わかる!使える!サクッと身につく英語のイディオム
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わかる!使える!英語ニュースで学ぶデイリーイディオム100 〜プレイバック『斬れる』英語 2003-2004〜
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英語はできるはずなのに,ネイティブと話すと「?」ということが多くて本当は完全に理解できない...通じてはいるけれど,何か自分でもモタモタして,言いたいことをすっきりと伝えられない.相手のネイティブは自分の英語をどんな風に思っているのだろう...そんな心配はありませんか? 日本人は受験で覚えた結構難しい単語を使いますが,それが本当に英語らしい表現なのでしょうか?反対にネイティブが話すやさしい単語の表現が,どうも理解できないということの方が多いのではないでしょうか.例えば 「ネイティブらしさ」の秘密はイディオムだった!私は7年以上海外で暮らしました.最初にロンドンに行く直前に初めて受けさせられたTOEICが850点.その当時では帰国子女でなければかなり上位の得点でしたので,ある程度自信を持って着任しました. しかし,自分の英語がまだまだであることは,すぐにわかりました. "Mr.Maki, let's sit down with each other in the near future." ある日私は隣の席の男性ローカル社員と話している最中にそう言われて,飛び上がるほど驚きました.彼はセントラルパークの一角にあるベンチで私と愛を語ろうとでもいうのでしょうか.「え,何? この人そういう趣味だったの...?」 まさかと思いながら私はどう答えたものか,言葉につまってしまいました.そんな私の不安に気付いたのか,彼はこう付け加えました."If you have time tomorrow afternoon, we can continue with this matter." そうです.彼はその時話題になった問題を,一度じっくり話し合って解決しようと言っていたのです.私は内心赤面しながら,翌日の予定を約束しました. また,こんなこともありました.あるローカル社員と日本人の上司の間がうまく行っていないという状況を私に教えてくれた同僚が,こう言いました."She was very tired with extra work recently. Then Mr.xx's(日本人の上司) word was the last straw." 『最後のわら』...「おぼれる者はわらをもつかむ」ということわざがありますね.もめているはずなのに上司に土壇場で助けを求めたのかと思って,「ぎりぎりの時になれば協力できるものだね」などと言ったのですが,これは大間違い.実はこの last straw には全然違う意味があったのです.いわば「とどめの一撃」.どうしてそうなるのかは,今は言わないでおきましょう. 英語をかなり勉強して,ビジネス用語もずいぶん覚えたたつもりでも,かならずひっかかるのがこうしたやさしい表現のイディオムです.私たちにとって本当につらいのは,イディオムというのは,1つ1つの単語の意味を知っていてもほとんど役に立たないことが多いのに,ネイティブにとっては「あたりまえ」であるということです.しかし,だからこそ,これが使えれば使えるほど,英語は加速度的にネイティブ風になる,ということが彼らと話せば話すほどわかってきました. ニュースで英語に早く上達する!ところで,海外勤務時代のネイティブとの付き合いはほとんど会社でしたから,毎朝の話題は近所のうわさ話ではなく,スポーツ,映画,政治,経済など,毎日のニュースから始まりました.そのため私がテレビのニュースを見ていると(予習していたわけです),「あ,このイディオムあいつが使っていたな」というように,たびたび気づくようになり,「ニュースは,誰にもわかるようにやさしい言葉のイディオムを使っているんだ」「自分もこれを使えば,スッキリわかってもらえるんだ」という確信ができました. つまり,ニュースを見たり読んだりすると英語の上達が早い,ニュースの英語は決して難しくなく,それどころか会話にそのまま使える表現があふれているということです.もちろん,英語で話せる話題が豊富になるので,ネイティブと話すのがこわくなくなります. またイディオムには先ほどの2つのような名詞中心のものと,「やさしい動詞プラス前置詞・副詞」からきているいわゆる「phrasal verb(句動詞)」があります.例えば 私のメールマガジン「海外ニュースの『斬れる』英語」でニュースの記事を題材に決めたのは,そんな一石二鳥・三鳥の効果をあなたにも早く身に付けてほしかったことが大きな動機でした.特に,大半の回数を基本動詞の表現をとり上げるために使いました.今回のEブックにも,見れば簡単そうで実際に言おうとすると必ず迷うような「動作」の表現をたくさん紹介しています. Eブックの内容このEブックでは,メールマガジンの読者の方にはおなじみの構成で,実用的な表現をきっちりと身につけていただくことができます.それは,1つ1つの表現の使い方を中心にていねいに解説し,使う状況,英米の違いにも配慮しながら繰り返すことで覚えていくという方法です.具体的には,次のような特徴があります. ニュースの記事から毎回1つの『斬れる』表現を厳選 イディオムを形成する発想の解説で自然に記憶できる 海外サイトや新聞から選んだ本当の英語だけの例文 和文英訳の問題も採り入れて「自分で使う」ことを重視 このEブックは,イディオムを使うことに徹底的にこだわっています.その1つの現れが訳文です.日本語だけ読んでも自然な和訳を,海外の素材から選んだ英文を対比することによって,日本語と英語の発想の違いが浮かび上がってきます.このEブックを最も効果的に使う方法として,全ての例文を,英→和,和→英の両方から比較してみることをお勧めします.そうすれば,ここに収められた100のイディオムをマスターするだけでなく,あなたはその何倍もの表現力を身に付けることができるのです. ご推薦・ご感想をいただいています!◎西沢知樹さん 真木由人さんことGlobeさんの「わかる!使える!英語ニュースで学ぶデイリーイディオム100 〜プレイバック『斬れる英語』2003-2004〜 」は、素晴らしいテキストです。◎小池真由美さん 「う〜ん、これは『斬れるっ』!!!」といつも感心させられっぱなしの、あのメルマガの著者が。ついに、ついに、見事なイディオム集を出してくれました。それが、「わかる!使える!英語ニュースで学ぶデイリーイディオム100」。◎きみよさん わたしたち日本人が英語で話そうと思うと、ともすれば非常に堅苦しい表現を選びがちです。それは、ついつい日本語対英単語という風に、1語で対応させて暗記してしまっているからではないかな〜と常日頃から思っていました。それこそ受験英語と言われて、とても難しい英単語をせっせと覚えた結果、その単語をネイティブとの会話で使うと、大げさすぎて怪訝な顔をされたり、こういうこと言いたいの?と言い直されたりしたものです(^^;他にもご購入いただいた方からご感想をたくさんいただいています! ■中学校で習った動詞でこんな表現ができるんだと,目からウロコです. ■ethnicって,料理や生活だけでなくスマートな使い方がわかって,友達に自慢できます! ■高校で英語を教えています.内容はみな生きた英語なので授業に使わせてもらっています. ■TOEICによく出るイディオムはニュースでよく見ますね.自分でもニュースをチェックしてみます. ■日本の新聞で読んだ海外の記事でピンとこなかったのが,よくわかりました.
ニュースで学べるのは時事英語だけではありません.むしろ,限られた時間や紙面できちんとした内容を正確に伝えるために,ムダがなくやさしい表現が使われているのは当然ですね? こうした表現は,日常会話はもちろん,会社の会議などでも強力な武器になります. このEブックは,あなたがそうしたキラーフレーズを自然に身につけられるように,覚えやすい説明とアウトプットを意識した構成で,あなたのお手伝いをします. 発行回数440回となるメールマガジン「海外ニュースの『斬れる』英語」の第101回から200回までの内容を再編集し,色刷りとしてさらに読みやすくしたものです.今回は PDF 122ページ 3,800円(税込み) そして英語をラクラク上達させる【特別レポート】を収録かつてメルマガバトルで最後の2日間だけ追加公開したレポート『私が英検1級+TOEIC930点を実現した3つの方法』の封印を解き,Eブックご購入のお礼に収録しました. 特に英検やTOEICなどの試験対策をされている方に共通する誤った勉強方法を,このレポートは根底から変えることになるでしょう.そして,今よりずっとラクで,速く上達する方法を具体的に説明しています.
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2006 © Yoshihito Maki
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