木っ恥ずかしい話ですが、子供の頃よく彼女とアイススケーターのジャネット・リンを混同していました。あのジャネット・リンが映画に出ているのかなどと愚かにも思っていた時期がありました。彼女が、今でも覚えられているとしたら、あのヒッチコックの「サイコ」(1960)でシャワーを浴びている間にノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)に無残にも殺されてしまうシーンによってでしょう。デビューした当時は、「若草物語」(1949)などで純情可憐な役が多かったようですが、トニー・カーティスと結婚してからは、「サイコ」であるとか「影なき狙撃者」(1962)であるとか、ちょっと裏がありそうな人物(「サイコ」では大金を持逃げするし、「影なき狙撃者」ではフランク・シナトラを操るオペレータではないかと思われるような役を演じています)を無難にこなしています。尚、ご存知の通り、ジェイミー・リー・カーチスは彼女とトニー・カーティスとの間の娘です(何と両方から名前を半分ずつ取っているんですね)。
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1949
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暴力行為
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1960
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奥様ごめんなさい
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1949
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若草物語
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1960
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サイコ
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1952
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血闘
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1962
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影なき狙撃者
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1953
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裸の拍車
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1963
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バイ・バイ・バーディ
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1953
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魔術の恋
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1966
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動く標的
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1957
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ジェット・パイロット
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1966
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底抜け替え玉作戦
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1958
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黒い罠
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1968
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盗みのプロ部隊
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1959
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休暇はパリで
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1980
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ザ・フォッグ
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