スープカレーを食べてきた。。。 -2005.04.07

 とっても久しぶりに札幌へ行く機会がありました。昔は札幌と聞くと、とっても行きたいという気持ちが強かったが、最近は遠出するするのは面倒になってきて、特に望んだわけではなかったが、たまたま札幌へ行くことになったというのが実際だ。とはいえ、せっかく北海道へ行くのだから美味しいものをたくさん食べよう!と勇んでいった。 

 さて、北海道といえば海鮮・魚介が一般的だろうが、いまや流通が発達したこの時代、北海道ならではというものはほとんどない。魚介類にこだわりを持って市場で漁ってきた私には、ましてや居酒屋で食べる海のものでは目新しい食材は残念ながら無かった。。。最初の店では、ツブ貝、真イカのお刺身はとっても美味しかった。ホタテは殻にのってはきたが、残念ながら冷凍ものだった。別のお店で見かけた「赤カレイ」のお刺身も食べたが、う〜ん!お味は今一でした。。。などなどで、結局、目新しかったのは最後の晩に食べた「厚岸の生カキ」ぐらいであった。

 生カキはいろいろなところで食べているので、今回も是非食べたいと思っていた。。。関東だと、たいてい宮城産か広島産である。岩牡蠣だと、北陸や千葉産あたりが一般的だ。。。ロンドン・ボルチモア・バンクーバー等で7,8種類のカキを食べた。また昨年、渋谷のワイン居酒屋でニュージーランド産の生カキを食べた。それぞれ、違った味わいがあり、厚岸産も食べてみたいと思ったわけだ。一度まとめて別稿で紹介したいと思っているのだが。。。。(いつのことやら!)

 というわけで、今回は矛先を変えたのであった。。。札幌では、「スープカレー」なるものが流行っているらしい。私はもともとどろどろしたカレーは苦手で、さらさらな方が好きなので、これは絶対良いに違いない。。。と、気持ちはすぐにスープカレーに移っていたのでした。

 まず、一軒目。地下鉄東西線で琴似駅へ、南へ歩いて琴似神社の隣に札幌カリー「ぱお」がありました。鶏と竹の子のスープカリー(季節限定)を頂いたが、なかなか良かった。これに気をよくして、もっと行くぞ!という気分になった。。。

琴似神社に向かって右隣
詳しくはここ
鶏と竹の子のスープカリー(季節限定)中辛をオーダーした。 骨付きの鶏モモ一本にソテーした薄切り竹の子がのっている。サラサラではなく、ちょっとこってりのスープという感じだ。

 そして、二軒目。大通り駅から西へ。狸小路の西の端にある「ouchi」。入ると男女4人組がいました。私の後に入ってきたのはアベック一組に女性ばかりでした。。。ベジタブルスープカレーを頼みましたが、ホントにたくさんの野菜が入ってました。具としては、ナス・レンコン・シシトウ・赤ピーマン・ピーマン・玉ねぎ・オクラ・シメジ・京菜・長芋・エンドウ・キャベツ・ゆで玉子が入ってました。どの野菜も食感がしっかりしていて、とても美味しかったです。

女性客ばかりでした。。。
ouchiのHP
ベジタブルスープカレー。ライスにのっているのはカリカリ玉ねぎ。 これはサラサラタイプで、たくさんお野菜が入っていてとっても美味しかったです。。。

 コンビニに入ると「スープカリーの匠」というカップ麺風な器の商品があった。う!見たことないぞ!。。。で、ちょっと470円と高いけど、さっそく買ってホテルで食することに。。。ホテルの電熱湯沸しに、レトルトパックを入れて暖めて器に盛っていただく。。うん、なかなかいけるぞ!。。。高いけど。。。

 帰りにお土産を物色していると、スープカリーの素がありました。「らっきょ」という店のレトルト版と、北海道でのみ販売されているハウス食品の「スープカリーの匠」(濃厚と芳醇がある)を買ってきた。後日、我が家の食卓に乗ったのだが、「スープカリーの匠」は簡単に作れてかなり美味しかったです。レトルト版は、鶏モモなど具がタップリ入っていたけど、味が濁っていて今一でしたね。。。

「らっきょ」という店のレトルト版。 「スープカリーの匠」<芳潤辛口>。ナス・マッシュルーム・アスパラ・玉子など入れて、ビシッと辛くてよかったです。 ハウス食品・北海道のみ限定発売。
<濃厚辛口><芳潤辛口>

先ほども書いたように、私はもともとスープのようなカレーが大好きだったので、これらスープカレーはわが意を得たり!!という感じで、やっと私の望むカレーが出てきたか。。。という思いであった。要は、とっても嬉しいのだ!。

 これは手料理レシピに加えるべきと、さっそくスーパーで、カレー粉やガラムマサラなど買ってきた。次は、手作りスープカレーに挑戦するつもりなのだ。(なんと単純!)。。。こうご期待あれ!おいしく出来るといいなあ〜〜。

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韓国料理店へ行ってきた。。。-2005.04.29Up, -2005.05.03Up again

 【初回編】-2005.04.29Up

 初めて本格的な韓国料理店に行ってきました(04/20 wed.)。新宿近辺で食べようという話があり、私がお店を決めることになったので、それじゃあ前から気になっていたうわさの韓国街(?)あたりの韓国料理店に行ってみよう。。。と思ったわけである。インターネットの検索で調べてみる。いろいろ調べて結局は両班」(やんばん)というお店に決めた。(*「両班」とは、朝鮮王朝時代の身分制度で最上位の貴族階級のことである。チャングムで知った。。。)決めた理由は以下のようである。

  • オ・ヒョンランさんの好きな「タットリタン」が食べられるところ。(これが最優先。メニューに無い店が多いんです。)
  • 「ぐるなび」に載っていない。
  • 2005年3月に開店したばかりである。
  • 宮廷料理が食べられるとのこと。(チャングムに感化されている…)
  • 店の様子(ネットの写真だが)が落ち着いて食べられそうに見えた。

 というわけで一週間前ほど前に予約を入れて、勇んで向かったのであった。

 いろいろと山のように注文して、沢山食べました。なんと!お腹一杯で「タットリタン」にたどり着けませんでした。でも、美味しかったから、またくればいいや!と途中で思ったので、また来る楽しみが増えた気分です。

 ということで、いつものように食べたお料理の写真を紹介しましょう!今回は、編集して1枚にまとめてしまいました。
下の写真をクリックすると、ドンと大判になります!。

上段左より、宮廷春雨・生キムチ・生きてるタコ・百歳酒
中段左より、「両班」店構え・ナムルと前菜(キムチ等々)と水キムチ
下段左より、ポサム・サムゲタン・石焼栄養ビビンバ・海鮮石焼ビビンバ

 全般的に上品な味付けで、とっても美味しかったです。ここはリピートですね!そういえば福原愛ちゃんも良く来るようですよ。生きてるタコはさばいて皿に載っているのですが、足がウヌネウネウネ、のたくっていました。塩を入れたゴマ油で食べるのですが、身がしっかりしていて噛み応えがあってとても美味しかったです。パリパリした感触の生キムチもおいしかったな〜。春雨もゴマ風味がとっても良かったです。ポサムは、ゆで豚にキムチにアミの塩辛を好みで乗せて、ゆでた白菜の葉で包んで食べます。石焼ビビンバ2種(朝鮮人参入りと海鮮いり)も美味しかったです。サムゲタンのスープはちょっと上品すぎていて、もっと酷が欲しかったですが、皆どれも美味しかったです。また、行こうっと!!

そうそう、このお店、お客さんは女性ばかりでした。お店に入ったときはお隣に男性客がいたのですが、ふと気がつくと我々以外は全て女性客!。会計をして帰る際にも、続々と女性客が…。

(以上、初回編)


 【続編】-2005.05.03Up

 タットリタンを食べ損ねたこともあったし、この連休はどこにも行かないので、昨日「ゆうこん」と先日の韓国料理店「両班」へ行ってきた。。。HPを見ると年中無休と書いてあったし。。。

 2日16時ごろ、店に着いたが、中途半端な時間で他には誰もいなかった。さて、早速注文だ!。飲み物は工夫も無くビールにした。前回の経験から、「生キムチ」が美味しい!。そして、迷ったあげく「ゆうこん」がケジャン(ワタリガニのキムチ)にする。タットリタンは一人前でよかったのだが、2人前からだという。。。量が心配だが、エイッと頼んでしまう。

 先ずは、前菜が4品きた。@イカのキムチ、A小松菜のキムチ、B川えび天、Cニンニクの芽の炒め、であった。

 ビールを飲みながらつまんでいると、「生キムチ」がきた。。。

 そして、すぐに「ケジャン」も。。。ワタリガニが一匹、適当にバラバラになって、キュウリやピーマン等の生野菜と一緒にヤンニョム(キムチの赤いたれ)漬けの状態できた。店のお姉さんがハサミとピンセットを持ってきてデモンストレーションをやってくれるが、はっきり言って下手だ。。。
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 ボクは、手を真っ赤にしながらハサミでカニの足などバリバリと切って、食べやすくする。なんと、生ではないか!。カニ肉は生で、カニの甲羅も青っぽい、つまり火が入ってないのだ!。。。さて、そのカニ肉を食べてみる。絶品である!。これは無茶美味い!。しばし、このカニを堪能する。。。う〜ん、なんて美味さだ!。

 カニのさばきに悪戦していたら、女将が追加のお絞りを持ってきて、「これで手を拭きながらどうぞ。」とくれた。嬉しいことにボクを覚えていてくれた。そういえば、お店の前でカメラのシャッターも押してもらったしね。。。その日(20日)の男性客は我々だけだったし。。。

 さて、「生キムチ」にも箸をはこぶと、大きな生牡蠣が入っている。。。生キムチには、白菜・ニラ・セリ・切干・生牡蠣が入っていた。立派な生牡蠣が7つも入っていた(前回はチラッといた程度だったが…おまけしてくれたかな??)。ただでさえ美味しいところへ牡蠣が…。実に美味い!美味しくて申し訳ない!

 概ねカニをやっつけたところへ、「タットリタン」がやってきた。。。骨付き鳥肉・ジャガイモ・長ネギ・人参がヤンニョムスープでグツグツと。。。

 火を弱めて時間稼ぎをしようとしたら、グツグツとさせて煮詰まってくると更に美味しくなるよ。。。と教えてくれた。。カニへの攻撃と同時にタットリタンをフーフー言いながら食べる。。。これも美味しい!。スープも美味しいし、具も美味しい。。。ただ、そろそろお腹一杯になってきた。。。最後の踏ん張りで、なんとか食べつくすも、生キムチはまだ半分ぐらい残っている!。もうだめだ〜!口もヒリヒリしてきたし。。。「持って帰りたいのだけど・・・」と、残りの生キムチを包んでもらう。。。

 お腹やすめに、温かいお茶をもらって一休み。それにしても、ケジャンは美味しかったな〜。絶である!。牡蠣の入った生キムチも素晴らしい!。念願のタットリタンも素晴らしい!。お腹パンパンの大満足であった。(少々食べすぎたが、昔のボク等ならもっと食べられたのに…。悔しいね。。。との帰り道だったが)

 持ち帰った「生キムチ」はどうしたかって?。翌日つまり本日、冷麺の具にしていただいたところでした。。。おいしかった。
 また行こうね…色々食べるには人を増やして行かないとだめだよ…○○さんは?あんまり食べないよ。…じゃあ、□□夫妻は?それなら△△さんも誘えるね。。。という具合である。では皆さん、アンニョン!

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