惑星の数はいくつなの? -2006.08.23Up 最近、惑星の数が12になりそうだ…とのニュースがあった。従来の9個の惑星に、更にセレス(小惑星)、カロン(冥王星の衛星?)、2003 UB313(冥王星よりも外側かつ大きい天体)の3つを加えて合計12個にしようというもので、これを機会に曖昧だった「惑星の定義」も明確なものにしよういうものだった。 へ〜っ!てなもので、科学も進歩するといろいろあるのかもね〜とか思った。新聞のコラムには、我々日本人に親しみやすい名前を考えるべきだ!なんてコメントもあった。この地面(地球)を中心に、日と月、それに木・火・土・金・水、それに天と海と冥(あの世)まで加えて出来ているのに、あと三つ、何と付けたら良いのやら…??、ボクの知恵では難しいなあ〜と思った。SFアニメの「トップをねらえ!」では、9個の惑星以外に魔王星、智王星、神無月星、雷王星とか出てくるらしいが、これらは美しくないから、ボクには今一だな! ボクらが小学生の頃、太陽系の9惑星を「すいきんちかもくどってんかいめい」と覚えさせられた(今でも残っているのだろうか??)。まさに丸暗記だが、どんなに年を取っても忘れない。ちなみに英語では、My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pizza. と覚えるらしい。。。
ちょっと脱線するが、他には「だいこうおうせきちょうりんほうせっか」というのもあった。モースの硬度計というもので、鉱物の硬さを表す方法として10段階に決めたものだが、その暗記方法である。ダイヤモンドが一番硬いこと、ガラス(石英)は以外に硬いこと(鉄など金属より硬い)、当時は遊びで地面に線を引くときに使っていた蝋石(ろうせき)とは滑石のことだ、とかを知って感心したものだった。 さて今回、この長年親しんできた「すいきんちかもくどってんかいめい」を変えようということらしい。ニュース等では、国際天文学連合(IAU)で、もうそのように決まりそうとのニュアンスだったのだが、現実は全然違っていた。これだからマスコミ報道は信用できない!!実際は、国際天文学連合(IAU)の総会で提案された「惑星12個案」には批判が多く大議論になっているようで、国立天文台の広報によれば、この際惑星を8個にしてしまおうという案が有力になっているそうだ。つまり、異端児の冥王星を惑星から外せということらしい。冥王星が好きだった人にとってはまさにやぶ蛇だ。ボクなんか、軌道がとんでもなくずれている(歪んだ楕円軌道で、その角度も他と17度ずれている)一番遠い得体の知れない惑星・冥王星にある種のロマンを抱いていたのに…。結論は明日の24日の総会で決まるとのことだが。。。
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