マレーシアのジャングル探訪  -2008.03.16  -2008.04.06出来損ないだがとりあえずUpしてしまう。。。

 「ジャングル」と聞けば、熱帯雨林、密林、ターザン、ジャングルジム、・・・、この程度しか連想できないが、とにかく草木が密集して生い茂っている暑くてじめじめした森林というイメージだ。そして、ボクらには未知の世界でもある。

 友人のtoshiさんからの誘いを受けて、昨年ジャングルへ行ってきた。以前から話は聞いていて興味を抱いていたことは確かだが、まさか実際に行くことになるとは思ってもいなかった。toshiさんは、日本人では最もジャングルに詳しい人だろう。何せ一年の1/3をジャングルで過ごすという生活を5年ほどやってきた人である。アセアン10ヶ国のジャングルは全て経験済みで、今でも街にいるよりも、ジャングルにいるほうが体調が良いらしい。。。そのtoshiさんが案内してくれるという。これ以上のシチュエーションはありえない。

 toshiさんの拠点はマレーシアである。マレーシアといえば…、う〜ん、ほとんどイメージがわかない。。。

 中学校の時にマレーシアからの帰国子女が転校(編入?)してきたことがある。現地のアメリカンスクールに行っていたとのことで、英語の発音などが違っていた。彼女は、英語で有名(?)な女子大へ行ったように記憶してるが、いまはどうしているだろうか?などと連想する。。

 【マレーシア】 外務省のデーターでは以下の通りだ。

  • 面積: 約33万平方キロメートル(日本の約0.9倍)
  • 人口: 2,664万人(2006年統計局)
  • 首都: クアラルンプール
  • 民族: マレー系(66%)、中国系(約26%)、インド系(約8%)、その他(1%)
  • 言語: マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語
  • 気候: 一年中 22, 3度程度

 【いざマレーシアへ:一日目】

 予定の飛行機はマレーシア航空13:30成田発である。

 11時半過ぎに空港に着いて、さっそくチェックインカウンターへ行く。すると、荷物がなんたらかんたらで出発が15:45分に延びた。。。とのことだった。エー、今から4時間もあるじゃない。。。お詫びにとのことで、お昼のチケットを頂いた。

 お土産を買わないといけない・・・と思っていたので、4Fをうろうろしてお土産を探した。。。ボクの好きな「おせんべい」がいいかな〜とか思って探すが、最初に見つけた店はどうもしっくりこない。。。時間も超タップリあるから一回りしてみよう…と、レストランのメニューも見ながら一回りする。結局、とある菓子店で「あられセット」を買うことにしたが、3箱も買ってかなり嵩張ってしまったので、スカスカだったリュックが一杯になってしまった。。。

 お昼は、ぐるっと回りながら候補を選定して、「たこ焼き+ビール」、「中華麺+ビール」「天麩羅丼+蕎麦+ビール」の三つに絞った。結局、値段と蕎麦に引かれて、ランチセット「天麩羅丼+蕎麦」にした。これにビールを加えても只券があるので、少額の出費で済む。。。店に入ってオーダーするが、なかなか出てこないし、従業員の応対は最低である。。。失敗したかな…との思いが発生するが、空港のレストランなんてどこも似たようなものだろう(と、慰めるしかしょうがない)。。。別に不味いこ とはなかったけど、丼も蕎麦もしょぼかった。。。

 ランチを終えてもまだまだ時間がある。ゴールドカードのラウンジで暇を潰すことにする。ここで、またまたビールだ。持ってきたパズルをしながら時を待った。

 さて、そろそろ行くか・・・出国カウンターもスキスキ。搭乗予定の15:05ピッタリに搭乗口に着くと、すでに列ができている。あれれ…もう乗ってるの?と列の最後尾に付くが、航空券チェックをしていただけで、多くの客が待っている別室に誘導された。どこに座ろうかとうろうろする間もなく、搭乗開始のアナウンスが…。まさに入り口にいたので、先頭を切って乗り込むことになった。。席も11番なので、エコノミーの先頭だ!

 結局出発は16時を回ってしまった。これでは着くのは23時頃かな〜〜。実は、クアラルンプール空港にはtoshi氏が迎えに来てくれることになっていたのだ。20時着の予定だったから、toshi氏も大変だ〜〜と思った。。。

 フライト自体は特に問題はなかったし、食事もまあこんなもんでしょう・・・というレベル。ワインを瓶でもらえなかったのが少々寂しいが、待ち時間に十分ビールを頂いているので、もうお眠である。。。Zzzz…

 おぁ!結構寝ていた…。。軽食のパンをもらって、さて、映画などはどうなっているのか・・と探ると、「ダイハード4」をやっている。。もう最後の方だ。ダイハード4は既に見ていたが、他に適当なのが見つからないので、これをみる。終わって、他を探すと「アイ・ロボット」が始まったばかりだ。。。ちょっと前の映画でボクのPCに入っているが、まだ見ていない。ふ〜ん、こんな映画だったんだ〜と思いながら見ていると、そろそろ着陸態勢に入るとのことで、途中で終わってしまった。。。

 着陸は23時をちょっと回っていた。飛行機を降りる際もボクは先頭だ・・・。普通の飛行場では、飛行機を降りるとそのまま出国カウンターまで何もなく行きつくのだが、クアラルンプール空港は違っていた。あれ?、他の搭乗口のあるフロアだし、お店も一杯あるぞ・・・!?。なんとなく先に進むが、先頭のボクはどこへ行って良いのか分からない???。取りあえずトイレに行ってスッキリしようと、フロア中心部のトイレに行く。さて、どうやって出国するのか??ボクの後ろの皆さんはどこへ行ったのか??とにかくこれから乗る人が一杯いて、どうなってるの??しばしうろうろして、空港の地図などよく見ると、出国カウンターは別ビルのようである。構内電車で移動するようだ。なんと!分かりにくい空港だ!と思ったが、設計は黒川記章だとあとで知った。。。ダメだぜこりゃ!

 手荷物しかもってなかったのに、23時半を回ってしまった。。。toshiさん、いるかな〜〜(って、いないと困るけど…)。

 出口できょろきょろすると反対側にいました。。toshiさんが手を振ってました。。。あ〜良かった。。早く来て遅れるのを知ったので、別のところへ行ってきた・・・と言っていたが、到着遅れの便を待つのは大変だっただろうな〜。。

 実はボクも空港で延々と待ったことがある。ゆうこんが中国へ行った時だ。空港で出迎えてビックリさせてやろう!と思って、何も連絡せずに、車を飛ばして息子二人と成田まで迎えに行った。予定の便が到着したらしい・・出口で、6つの目を皿のようにして待つが、一向にゆうこんは出てこない。。。結局、最終便まで待ったが、見つけることはできなかった。。。空港関係者に尋ねたが、便は予定通りの到着だったらしい。。。しょうが無くて家に帰ったが、ゆうこんはもう家に帰っていた。。。ゆうこんは普通に出た・・と言っていたが、何故会えなかったのか未だに我が家の謎である。

 空港からクアラルンプール市内へ車で送ってもらう。幸い腹は空いてなかった。当初の予定では、夜のクアラルンプールで早速一杯だったのだが、さすがにもうそんな時間は無い。車で夜のクアラルンプールを一回り見物して、ホテルに着いたのは午前1時頃だった。

 明日は朝からジャングル探訪だが、到着が遅くなってしまったので、明朝の予定を1時間遅らせて、9時ホテルロビーで待ち合わせとなった。お腹は特に減ってなかったが、部屋に入ると小さな洋梨があったのでこれを頂いた。飛行機で十分寝てしまったこともあってなかなか寝付けなかったが、これで今日の1日が終了である。

 【いざジャングルへ:二日目】

 朝食はホテルのバイキングだ。バラエティーに富んだ品々があり、パンも色々あって自分でガリっと切れるし、みそ汁もあってなかなか良い。ジュースはマンゴ、グリーンガバ、スターフルーツなどトロピカルである。スパイスの利いたマレー料理もいろいろあるし、シュウマイなどもある。ボクは、チャーハンにみそ汁、種々の品々を少しずつ皿にとり、そしてオムレツをオーダーした。

ホテルの朝食、二日目、1 ホテルの朝食、二日目、2

 部屋にもどって出発の準備をしていると電話が鳴る。toshiさんからだ。インド系住民のデモがあって、ホテル周辺の道は車が入れないので、迎えに行けないとのことだ。。近くまでは行けるので、そこまで歩いてきて欲しいとのことだった。ホテル正面玄関をでて、右手の通りに出て、その通りを右手に進んで200mぐらいの交差点で9時に待ち合わせだ。9時少し前にホテルを出て右手の道を進むと、明らかにインド系の人々が大挙して群れている。おぉ、ちょっと雰囲気悪いぞ〜〜。少し進むとパン!と音がして白い煙が立ち上がり、大勢の人がわーっと走ってくる。。おいおい大丈夫かい・・ミャンマーのデモのことなどあったので、さすがに不安になる。ボクの少し前を韓国系の旅行者が4,5名バッグをゴロゴロ引きずっている。なんとなく、その陰に隠れるように佇んで周囲を見守る。

一段落着いた様子なので、また道を進むが、あきらかに強い目線を感じる。。。やっと通りの先の交差点に行き着いた。。ここには警官も居て、バリゲートで封鎖していたのだ。

しばらく待っていると警官に声をかけられたが、見るとtoshi氏が車できてた。。。これで一安心である。

このデモ行進は、インド系住民がイギリス政府を訴えたことに関するアピールとのことだ。マレーシアのインド系住民は貧しい生活をしているが、その原因は、かつてイギリス領時代に、移民させられて労働条件の悪い職に付かせられたことに由来するとの理由で、イギリス政府に損害賠償請求をしているとのことだ。マレーシア政府との対立ではないので国として深刻ではないし、政府もインド系だからということで取りしまるつもりはないが、大規模デモなので、国も気を使いながら一定の制限を加えているとのことである。

マレーシアは、マレー人6割、中国系2.5割、インド系1割+少数の先住民から構成されている。面白いのは、6割を占める主要なマレー人も約600年前頃に移住してきた民族であり、もともとマレーシアの地にいた民族ではないということだ。しかし、マレーシアでは極少数の先住民もマレーシア社会に溶け込んでいて問題にはなっていないのが特徴とのことだ。このあたりが、お互いの価値観を尊重し合うアジア人の良いところのような気がする。。西洋人がズカズカ乗り込んできて、価値観の押し付けをしなければ、アジアの人々は基本的に共存しようとするのではないかと思ったりもする。

 さて、今日の目的はジャングルである。北の方へ車で1時間程度、クアラルンプールの郊外に向かう。FRIM(Forest Research Institute Malaysia)という観光名所にもなっている森林研究所の先の方である。公園の駐車場に車を止めて、さて装備である。ボクは、長袖のスキー用アンダーシャツを持ってきたが、これは正解だったようだ。。靴下は念のためサッカー用のストッキング(膝下まである靴下)を履いてきた。toshi氏は、いくつかの重要なアイテムを手渡してくれた。日本手ぬぐい、布製の袋状スパッツ(膝下まである紐付きの靴下状布袋)、メントールオイルに水筒である。「日本手ぬぐい」はバンダナのように頭にかぶって虫を避けるため、「靴下状布袋」は蛭(ヒル)避け、メントールオイルはヒル退避剤として、水筒は単に水補給である。事前に塗布して効果のあるヒル避けはないようで、蛭に侵入されないように隙間を完全に遮断することが大切である。もし、吸い付かれたら指で取っても良いが、血を吸われている際にはメントールオイルをかけてヒル自らの退避を促すのが良い方法とのことだ。。。う〜ん、奥が深い!

装備完了して、10時頃出発である。最初の30分程度は普通のハイキングである。それでも、珍しい植物等が一杯ある。途中でボーイスカウトの若者が僕らと前後して進む。段々の岩を滑り降りるような滝のポイントに到着。ここで一休みだ。若者等は滝の近くにいって遊んでいる。ここで、「な〜んだ、なんてことは無いじゃない!」などと舐めた口を開くと、toshi氏は、ふふっと笑うのだそうだ。。。そうして、その後悲惨な目にあった人が何人もいるらしい。(怖)

さて、ボクらは滝に向かって左手の細い道を登っていく。少し行くと小さな川を渡らざるを得ないところにくる。ジャボジャボと川を渡ると、そこからがジャングルである。けものみちのような道無き道を進む。倒木もあってくぐったりしながら、時にトゲトゲの草などよけながら・・・。遂にルートがなくなって、川におりて、川の中を進むことになる。歩けるところが発生したら、川を上がってまた道無き道を進む。所々で、toshi氏の解説を聞きながらボクはtoshi氏の後を追う。ボクは後を追うばかりだが、toshi氏はあそこにあれが、ここにあれが・・とさすが観察眼が違う。。。竹の多いルートだったが、マレーシアの竹は密集して生えている。地下茎が延びないのだろうか? 地下茎が延びにくいので、密集して生えてしまうようになった気がする。また、シダ類も多いが、凄いトゲトゲのシダが幾つもあった。板根(バンコン)という木の根が地上で板状になっている木も多い。どうやら、根が深く張らないので、木が倒れないように根を板状にして幹を支えている様子だ。

不思議な形の葉っぱだ。 コオロギみたいだけど…?! こんなゲジゲジもいる!

とにかく、明らかに密林の植物は違う。夏にはオーストラリアの森も歩いたが、また違った面もちである。

ところで、今回はなかなかヒルに遭遇しなかった(みたいだ)。。。toshi氏はおかしいな?…と残念そうである。。。が、そのうち、ふと立ち止まると、靴や布製スパッツをヒルが登ってきているではないか。。。おぉ、これが噂のヒルか…。その動きは極めてユニークである。尺取り虫よりきれいに、そして遥かにスムーズな動きだ。toshi氏はボクの足下を見て嬉しそうだ!

ボクは登ってくるヒルを指でピンピンとはねて飛ばす。一度ヒルを目撃してしまうと、ずっと気になってしかたがない。立ち止まるとヒルがいないかと…。今回の目標地点は、川の上流の小さな滝とのことだ。。。13時前頃?だっただろうか…、無事到着。軽いのぼりで約3時間弱の行程だった。

道なき道を…、道がなくなると、川の中を…。 今回の目的地で上を見上げると… ボクはtoshi氏の後を追うだけ…

ここで、軽く昼食である。toshi氏はお弁当を持ってきていた。○○というマレーシアでは朝飯の定番だそうだ。ココナッツミルクで炊いた御飯と凄く辛い海老みそみたいなものをおにぎり状に包んである。元来はバナナの葉っぱで包んであるそうだ。

食べ終わって立ち上がると、toshi氏がボクを見て、「ヒルが付いてますよ!」。なんとボクのあごの下にヒルが付いているらしい。。。エー!!!! toshi氏に取ってもらうが、つまんではがされたときに、ピッと剥がれたのが分かった。ふと見ると、toshi氏の肩の辺りにも大きめのヒルがいる。。。しかし、それにしても全然気がつかなかった。。。襟元から上がってきてアゴ下まできて血を吸い始めたのだろうが、移動も吸血も、皮膚での触感が全くないのだ。そして、その後しばらくは血もにじんでいたようだ。。。う〜ん、恐るべし!

帰りは今来た道をもどる。しかし、道無き道をきているので、同じところを歩いているわけでは無さそうだ。。。何度か行き止まりかけて、toshi氏はルート探索していた。。。ボクはお任せであるが(笑)。。

ところで、川の中や湿ったところを歩くのは下りの方が危ない。ボクはスパイクレスの古いが使い慣れたゴルフシューズを履いてきていた。そこがゴム状のポチポチだったので良いかと思ったが、これが意外に滑る。。。ちょっと失敗だった。何度か滑って少々危うかったが、なんとか最初の滝のポイントまでもどってきた。やはり下りの方が早い。ここまでくれば、残りはハイキング気分である。

途中休憩を十分とりながらの約4時間程度?の工程であった。いや〜大変だった・・・、と言うほどでもないし、かといって楽というわけではない。運動不足のボクには調度良いくらいだったかな・・・という感じだ。

さて、装備を元に戻して、靴も履き替える。おぉ〜、蛭(ヒル)君もいるいる。。。よくチェックして、ここまでくっ付いてきてしまった蛭君を公園の脇の藪の中に放す。濡れた靴は新聞紙に包んでリュックの中だ。通常の服装に戻って、さて車で出発である。

かるく食事でも取りましょう〜ということになり、FRIM(Forest Research Institute Malaysia)近くの不思議な店構えの中華レストランに案内していただく。三軒長屋構造で、その中央にお店があるのだが、お隣はなんとお寺だ!?。小汚い店に入って注文したのは、「板麺」(バンミン)である。蕎麦状ではなくて、指先でギュッと潰して板状にした麺だ。これがラーメンみたいにスープの中に入っている料理である。大きなシラス干しを素揚げしたみたいな小魚が一盛り載っている。汁をすすると、旨い!!。何の出汁だろうか?酷のある見事なスープである。そして、テーブルの上には、瓶に入ったこれまた怪しげな調味料がある。酸味の強い柚胡椒みたいなものだが、これがまた旨い!。少量をスープに入れると、酸味とスパイシーな味が付加されて、これまた素晴らしい。これだけの味は滅多にないぞ。板麺、恐るべし!

向かって右側がお寺で、その隣が板麺のお店だ。

さて、ホテルに帰還して夕飯まで休息である。新聞紙に包んで持ってきた濡れた靴を乾かそうと、洗面台でガサガサとする。オワァ〜!蛭君がいる!!!靴紐の隙間に潜んでいたのか、蛭君をホテルの部屋まで連れてきてしまった〜。しばらく、洗面台の中に放した蛭君の観察だ。う〜む、見事な動きだ!。ジャングルの中でボクのあごの下まで上がってきた完璧な忍び足に見とれる。その動きは尺取り虫を思わせるが、遙かに洗練されているような気がする。ここにその映像を紹介しよう。

ホテルまで来てしまった蛭君。 蛭君ビデオ

夜は、ホテル近くのマレーシア料理店だ。イスラム系なので、お酒は飲めない。バイキング形式でいろいろ取ってきてナンやクレープみたいなものと一緒に食べる。スパイス系のテイストで、素晴らしく美味しいと言うことでもないが、決して不味くはないし、どれも口に合って旨い。食事は問題ない国だな〜という感想だ。

翌日は、午前中市場に連れて行ってもらう。

野菜、果物、魚介類、どれも珍しいものが一杯で見たこと無いのが沢山ある。いろいろパクパクしたら楽しいだろうな〜とか思いながら、ゆっくりと見て回る。お芋に似た果物を買って食べたが、果肉は赤紫?〜エンジ色?の、もの凄く甘い果物で、これは美味しかった。。不思議な果物であった。

ショウが、4種類のショウガが並んでいる。手前は茄子だ。 唐辛子、トマトなどなど。 ジャガイモではない。これが赤紫のすっごく甘い果物だ。
バナナの葉。 泥にまみれた巻貝だ。食用だそうだ。 左の巻貝をアップにすると…。

FRIM(Forest Research Institute Malaysia)にも訪問した。森林研究所というが、その敷地内には学校もあるし住宅もあるし・・と、ひとつのコンパクトな町になっている。裏山は当然?森林だが、その散策コースを軽く歩いた。。ここも蛭君がいるらしいので、

要注意だ。幸い今回は蛭君には出会わなかった。ここで見応えがあるのは「crown shyness」といわれる景観だ。カプール(Kapur)という木の樹冠で、葉っぱが他の木の枝や葉とお互いに重ならないように距離を取って茂っている現象で、木の下から上を見上げるとモザイクのような芸術的な模様が見える。「樹冠の遠慮」、「樹冠の譲り合い」とか、「樹冠の恥じらい」とかに訳されているようだが、これは見事である。

crown shyness 中心部を拡大 向きを変えてみると…

夕飯前にクアラルンプールの土産物屋モールでパズルはないかと物色する。面白い模様のお皿と組木パズルを買う。特別な組木パズルではないが、訪問記念である。今日の昼食は中華レストランで、そして夕飯は鍋料理店でお鍋を頂きました。それから空港へ。フライトは23時頃の出発で、翌朝成田に無事着きました。

ツインタワー 夜のツインタワー(鍋料理店から)

マレーシア・クアラルンプールでの体験とジャングル探訪、そして蛭君との第三種接近遭遇!。短い時間でしたが、貴重で充実した経験でした。生物の多様性を十二分に感じました。toshiさん他、お世話になった方々に心より感謝いたします。本当にどうもありがとうございました。

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