- 今回は10人の団体だった。行きの特急車内でAさんから手造りのお菓子(シュトーレン)が配られ旅行気分が盛り上がった。
- 小さな無人駅の塔のへつり駅は新緑に包まれていた。10分程歩くと塔のへつりだった。吊橋で阿賀川を渡ると、対岸には長い年月の風化で穿がれた窪みが有り、中には祠が有った。
- 塔のへつり見学後は車道を湯野上温泉まで歩いた。中間点の隈川の橋で縁石に腰掛けて休憩した。Bさんが土産物屋で購入したばかりの饅頭をくれたので、おいしくいただいた。隈川を渡ると民家の庭先の芝桜がちょうど見頃できれいだった。
- 温泉街に入り角を曲がると、到着を待ちかねていた女主人が手を振って出迎えているのが見えた。
- 夕食までの時間で近くの風穴地を散策することにした。水仙を見ながら車道を登ると冷風体感施設のあずまやが有った。穴から冷たい空気が出ていた。八重桜とヤマツツジを見ながら車道終点まで登り展望台に登ると、雪を付けた那須連山の一部が見えた。
- 二日目はバスで大内宿まで行った。約4時間あるので大内ダムまで登ってみることにした。大内宿からダムに向かう車道に出たところには薬水が湧き出していた。
- 80歳代のCリーダーは前日からの心労からか途中で大汗をかいて疲れた様子だった。半分ほど登った小野岳の登山口で座って休憩し、更に最後の5分は荷物を持ってあげた。
- 大内ダム横の桜はちょうど見頃だった。ロックフィルダムの斜面は緑の草に覆われてきれいだった。ダムの先には出発点の大内宿が小さく見えた。その先には雪を残した山々が見えた。
- ゆっくり大内宿に戻った頃には昼時になり賑わいも増していた。蕎麦を食べるのにも少し順番待ちが有った。最後は全員そろって蕎麦を食べながら、楽しかった新緑のハイキングを振り返った。