- 今回は7人の団体山行だった。皆野駅からタクシー2台に分乗して登山口の西門平に向かった。2台目のタクシーは、登山口手前のバス停前で止まってしまい、登山口に着くのが5分ほど遅れてしまった。
- 最初の林道は少し崩れた箇所があった。登山道に入ると植林の登りになった。林床の潅木が少し黄葉していた。途中の送電鉄塔の所は眺めが良かった。鉄塔の先で7人組とすれ違った。
- 巻道を左に分けると、すぐに鐘掛城に着いた。樹林に囲まれ展望は無かった。稜線を城峯山方面へ進むと、行く手に城峯山山頂が見えた。
- ピーク(中城峯山)を一つ越えて下ると石間(いさま)峠に着いた。舗装の林道が交差していた。トイレとあずまやが有ったので休む事にした。ちょうど風の通り道で、日影のあずまやでは寒くて休んでいられなかった。20mほど進んだ林道脇の日なたで休んだ。自転車で林道を登ってきた若い男性二人組も日なたで休んでいた。
- 石間峠から階段の山道を登って行くと城峯山山頂に着いた。登山者が3人休んでいた。アンテナも兼ねた展望台に登ると360度の展望が得られた。西には両神山と少し雪の付いた八ヶ岳が見えた。展望台下の草地にシートを敷き昼食休憩にした。日が差し風も無くてくつろぐことができた。
- リーダーA氏の計画では山頂先の城峯神社を往復する事になっていた。A氏が下見をした時には神社には神主がいたとの事だった。A氏が「寒いし、もうここで引き返しても良いですよ」と言ったので相談していると、御朱印を集めるのが趣味のBさんが「神社に人がいるなら行ってみたい」と希望した。往復30分ほどを山頂で待つのもつらいので、みんなで神社まで行くことにした。神社への下りは今までとは変わって落葉樹の雑木林になり雰囲気が良かった。
- 平坦地まで下りると城峯神社に着いた。立派な神社で平将門伝説が有るとの事だった。あいにくと神主さんは不在でBさん希望の御朱印は入手できなかった。周囲の木は少し黄葉が残っていた。一休み後、山頂に戻る事にした。
- 山頂まで登り返すと、ちょうど10人組が登って来たところだった。集合写真を頼まれたので撮ってあげた。
- 帰りは中城峯山・鐘掛城を巻道で迂回した。林道交差点では話に夢中になっていて、うっかり道を間違えそうになった。
- 西門平からは車道を秩父華厳の滝まで下った。滝見物後は、バスの待ち時間を利用して茶店に入って休む事にした。茶店の中は暖かかった。タクシーの清算金額を相談したりしているうちに注文が少し遅れてしまった。小柄で丸顔の女性店主に「暖めるのに時間がかかってバスに間に合わなくなるので注文はお早めにお願いします」と促されてようやく甘酒を注文した。ショウガ入りの温かな甘酒は、おいしかった。