江戸味覚食い倒れツアーに行って来た。。。(+ セミエビ・ホッケ・カマス) -2008.11.22Up 有志で「はとバスツアー」に行くことになった。はとバス60周年記念コースとして企画された「江戸味覚食い倒れツアー」である。ガイドさんが、「はとバスの歴史でも朝昼晩と三食付ツアーは初めての試みです」と言っていた。 朝9時東京駅を出発、築地で朝飯(寿司)30分、築地自由散策60分、バス移動、浅草で昼飯(天麩羅)30分、浅草自由散策60分、バス移動、江戸東京博物館90分、バス移動、柴又自由散策60分、夕食(うなぎ)30分、バス移動、18時30分東京駅解散、というコース設定である。これに、高木屋草団子と長命寺桜もちがお土産で付いている。 寿司・天麩羅・鰻の三食に桜もち・草団子付である。時流に逆らって「メタボになろう!ツアー」だなぁ…との声も聞かれたのだが。。。 さて、これだけの盛りだくさんのツアーだが、自由散策時間をどう有効に使おうか…と考えた。築地では場内で買い物したいし、浅草の仲見世や柴又の帝釈天には興味がない。どうしようかなぁ〜〜〜。 そんな折、浅草には天然温泉があることを知った。浅草観音温泉といって、早朝からオープンしているらしい。東京で温泉に入るのもおつだな〜。。。場所も浅草寺の直ぐそばだ。60分あれば十分行ける、浅草では温泉が決定!。 というわけで、はとバスツアーの自由時間を活用したパーソナルプランを作成した。 ところで、築地での時間は…と考えれば、どう考えても自由散策は10時頃〜だ。場内に行くにはちょっと遅すぎるかな…鮮魚店はそろそろ閉店の時間ではないだろうか。。。かといって、折角築地まで行って場外だけでは忍びない…と探ると、なんと朝一番の電車で築地に向かえば7時前には場内市場に入れるではないか。集合は東京駅8:45だが、築地から東京まで地下鉄で10分程度、はとバスのバス停は都合よく丸の内南口下なので丸の内線でピッタリだ。ということは、場内市場に1時間半いられる計算になる。 そこで、パーソナルプラン(元気型)を追加で作成した。でも、起きられるかなぁ〜。 するとN君が早朝の築地に行ってみたいと言う。。。というわけで、では、決行!!とあいなった。 【築地・早朝】 当日、朝5時起きで支度して、朝一番の電車に乗るがなんとラッシュである。空き加減の電車に乗ってうつらうつら座っていく。。。そんな想像をしていたのだが、大間違い。甘かった。。ボクが普段ぐっすり寝ている時も、世の中は動いていたのだ。 築地駅には6時40分頃到着。早速場内へ向かう。 市場周辺・市場内はまさに活動状態である。さて、N君を連れて場内を回る。保冷剤をたっぷり入れたハッポースチロールの箱を持ってきているので鮮魚も大丈夫だ。 目に付いたところでは、生シシャモ(キロ2500円)、生カラスミ(なかなかの代物がキロ5000〜6000と安い)などあったのだが、先ずは「アカカマス」を購入。ブリブリに太っているが身が締まったカマスで刺身OKだ。4本買ってちょうど1キロ、2500円なり。次は「刺身用ホッケ」が目に付いた。これも珍しい!購入。このホッケには緑色のタグが付いていて、『海峡根ホッケ バキバキ 恵山産』とある。「バキバキ」とは函館・(旧)恵山町の「えさん漁業協同組合」の商標だ。途中、「セミエビ」を一匹だけ見かけていたので、売れ残りかもしれないが滅多に出会えないので、その店に舞い戻って購入。キロ7000円で重量が434gだったので、0.4掛けで2800也。高価には違いないが、セミエビは楽しみだ。。。N君はマグロの小さなブロック詰め合わせパックを買っていた。3,4種類の種類または部位の違ったブロックが入っていたので、味の違いが楽しめそうなパックだ。
さて、適当な時間になってきたので、場内を出て築地駅に向かう。途中、場外の鳥屋さんで鳥バーガーを買いたい。鳥藤(とりとう)分店によって、鳥バーガーを3個購入(1050円)。これは、ゆうこんへのお土産だ。築地で鳥かい?と言われそうだが、ボクはこの鳥藤分店が、この周辺でもっとCPの高い食堂だと思っている。一押しのお店である。 【東京→築地】 東京駅には定刻前に到着。皆と合流してバスを待つ。次から次とひっきりなしに黄色いはとバスが客を乗せて出て行く。。。お!きたきた。ボクらの乗る食い倒れバスがやってきた。築地の獲物はハッポースチロールごとバスの荷物スペースに入れてもらって、ガイドさんにチケットを渡して乗り込む。ボクらのグループ以外の方々もいて総勢40名ぐらいだで、さあ出発だ。 築地のガンセンター脇について、ガイドさんについて皆ぞろぞろと付いて行く。場外市場の中の「すしざんまい」本店2Fに案内されて、朝飯のお寿司を頂く。軽く8カン、まあ手ごろかな。。美味しかったです。 この後、60分の散策だが、ボクはまたまた場内へ。今度は野菜市場をフラフラ。種子島昔蜜薯という珍しいお芋を見つけて購入。そろそろ閉店の魚市場を突っ切って場外へ。波除稲荷神社で御神籤を引くと「第29番 末吉」だが記載内容が素晴らしい…『恋愛: ためらわず告白せよ』とか書いてある(笑)。。。 鳥藤(とりとう)の焼き鳥が美味しそうだ。ボンジリ・剥き身・皮の三本を購入。そこへ、お仲間の女性陣が焼き鳥に群がってきた。。皆で焼き鳥片手に食べながらバスまでうろうろと戻ったのでした。
【浅草雷門】 築地を出て浅草へ。雷門近くでバスを降りて、ガイドさんに連れられて天麩羅屋さん「葵丸進」へ行く。天麩羅定食を頂く。シシトウが大当たりの人がいて、ガブッとやったのでヒーヒー言っていた。天麩羅なので基本的に美味しいが、大人数で同時に用意される天麩羅にはどうしても限界がある。。。まあしょうがないですね。。。
【浅草観音温泉】 天麩羅を食べ終わって、さあ自由散策だ。ボクは温泉へ直行だ。入り口で700円払って脱衣場へ。あれ、誰もいないのかな。。。ちょっと写真を!。湯船も撮って、よく観ると両隅におじいさんとおじさんが居ました。。。湯船にのんびり浸かっていると、外人さんが入ってきた。その後もぞろぞろ、6,7名だ。。。すっかりのぼせるほど浸かって、温泉をあとにした。浅草寺で参拝、江戸奥山風景というイベント会場もふらふら、そして裏の駐車場に集合だ。
【江戸東京博物館・ボストン浮世絵名品展】 浅草を出て、両国の江戸東京博物館へ行く。皆さんはガイドさんから常設展チケットをもらってはいるが、ボクはT君と一緒に1Fの特別展へ向かう。「ボストン美術館 浮世絵名品展」である。当日券は1300円だが、ボクはヤフオクでチケットを入手しておいた。それにしても混んでいる。絵の前に列ができていて良く見えない。。。ボクは背伸びしながら順次鑑賞していく。初期の浮世絵はシンプルである。段々複雑になっていくのが良く分かる。後ろの方は写楽・北斎・広重など有名どころがある。それにしても緻密で凄い。ボストン美術館が秘蔵していた浮世絵は退色が少なく素晴らしい色合いが残っている。90分ではちょっと時間が足りなかったが、素晴らしく見ごたえがあった。よかった〜〜。
【柴又・日曜庵】 さて、次は柴又だ。途中、向島でバスを止めてガイドさんが桜もちを買ってくる。お土産「長命寺 桜もち」だ。桜もちにもいろいろあるが、この長命寺・桜もちが江戸っ子の味らしい。柴又では、先ず60分の自由散策時間だ。早速お蕎麦屋さん「日曜庵」へ向かう。蕎麦屋とは思えぬ店構えで、内装も洒落ている。そばの前に一杯行きたいと思って、米鶴(純米本醸造)辛口を頂く。。。「なごり雪」というお豆腐もつまみに勧められて頂くことに。お酒についてきた山椒風味のジャコと塩、それに、お豆腐で軽く一杯!。そこへ、「せいろ」。う〜ん、美味しい!
【柴又】 蕎麦屋を出ると、なんと雨!。帝釈天にもどってちょっとフラフラしてるともう夕暮れである。雨で濡れた参道に商店の電灯が映ってなかなかの風情ある風景だ。そろそろ「うなぎ」の時間である。川魚料理「川甚」の構えは立派だ。2Fの大広間でうな重をビールで乾杯して頂く。
【東京駅】 柴又から東京駅にもどって、ほぼ定刻通りに解散だ。お土産の「長命寺桜もち」(やまもと)と「草だんご」(高木屋)を頂いて帰路につく。朝昼晩の三食に加えて、美味しい焼き鳥3本のつまみ食いとお蕎麦まで頂いた。温泉にも浸かって浮世絵も鑑賞して大満足、大満喫の一日であった。
【食い倒れツアーの後で…】 以上で、食い倒れツアーは終了だが、まだまだボクには築地の獲物がある。。その晩、ホッケとアカカマスの刺身を頂いたことも記しておこう!さすがにセミエビは翌日になってしまったが、これら食材も最後に紹介して終わることにしましょう!
以上、2008.11.22Up
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