陽は輝き続ける』(KAWADE夢ムック).河出書房新社.2017年8月.pp. 227-228, 229-230, 230-231, 231, 233-234, 234, 236-237, 239-240.
  27. ローベル柊子『ミラン・クンデラにおけるナルシスの悲喜劇』(成文社、2018年)の書評.『図書新聞』第3356号.2018年6月23日. p. 5.


【その他/翻訳(単行本以外)】

  1. フランソワ・リカール「この遺産はまだ相続が可能なのか」[原文:フランス語].『へるめす』第54号.1995年3月.pp. 81-84.
  2. ミラン・クンデラ「レオシュ・ヤナーチェク『草かげの小径にて』(CD)の解説」[原文:フランス語].キング・インターナショナル/KKCC306.1995年4月.
  3. ミラン・クンデラ「道化の箱舟」[原文:フランス語].『ユリイカ』第27号第9号.1995年8月.pp. 84-87.
  4. エリカ・マン「カレル・チャペックとの最後の会話」[原文:英語].『ユリイカ』第27巻第12号.1995年11月.pp. 188-191.
  5. 「シュワンクマイエルとアニメーション──アニメーションは魔術の現代的なかたち」[原文:チェコ語・英語].『夜想34』.1998年7月.pp. 68-83.
  6. ヤン・シュヴァンクマイエル「『ファウスト』の脚本に寄せて」[原文:英語].『YASO2-:+』第0号.2001年4月.p. 57.
  7. フランチシェク・ドリイェ「決定的な出逢い」[原文:チェコ語].『YASO2-:+』第0号.2001年4月.pp. 58-67.
  8. フランチシェク・ドリイェ「想像力」[原文:チェコ語].『YASO2-:+』第0号.2001年4月.pp. 117-127.
  9. 「アート・アニメーションの歩み」(このうちブルース・ホウルマン『映画における人形アニメーション』にもとづく部分)[原文:英語].『アートアニメーションの素晴しき世界』.2002年6月.pp. 46-94.
  10. マヤ・ブテイユ,ジョルジュ・ヘク「シュヴァンクマイエルとの対話」[原文:フランス語].『アートアニメーションの素晴しき世界』.2002年6月.pp. 102-106.
  11. ニック・ウォドリー「ブラザーズ・クエイとの対話」[原文:英語].『アートアニメーションの素晴しき世界』.2002年6月.pp. 130-134.
  12. カレル・タイゲ「モダンなタイポグラフィ」[原文:チェコ語].「チャペック兄弟とチェコ・アヴァンギャルド」展/カタログ.神奈川県立近代美術館.2002年9月.pp.229-236.
  13. アファグ・マスード「雀」英語からの重訳(原文はアゼルバイジャン語).『新潮』通巻1200号.2005年1月.pp. 56-63.


【その他/事典項目】

  1. 『大事典・ナビックス』.講談社.1997年11月.担当個所:中欧・東欧(チェコ・スロヴァキア・ハンガリー・ルーマニア・旧ユーゴ・ブルガリア・アルバニア)の作家約80人の項目.
  2. 『エンカルタ百科事典99』(CD-ROM百科事典).マイクロソフト.1998年.担当個所:「クンデラ」「シュトルム」「ニュー・クリティシズム」「ハヴェル」「ハシェク」「バシュラール」「ロシア・フォルマリズム」「ムージル」「幻想文学」「古典主義」.
  3. 「文学小事典」.『週刊朝日百科/世界の文学──もう一つのヨーロッパを求めて』第78号.2001年1月.担当個所:「イヴァン・クリーマ」、「コンラード・ジェルジュ」、「ズビグニェフ・ヘルベルト」、「ボフミル・フラバル」.pp. 5-254〜5-256.


【その他/講演・トークイベント】

  1. 講演「ホンザ(シュヴァンクマイエル)とチェコ・シュルレアリスム」.ホンザ同盟・第2回例会.gallery + card「CAFE SAPANA」(西荻窪).1998年2月20日.
  2. トーク・イベント「シュヴァンクマイエル映画祭2004」.対談者:ペトル・ホリー.シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷). 2004年8月7日.
  3. 公開講座「対談/チェコアニメを語る」.対談者:ペトル・ホリー.朝日カルチャーセンター(東京・新宿). 2005年6月11日.
  4. トーク・イベント「チェコ・アート・アニメーションの世界」.対談相手:辻直之.アップリンク・ファクトリー(渋谷). 2005年10月17、19日.(その後活字化し、「チェコ・アート・アニメーションの世界」として『「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」[アニメーション文化研究プロジェクト 2005-2007]研究成果報告論集』[2007年7月]に収める[pp. 173-188]。)
  5. 講演「転換期に啓く才能──チェコのアートの場合」.東京都現代美術館.2006年1月28日.第35回MOT講座シリーズ「転換期の中東欧をもっと知りたい!」のなかの1回.
  6. 講演「シュヴァンクマイエルの正しい見方・楽しみ方」.新潟大学.第2回「新潟大学人文学部連続講演会──奏でる、綴る、知の広場」.2006年1月12日.
  7. シンポジウム「前衛とネットワーク──非公式芸術の扉を開く」.新潟県民会館小ホール.2006年11月23日.(科学研究費補助金・基盤研究(C)「ロシア・中欧における非公式芸術の総合的研究」プロジェクト (研究分担者として参加)の一環であり、新潟大学人文学部主催の新潟大学人文学部連続講演会の1回でもある。)
  8. 「文化産業としてのアート・アニメーションについて」.[ヨーロッパのアニメーションの普及に貢献している編集者と配給会社担当者の公開インタビュー] 世界史研究所(会議室).2006年12月2日.(その後活字化し、『「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」(アニメーション文化研究プロジェクト 2005-2007)研究成果報告論集』.2007年7月.pp. 189-211.
  9. 「JUNKU 連続トークセッション」.ジュンク堂書店(池袋本店).2007年1月25日.
  10. 「七月の夜──ブルーノ・シュルツ祭」の「討議」に参加.東京大学・本郷キャンパス.主催:東京大学文学部現代文芸論研究室.2009年7月20日.
  11. 映画『緑子』(黒坂圭太監督)、上映後のゲストトーク.アップリンクX.2011年9月25日.
  12. 講演「夜のポエティズム──赤塚若樹のアニメーション講座」アップリンク・ファクトリー(東京・渋谷).日本に紹介されていない現代のアニメーションと実験的映像にかんする連続講演。
  13. テーマと開催日は以下のとおり──
    1. 第1回(ノンテーマ),2006年4月27日.
    2. 第2回(ノンテーマ),2006年6月5日.
    3. 第3回「ダンス」,2006年7月22日.
    4. 第4回「シュヴァンクマイエル」,2006年9月3日.
    5. 第5回「ブラザーズ・クエイはどんなアニメーションがお好き?」(カリスマ的アニメーション作家ブラザーズ・クエイに影響をあたえたアニメーション作品について),2006年10月14日.
    6. 第6回「テリー・ギリアムはどんなアニメーションがお好き?」(ギリアム監督に影響をあたえたアニメーション作品について,2006年11月11日.
    7. 第7回「粘土の鉄人」(クレイ・アニメーションについて),2006年12月9日.
    8. 第8回「バウアーズって誰?」(チャップリンと同時代のアメリカの喜劇俳優であり、先駆的なアニメーション作家でもあるチャーリー・バウアーズについて),2007年1月13日.
    9. 第9回「粘土の鉄人 Part 2 そして……」(クレイ・アニメーションとそれに関連するアニメーション作品について),2007年2月10日.
    10. 第10回(ノンテーマ──現代のアニメーション全般について),2007年3月10日.
    11. 第11回「1年のまとめ、だけでなく」(イベント1周年にさいして、過去10回のまとめと、もっとも反響の大きかったクレイ・アニメーション作家について),2007年4月14日.
    12. 第12回(ノンテーマ──おもに切り絵とコラージュのアニメーションについて),2007年5月12日.
    13. 第13回「へんなカートゥーン」(アメリカのカートゥーン映画の表現とその特質を文化的な背景について),2007年6月9日.
    14. 第14回「かわいいだけじゃないロシア・アニメーション」(ダークな側面に注目しながらロシアのアニメーションについて),2007年7月14日.
    15. 第15回「お色気カートゥーン、R指定?」(アメリカのカートゥーン映画の表現とその特質について),2007年8月11日.
    16. 第16回「ブラザーズ・クエイの映像美に迫る!?」(第5回で取り上げたブラザーズ・クエイの作品について、「光」と「音」に注目して),2007年9月8日.
    17. 第17回「やっぱりイギリスでしょう?」(比較的新しいイギリス産のアニメーション作品について),2007年10月13日.
    18. 第18回「ポーランドもすごい」(ポーランド・アニメーションについて、第1回),2007年11月10日.
    19. 第19回「おもしろいぞポーランド」(ポーランド・アニメーションについて、第2回),2007年12月8日.
    20. 第20回「どこまでいくかポーランド」(ポーランド・アニメーションについて、第3回),2008年1月12日.
    21. 第21回「これもポーランド?」(前半:ポーランド・アニメーションについて、第4弾、後半:ロッテルダム映画祭のレポート),2008年2月9日.
    22. 第22回「中・東欧あたり、たぶん1回目」(ひろく中・東欧のアニメーション作品について),2008年3月8日.
    23. 第23回「中・東欧あたり、とりあえず2回目」(中・東欧アニメーションについて),2008年4月8日.
    24. 第24回「中・東欧あたり、やっぱり3回目」(中・東欧アニメーションについて),2008年5月10日.
    25. 第25回(ノンテーマ──世界のアニメーション作品ついて),2008年6月14日.
    26. 第26回(ノンテーマ──世界のアニメーション作品ついて),2008年7月12日.
    27. 第27回「オランダも元気みたい。」(オランダのアニメーションについて),2008年9月13日.
    28. 第28回「戦時中のプロパガンダ・アニメーション、その1」,2008年10月11日.
    29. 第29回「戦時中のプロパガンダ・アニメーション、その2(カートゥーン編)」,2008年11月8日.
    30. 第30回(観客のアンケートにもとづく過去20回[第11回以後]の総集編),2008年12月13日.
    31. 第31回(ノンテーマ──世界のさまざまなアニメーション作品について),2009年2月14日.
    32. 第32回「フランスとその古いCM」,2009年3月14日.
    33. 第33回(ノンテーマ──前半:ドイツの作家について、後半:ニューヨークのインディーズを中心とするアメリカの作家たち),2009年4月11日.
    34. 第34回「ロシア・アニメーション Part 2」,2009年6月6日.
    35. 第35回「今夏のホラーは処女の生き血でかわいくキメちゃえ!!」(前半:ニューヨークのインディーズについて、後半:スロヴァキア・アニメーションの創立者とも目されるヴィクトル・クバルの長編について),2009年7月11日.
    36. 第36回「伝説の作家ふたたび」(第8回に題材としたチャーリー・バウアーズについてふたたび),2009年9月12日.
    37. 第37回「「ロシア革命アニメーション」DVD-BOX発売記念」,2009年10月10日.
    38. 第38回(ノンテーマ──世界のアニメーション作品ついて),2010年2月13日.
    39. 第39回(ノンテーマ──世界のアニメーション作品ついて),2010年3月13日.
    40. 第40回(総集編プラスアルファ),2010年10月30日.
    41. 第41回「黒坂圭太を徹底解剖する」,2011年12月17日.
  14. DIR EN GREY×黒坂圭太『輪郭』上映&トークライブ.アップリンク・ファクトリー(東京・渋谷).2013年6月2日.
  15. 映画『緑子』(黒坂圭太監督)、上映後のゲストトーク.アップリンクROOM.2013年12月23日.
  16. 黒坂圭太「少女ヴァレリエ展」(『少女ヴァレリエと不思議な一週間』刊行記念),会期中イベント「黒坂圭太と少女ヴァレリエ」のトークショーに出演.ポレポレ坐(東京・東中野).2015年2月20日.
  17. 「古川タク インタビュー「僕は今でも前衛だ!」」.『ラッピーニュース』(広島国際アニメーションフェシティバル フェスティバル日報)第4号(2016年8月21日).p. 4.(PDF)
  18. 「黒坂圭太‐不定形なドローイング 映像作品「不定形シリーズ」をめぐる対話」(トークの相手として出演)、シアターカフェ(名古屋)、2018年2月18日.
  19. スペシャル・トーク「クエイ兄弟の夢の世界」(「ふたりの好きなもの」と題する講演とトーク).岡崎市美術博物館、2018年5月6日.展覧会「クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム」関連イベント.


【その他/その他】

  1. 「フィリップ・ロスとブルーノ・シュルツが到着しました」.(「リレー・エッセイ」)成文社ホームページ.1997年8月1日.http://www.seibunsha.net/essay/essay07.html
  2. 『日本経済新聞』土曜版「NIKKEIプラス1」にコメントを寄せる.(「知的探求」欄の特集「共感呼ぶアートアニメの魅力」)『日本経新聞』.2003年2月22日付.
  3. 「チェコ映画祭2003」.字幕翻訳協力.
  4. 『Japanese Book News』43(Spring 2005)のために、新刊書6冊の内容紹介文の執筆.国際交流基金.2005年3月1日.
  5. 『Japanese Book News』44(Summer 2005)のために、新刊書4冊の内容紹介文の執筆.国際交流基金.2005年6月1日.
  6. 展覧会「転換期の作法──ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」のカタログに「学術協力」.2005年8月から.国立国際美術館(大阪・中ノ島)、広島市現代美術館、東京都現代美術館.
  7. 『Japanese Book News』45(Fall 2005)のために、新刊書6冊の内容紹介文の執筆.国際交流基金.2005年9月1日.
  8. 『Japanese Book News』46(Winter 2005)のために、新刊書2冊の内容紹介文の執筆.国際交流基金.2005年12月1日.
  9. 国際交流基金〈出版・翻訳協力プログラム〉「推薦著作リスト」のために、9冊の内容紹介文の執筆.国際交流基金.2005年.
  10. サントリー文化財団研究助成「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」(アニメーション文化研究プロジェクト 2005-2007)第1回研究会合の主催および司会進行.首都大学東京南大沢キャンパス.2005年12月17日.
  11. 同研究プロジェクト第2回研究会合の主催および司会進行.「世界史研究所」会議室(東京・渋谷).2006年3月26日.
  12. 同研究プロジェクト第3回研究会合の主催および司会進行.「世界史研究所」会議室(東京・渋谷).2006年9月30日.
  13. 同研究プロジェクト第4回研究会合の主催および司会進行.「世界史研究所」会議室(東京・渋谷).2006年10月28日.
  14. 同研究プロジェクト第5回研究会合の主催および司会進行.「世界史研究所」会議室(東京・渋谷).2006年12月2日.
  15. 同研究プロジェクト第6回研究会合の主催および司会進行.「世界史研究所」会議室(東京・渋谷).2007年3月17日.
  16. 同研究プロジェクトの研究成果報告論集の編集.サントリー文化財団 2005年度および2006年度 人文科学、社会科学に関する研究助成「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」(アニメーション文化研究プロジェクト 2005-2007)研究成果報告論集.2007年7月.
  17. 『AERA』の映画記事「21世紀によみがえる旧ソ連の『洗脳』アニメ──『赤い』のが楽しめる訳」に取材協力し、コメントを寄せた.朝日新聞WEEKLY『AERA』第22巻第26号.2009年6月15日号.
  18. 『PHASES』第1号の編集.大学の所属学科が発行する雑誌『PHASES』(ファーズ)を企画・編集.首都大学東京 大学院人文科学研究科 表象文化論分野.2011年1月.
  19. 「横井一江のジャズ・ピクチャレスク」(著書『アヴァンギャルド・ジャズ──ヨーロッパ・フリーの軌跡』出版記念イベント)の司会.アップリンク・ファクトリー(東京・渋谷).2011年6月5日.
  20. 『PHASES』第2号の編集. 2011年12月刊行.
  21. 『PHASES』第3号の編集. 2012年12月刊行.
  22. 『PHASES』第4号の編集. 2013年11月刊行.
  23. 『PHASES』第5号の編集. 2014年11月刊行.
  24. 第16回広島国際アニメーションフェスティバル 『ラッピーニュース』(フェスティバル日報)の編集担当.2016年8月.
  25. Lumen Cinematheque Vol. 008「黒坂圭太 全仕事」(Lumen gallery, galleryMain[京都].2016年12月13-18日)のチラシとカタログにコメントを寄せた。
  26. 「小説という芸術形式のさまざまな特質や問題の研究」(「ヨーロッパ文学」を学べる大学の紹介として).河合塾 みらいぶプラス・みらいぶっく.2021年1月.https://miraibook.jp/researcher/685


【外部研究資金獲得/科学研究費補助金(研究代表者のみ)】

  1. 基盤研究(C)(一般) 研究課題「20世紀チェコの視覚的想像力にかんする総合的研究」.2007〜2009年度.研究課題番号:19520242 
  2. 基盤研究(C)(一般) 研究課題「20世紀チェコの視覚芸術における文学的想像力のはたらきと意味」.2010〜2013年度.研究課題番号:22520322 
  3. 基盤研究(C)(一般) 研究課題「「正常化」時代のチェコスロヴァキアにおけるジャズ・セクションの活動について」.2014〜2017年度.研究課題番号:26370390 


【外部研究資金獲得/その他(研究代表者のみ)】

  1. サントリー文化財団人文科学、社会科学に関する研究助成.研究課題「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」.2005年度.
  2. サントリー文化財団人文科学、社会科学に関する研究助成.研究課題「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」.2006年度.



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