本日休魚 我が家のミニガーデン
 2004年11月の庭
本日休魚

水浸しの庭対策とスイセン球根の植え付け(2004/11/03)

カーポート奥の庭部分ですが,粘土質の土の上に黒土を入れただけなので雨が降ると水浸しです.まだ排水が悪いのか,土が悪いのか切り分けがついていませんが,土は少なくとも良さそうではありません.腐葉土と堆肥を入れて土壌改良をするのもいいのですが,自家製堆肥も花壇に使って在庫は無し.特に急ぐ必要も無いので自然の力を活用することにしました.

まず必要なのが,庭に鋤き込むための有機物.今のところ堆肥を作ろうにも庭には雑草一本生えていません.そこでこの冬の間に庭にレンゲを育てて,春先に堆肥の材料にすることにします.堆肥にしなくても枯れるにまかせてもいいかもしれません.夏にはマリーゴールドやヒマワリを育てて同じく堆肥の材料とします.1〜2年繰り返して様子を見る予定です.

というわけで,今日はレンゲの種を播きました.別に均等に播く必要も無いので手でぱらぱらと適当に播きました.芽が出てきてみてあまりにもむらがあるようであれば,また種を買ってきて追加しようと思います.

雨の後の庭の様子です.たっぷりと水を含んだ土の上は歩くことが出来ません. レンゲの種です.たくさんあるように見えますが,もともと発芽率が低い植物なので,果たしてどのくらい芽が出るでしょうか?

レンゲの種を播いたあとに,先週土を入れた建物側の植栽スペースにスイセンの球根を植えました.全部で20球の球根を一列に並べて植えました.球根を植えてしまうと春まで殺風景なので何か植えたほうがいいかもしれません.

例によって撮影用にスイセンの球根を並べてみました. 植える前に並べて様子を見ます.深く考えずに一列に並べました.オレンジ色の管は将来に備えた門灯用の配線の管です.ちょっと邪魔.

球根の植え付けが終わったあとに,3箇所の植栽スペースに,引越しのときにアパートから連れてきた(?)フトミミズ約80匹を放しました.期待としては繁殖して数を増やしてどんどん土を耕していって欲しいです.まだプランターに50匹くらい残っているはずなので,これは庭に放す予定です.ちなみに捕まえたミミズを入れておいたプランターの古土はミミズのフンで植物が良く育ちそうな見事な団粒構造の土になってました.

自家製堆肥作り(2004/11/06)

花壇の土作りで手持ちの堆肥を使いきってしまいましたので,保存しておいた生ごみ処理機の処理物を堆肥化することにしました.

我が家での堆肥作りはキッチンにあるナショナルの生ごみ処理機で乾燥処理した生ごみに腐葉土と米ぬかを混ぜて発酵させるものです.ちなみにこの乾燥処理物をそのまま土に混ぜても夏場なら数週間で分解して堆肥化されます.実際にいくつかのプランターでは花殻や雑草を一緒に混ぜこんで処理しています.このプランターにミミズも一緒に入れておくと増えます(^o^)

まず乾燥処理物と同量の腐葉土を用意します.同量といっても適当に目分量で充分です.このとき腐葉土の量が多いほうが失敗しにくいです.この腐葉土が初期の発酵のための菌を提供します.殺菌済みの腐葉土を使うとなかなか発酵しないので注意が必要です(経験者は語る.時間がたてば空気中の菌で発酵が始まります).これだけでも発酵が始まりますが,米ぬかを適量混ぜ込むと数日で一気に菌が繁殖して堆肥作りを加速できます.うまくいけば数日で60〜70度くらいまで温度が上がります.ただし規模が小さいのでなかなかそこまでは上がりません.

今回は処理物と腐葉土・米ぬかに加えて,夏の間休み無く花をつけていたポーチュラカとペチュニアを細かく切って混ぜ込みました.そのほか落ち葉など有機物であれば何でも混ぜてしまいます.最後に適度に水分を加えておしまい.ちょうど手元にあった土嚢袋2袋に入れて,建物北側に並べておいておきました.このまま何度か切り返しを行いつつ,春先まで寝かせて置けば自家製堆肥が出来上がります.

乾燥式生ごみ処理機の処理物です.水分にさえ注意すれば長期間保存が効きます. 左の処理物と同量の腐葉土,それに米ぬかを加えてよく混ぜます.今回は夏を飾ったペチュニアとポーチュラカを細かく切って一緒に混ぜました.適度に水分を加えれば終わりです.
土嚢袋にいれて,雨が掛からないようにシートをかぶせて完熟まで寝かせておきます.一度に作る量が少ないので管理が意外と難しいです.

自家製堆肥作り(2004/11/08)

今朝,会社に行く前に土嚢袋に挿しておいた温度計は19度.外気温とほぼ同じです.建物の北側に置いたのであまり発酵が進んでいないのかもしれません.ところが帰ってから懐中電灯片手に様子を見に行くと,温度計の表示は49.8度.しっかりと発酵しています.次の土曜日までにどれだけ発酵熱が出るか楽しみです.

レンゲ発芽(2004/11/13)

雨が降るとぬかるむ庭を改良するために播いたレンゲの種を発芽させるために数日置きに水をまいてます(^_^;) そのかいあってレンゲの発芽が始まりました.かなりの数の双葉が開いていますが,根がきちんと土の中に張っているものはごく少数です.期待通りレンゲの根は粘土質の土壌に食い込んでくれるでしょうか?

先週仕込んだ生ごみ堆肥は,この1週間での最高発熱は54.8度.やや低めです.今日は33度まで下がっていました.試しに土嚢袋から取り出してみたら,真っ白な菌糸が広がっていますが,カチカチに固まっています.とりあえず切り返しをかねて,家の周りにはえていた雑草を片っ端から引っこ抜いて,落ち葉も一緒に混ぜ込んで軽く水をかけて再び土嚢袋に戻しておきました.

レンゲの双葉が開きました.これからレンゲの根と粘土質土壌の戦いが始まります.

フラワースタンド購入(2004/11/14)

種まき後の苗をそろそろ外に出すことになったのですが,屋上に直接置くのもちょっと抵抗があり,フラワースタンドを買うことにしました.買ってきたのはアイリスオーヤマの木製フラワースタンドGD-903です.屋上で使うと決まっているので,初めから屋上に持っていって組み立てました.組み立て時間は屋約15分.写真撮影などしなければもっと早く組みあがったでしょう.

これがフラワースタンドの全パーツです.一応防腐カビの塗装がしてありますが,ちょっと心配です. 15分くらいで組み立ては終わりました.見た目よりは軽いの動かすのは簡単です.今はポットに移植したアリッサムとノースポールが置かれています.

昨日切返しを行った生ごみ堆肥は再び56度まで発酵熱が上がっていました.発熱が収まるまで毎週切返しをします.

堆肥切返し2回目(2004/11/20)

先週切返しを行った堆肥はその後最高59度まで発熱し,発酵熱が下がり始めました.もう少し高温状態を維持してくれると大きい有機残渣を分解してくれるのでいいのですが,規模が小さいので大きめのくずはあとでふるいがけして取り除きます.最後に乾燥しすぎないように腐葉土の入っていたビニール袋に入れなおして,春まで熟成させることにします.

2回目の切返しを行ったところです.緑色のものはほとんど無くなり,黒くなってきました. これが2週間前に堆肥作りを始めたときの写真です.剪定くずなど緑色のものが多いです.

ブルーデージー(2004/11/23)

玄関まわりが少しさびしいので今まで育てたことの無いブルーデージーを買ってみました.徒長株で少し安くなっていました.一年中花が売られているので「どの季節の花だったかな?」と悩みましたが,結局余り気にせずに買って帰りました.ちなみに春と秋に開花する花です.

例によって植え替えてから写真撮影.撮影が終わったら株を育てるために容赦なく花とつぼみを片っ端から摘み取りました.徒長株なので脇芽をいくつか切り落として,挿し芽で増やしてみるつもりです.

とりあえず花がついているうちに写真を撮っておきます. 株を育てるために,開花中の花と大き目のつぼみをすべて摘んでしまいました.

レンゲ(2004/11/28)

レンゲの本葉が開きました.根が無事に土にもぐっていったものが半分,根がいまだに土の表面を張っているだけのものが半分といったところです.それでもかなり数の芽が元気に育っています.ベランダから見るとぽつぽつとレンゲが発芽しているのが分かります.春には一面レンゲになることを期待してます.

本葉が出てきました.そういえば1枚目の丸い葉はよいとして3枚葉,5枚葉はどういう風にはえてくるのでしょう?この1枚目の葉が伸びてその間に出てくるのでしょうか?

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