- 今回は4人グループだった。
- 2台に増発された始発のヤビツ峠行きバスは満員だった。終点でバスを下車し準備体操をして体を温めてから出発した。
- 舗装路をしばらく下り、登り返すと登山口に着いた。最初は階段の登りだった。杉植林が多かったものの所々で紅葉がきれいだった。
- 良い天気で二ノ塔への登りで振り返ると大山がくっきりと見えた。二ノ塔までで少し汗をかいた。二ノ塔からの富士山は雲の中だった。
- 三ノ塔では大勢が休んでいた。次第に曇ってきた。まだ伊豆大島は見えたものの塔ノ岳山頂には雲がかかりそうだった。烏尾山へは急な下りの後、木道の登り返しだった。
- 行者ヶ岳の先で鎖場を慎重に通過した。すれ違いが多くなってきた。冷たい風の音が大きくなってきた。鎖場の後はヤセ尾根の登りだった。
- 新大日にはベンチが6つ有った。昼食休憩にした。他に数組の登山者がいて、いずれも昼食休憩中だった。霧が出てきて海は霞んでしまった。新大日からは次第に霧のかかる尾根を山頂へと向かった。
- 最後に急坂を登ると山頂に着いた。霧に覆われ展望は無かった。冷たい西風が吹いていた。山頂標識の裏側に着いていた温度計は3℃を示していた。集合写真を撮り小休止しただけで、体の冷えないうちに下山を開始した。
- 大倉尾根の最初の下りは階段だった。花立山荘から堀山の家まで下ると、ようやく階段から解放された。次第に暖かくなってきた。
- 堀山の家から緩く下って行くとカエデの紅葉が次第に見事になってきた。写真を撮り合いながらの下りで、急に下山速度が遅くなった。疲れが癒やされる思いがした。
- 見晴茶屋で相模湾の展望を楽しんだ後、樹林帯をゆっくりと下った。最後は舗装路を下り、大倉バス停には暗くなる直前に着いた。
- 大倉尾根に紅葉の見所が有るとは予想していなかったので得をした気分になった。一日の心地よい疲れに満足した。
