どしゃぶりトレッキング 1(アンナプルナ周辺)

1999/9/29〜1999/10/10

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   (ポカラの蛇使いに、ぼられる)

1年に1回の御楽しみ海外ツアー、いつも一人で出かけているので、今回は、家族で行こうと言うことになった。前々回の山登りで、カトマンズのエージェント、プルパさんに大変御世話になったので、御礼を兼ねてネパールトレッキングに決定した。山域は、ランタンかアンナプルナ周辺か、どちらかと言う事になったが、高度の経験がない嫁の事を考え、大事をとって、アンナプルナ周辺のプーンヒル・トレックに行く事になる。定番コースではあるが、僕もポカラには行った事がないし、また将来の登山のことを考えて、ぜひともヒウンチュリとかアンナプルナ・サウスは見ておきたかったからだ。

9/29  (関空〜カトマンズ)

前回、香港で、乗り継ぎ便(香港〜カトマンズ行き)が、まったく飛ばず、散々待たされたあげく、香港1日ステイに懲りて、今回は関空〜カトマンズ直行便にて出発した。

夕方無事に、懐かしいカトマンズに到着、Mrプルパと再会を祝いながら、今夜の宿、ホテルターメルへ向かう。ホテルターメルは、ターメルの外れを、少し横丁に入った所にあるホテルで、貧乏旅行者の私などにとっては十分すぎる立派なホテルである。さっそく懐かしの味ククリ(ラム酒の一種)を舌鼓の後、熟睡する

9/30  (カトマンズ〜ポカラ)

今日は憧れのポカラに向かう日だ!ところが、フライトの時間があまりないと言うのに、ホテルから空港へ向かう途中、坂道でタクシーが、エンスト、なんとして坂道発進ができない!車から飛び降りバックしてくる車に轢かれそうになりならがも、満身の力で押す、もうこれで最後のトライと思って押した時、エンジンがかかり坂道を脱出できる、旅の最初にもたつくとは...なにやら嫌な予感がしたのだが、この後、悲惨な運命が待ち構えていようとは...なんとかフライトに間に合い30人乗り位の双発機に飛び乗る、フライト中はマナスルもアンナプルナ周辺の山も美しく輝いていたのだかが、イマイチ、不安定な感じの雲が多いのが気にかかる。でもトッレキング中には、モンスーンも完全に明けて、きっとすっきりした天気になるだろうと希望に胸を膨らませる。ほどなく30分でポカラ到着、いやー、ポカラは暑いぞ〜、植物の植生なども亜熱帯に近い感じがする、今回の旅は、嫁にテント生活を楽しませてやりたかったので、ちょっと豪華チームを組んだ。そのサーダー、Mrザンブとポカラ空港で落ち合い、ホテル・グリンピースへ、さあ明日からが御楽しみだ!

10/01  (フェディ〜ダンプス)

(ダンプスでの朝食、一晩激しい雨に打たれ表情が冴えない二人)

ポカラからタクシーでフェディまで行き、茶屋の裏手から急登でトレッキングが始まる。我が隊は、プルパさんが気を利かせてくれたのか、なんと7人もいる。なんだか登山もしないのに少し恥ずかしいぞぉ〜。

途中小雨に降られたが、無事、気持ちの良いキャンプ地ダンプスに到着、しかし、あたりは雲っており、なんにも見えない。まあ明日は晴れるだろう思う。

ところが夜半より、雷を伴った猛烈な雨!!!雷都出身の私も「ぶったまげる」ような凄い雷雨だ。隣のテントに寝ていたザンブさんが、ロッジに行こうと助けに来るが、それも少し面倒だったので、これ以上ひどくなったら行くことにしたが、それにしてもこんな雨に御眼にかかったのは、シャモニのロジェールキャンプ場で、やはりキャンプ初日にやられて以来だ!私は「雨男」なのだろうか、そう言えば、一昨年のルクラでも、凄いのを食らっている。ヨセミテも雨だった!思い起こすと、ここ一番には必ず雨かぁ〜ふぅ(私と山やクライミングに行かれる方、雨対策には御用心!!)

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