まとめ

今回紹介した機能以外にもオルタネータテスト機能ってのが有るのだが、これはホントにどーでも良いと思うので省略(笑)。

やはりこの充電器の最大の魅力は、復活機能とかそんな事ではなく、充電器としての本来の機能である「充電」そのものの機能が素晴らしい事。

普通の充電機を使ってのバッテリ充電は、バッテリの大きさや状態に合わせて電流を設定し、電圧と電流を見ながら充電。充電が進むに従って電流値を下げる、水素ガス発生の具合やバッテリ液の温度、比重、などを見ながら職人技で充電しなきゃならんのだ。そもそも充電が必要なのか、必要無いのか、その判断も難しいし、充電の止め時も難しい。過充電なのか、足りないのか、それすら解らない。

それら職人の勘のような作業を、すべて充電器のマイコンがやってくれる。満充電に近いバッテリを充電するとすぐに止まるし、放電気味のバッテリの場合は長時間充電してくれる。しかもパルス充電でサルフェーションを除去しながら充電して、オートウェイクアップモードで監視してくれる。本当に素晴らしい。

この充電器を長期間テストしているわけだが、コレは皆さんにも自信を持ってお勧めしたい。キャンプや釣りなどのアウトドアでの電源として12Vバッテリを利用しているヒトにもお勧めだ。どれくらい放電してるのか解らない使用済みバッテリをナニも考えずにフルオートで充電できる素晴らしさは一度使ったら手放せない。

2013.02.04 追記

最近、AD-0007の評判が非常に良い。AD-0002を購入したヒトが2台目としてAD-0007を購入するケースも多い。2013年1月のモニタ販売比率は以下のようになっている。

AD-0007 62.5%
AD-0002 37.5%
AD-0005 00.0%

という結果だった。私個人の意見としては、個人ユースで大型バッテリを充電する機会が少ないならAD-0002でも良いと思う。大型バッテリを充電する機会が多いヒトは迷わずAD-0007をお勧めする。充電電流の設定などで悩みたくないならAD-0007のCCA充電が便利。AD-0005はスタータ機能がどうしても欲しいヒト以外は選ぶ理由が無いかと。

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