重厚な造りが魅力的な洋館。時の権力者の象徴とされたその建物が、都内にも残されています。
現役で使用されている建物、公園の中にひっそりとたたずむ建物、中を見学出来る建物。そんな洋館の一部を紹介します。
丸の内の駅舎は赤レンガ作りの立派な建物です。周辺では再開発により新しいビルが立ち並び、景色がかわりつつありますが、明治時代からの重厚な建物は東京の玄関として君臨しています。
日比谷公園内にある洋館です。
東京都公園資料館(旧日比谷公園事務所)の建物で、日本初の洋式庭園である日比谷公園の管理事務所として明治43年(1910)11月に竣工しました。
関連サイト:東京都公園資料館
この建物は門(大木戸門)に付属する守衛所です。昭和2年(1927年)に建設されたもので、新宿御苑の大木戸門出入り口の近くにひっそりとたたずんでいます。
明治29年(1896年)に建設された木造平屋の建物です温室付属の洋館で、皇族が温室を訪れる際の休憩施設でした。
月2回、土曜日に内部が公開されています。
新宿門に付属する守衛所です。昭和2年(1927年)に建設されたもので、1995年に現在の新宿門が完成するまでは、新宿御苑の新宿門はもう少し大木戸門よりの場所でした。 新宿御苑横の散策路(現在の新宿門から大木戸門まで、散策路が整備されています)沿いにある、なんともかわいらしい建物です。
神宮外苑の銀杏並木道。その正面に見えるのが聖徳記念絵画館です。
1926年(大正15年)10月22日に竣功したこの絵画館の建物は、神宮外苑のシンボル的存在になっています。
明治時代の洋館とは異なる重厚さのある建物は、正面玄関の天井がドーム型をしているもの特徴です。