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ジル・クレイバーグという女優さんは自立したキャリアウーマンを演じるのが非常に似合っている人なのですが、この映画はそういう彼女にピッタリであると言えるでしょう。合衆国最高裁に欠員が出たので、合衆国大統領は新たなメンバーを指名するのですが、これが女性(ジル・クレイバーグ)で、それを聞いた最高裁メンバーの一人ウォルター・マッソーはうめき声を挙げます(別に女性が指名されたことに対してでなく、ジル・クレイバーグが指名されたことに対してです)。後は予想されるようにこの二人のロマンティックコメディ的な駆引きが裁判所を舞台にして繰り広げられるのですが、マッソー+クレイバーグという異色のコンビがなかなかいいですね。アイデア的にちょっと変わったロマンティックコメディでもあって、なかなか洒落た小品という印象があります。それから、かつてはスタイリッシュ且つクールなブロンド女優さんであったジャン・スターリングがマッソーの奥さんを演じています。