最後にもう少しだけ、最近、気になる歌手がいます。実は何を隠そう私はエミルーハリス狂いのおっさんですが沢山のカントリー歌手がいる中で、なぜ彼女が素晴らしいと感じるのかと言いますと、人は彼女をカントリーの女王とか、昔は、カントリーの歌姫なんていうフレーズもありましたが、確かに上辺はそうなんですが、この方のハートに脈々としたフォーキーな物を感じるからなのです。はっきり言って、商売商売したカントリーは好きありません。なんだかなぁ〜と思うときが多いぐらいなのです。しかし彼女は違います。清楚な歌声はいまさら語るまでもありませんが、生き方、求めている物には、ウッディチェルドレンの匂いをプンプン感じるからなのです。そう彼女は私の心の中では偉大なるフォークシンガーなのです。題名は忘れましたが、確かナッシュビルといビデオの中での発言や、フォークウエイのビデオの中でアローガスリーとのデュオにはビリビリきたものです。彼女のアルバムはどれもが素晴らしいですが、”ANGEL BAND"がこのみです。話しが長くなってきましたが私が気になる歌手と言うのはエミルーハリスでは、ありません。これは前置きです、これからが本題なのですがもう三年ぐらい昔ですか、横浜の天王町に仕事でいきまして、仕事も終わり、ほろ酔い気分で街を歩いておりまして、何という店だったかライブハウスがあったので、ぶらっと入ったのです。まず、ビールでも飲んでと思ってところが、店に入るなり、ぶっとびです!!、ナンシーグリフィスとエミルーを足して割ったような歌声の若き女性がですよ、こともあろうに、チーフタンズとナンシーの共演で有名な”RED IS THE ROSE"を歌っていたのでから、これだけじゃありません、さらに次から次へとエミルーのカバーが続くじゃありませんか。こんな歌が、日本で聴けていいのか??酔いはすっかり覚めて、ぐいぐい引き込まれいきまいした。そして、彼女の名前をとなりの客に聞いて、彼女が、”KEIKO WALKER”と言うカントリー歌手であることをしりました。いやー、まいりましたね。帰宅してから彼女のアルバムを探しに探し、やっと見つけましたよ、その名も、私が、ぶっとんだ曲”RED IS THE ROSE"がアルバムのタイトルです。選曲がとても良いのです。つまりもろカントリーではなくて、フォーキーなものが選曲されています。カターファミリーの物ありライクーダーの物ありです。いいですねぇ〜〜すっかり虜になりました。そのようなわけで、最近きになる歌手というのはKEIKO WALKERの事です。次のアルバムが、はやくでませんかね、最近知った事なのですが、各方面で、カントリー歌手として紹介されているみたいですが、私としては、それこそエミルーのように、トラッドやブルーグラスやフォークを心に秘めたカントリー歌手であって欲しいと思います..........................。

Keiko WalkerとThe Hot Street BandのHPです。GOOD!