| シリアル番号 | 746 |
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書名 |
ローマ人の物語 XIV キリストの勝利 |
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著者 |
塩野七生 |
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出版社 |
新潮社 |
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ジャンル |
歴史 |
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発行日 |
2005/12/30発行 |
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購入日 |
2006/1/20 |
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評価 |
優 |
野沢温泉スキー帰りにKKRでの山木会に立ち寄った時、丸善にて求む。
コンスタンチヌスの子である皇帝コンスタンティウス、皇帝ユリアヌス、司教アンブロシウス時代を描く。
キリスト教がローマを侵食してゆく様がビビッドに描かれて、このシリーズ物のなかでユリウス・カエサルの巻につぐ功著と思う。特にキリスト教が権力者・行政官により利用されて始めて社会の基幹になってゆく様は皮肉といわねばならない。