高感度指向性アンテナを用いた基地局。
(パネル型、エントランスシステム型を含む)



電車から見た角度から・・建物はお酒屋さんのお店でした。


出かけた時に乗車中の電車から一瞬ちらりと見えたのがこの奇妙なアンテナ。
一瞬だったので確証が持てなかったのですが後日バイクで電車から見えた辺りを探して見ました、そうしたら・・有りました、このアンテナ。
残念ながら基地局本体は下から見ることは出来ませんが、恐らく三洋等のG3タイプと想像されます、画像ではちょっと見づらいですが手前に通常タイプの4本アンテナも設置されています。
雑誌やその当時のDDIポケットからの請求書に同封された小冊子にも紹介されていた通称”大セル”と呼ばれていた基地局アンテナ、高感度指向性アンテナと紹介されていました。
しかし電波の出力は通常と同じ500mW、感度が良い分300mW程度に下げてあるという話も聞きます。
受信感度も良い分端末からの微弱な電波も安定して受け止めてくれるでしょう。




同じアンテナを違う角度から・・雑誌の予備知識が無ければPDCの小セルと勘違いしそうな形状、しかも標準的なDポのアンテナも設置されているのでなおさらです。
通常のアンテナが無指向性なのに対しこのアンテナは高感度でしかもエレメントの向きによりビームを振る(電波の飛ぶ方向を変えられる)ことが出来る物、また仰角(上向き角)も調整出来る構造で、よく見るとほんの少しですが上を向いていますね。
このアンテナが向いている方向には団地が有りました、そこに狙いを定めているのでしょうか。
同じタイプの自立型が多摩地区西部にも多数設置されている模様です、ますますエリアが広がりエリア内でもより一層の安定した通信が期待されますね。
余談ですがアンテナの下のマーク、酒屋さんだけにお酒のマスを表しているのでしょう。
WILLCOMのCS(基地局)で指向性を持ったアンテナを用いた局で左側のタイプは既に紹介していますが右側の四角の板状のアンテナが今回紹介する物です。
左のタイプに比べかなりコンパクト、やはり指向性を持たせたタイプですがどの程度の利得(感度)が有るかは今の私には解りません。


ご覧のようにかなり薄型、その形状から”板チョコ”とか”モナカアイス”とか呼ばれることも有りますが、私にはゲームの”テトリス”で落ちてくるコマの一つの様にも見えてしまいます。
この場所からは基地局本体が見えませんがおそらくG3タイプが繋がれているのではと想像されます。

アンテナ本体が少し上を向いていますが、その先には副都心の高層ビル街があります、ビルをピンポイントで狙っているのでしょう。
このアンテナの直ぐ下でメールをやり取りしていたのですが果たしてどちらのアンテナと繋がったのかなぁ。

H゛やPHS基地局のコーナーに何故かPDC携帯電話の基地局画像・・、これはツーカーセルラーの基地局鉄塔です。



WILLCOMの基地局とアンテナがまるで”宿り木”の様に設置されています、2局は高感度指向性アンテナ、1局はコーリニアタイプのエレメントが長い物。
しかもその下にはエントランスシステムの中継用機器も3局分設置されています。
この基地局は以前出張で来た工業団地周辺で発見しました、種類としては既に紹介したタイプですが鉄塔に3局も間借り状態・・しかもエントランスシステム付きというのが珍しく今回紹介いたしました。
収容回線数は11回線?。


でも下の方を見ると見慣れたデザインのアンテナが・・よく見ると3局設置されています。

少し上にも何かのアンテナが付いていますがau辺りのアンテナか?。



この画像は鉄塔の裏へ隠れるように取り付けられた基地局本体、ケースの形状から京セラやエヌテクス辺りのG3コンパクトタイプと見られます。


やっと撮影が出来た自立柱型の高感度指向性アンテナとG3タイプ基地局の組み合わせです。
アンテナの向いている先には高層マンションらしき建物が・・、回りを見渡すと通常型基地局も多数見られ電波が濃そうです。


基地局本体は電子機器の展示会にて三洋ブースで見たタイプでアダプティブアレー動作をするG3タイプ、特にこのタイプはSMAXと呼ばれている多回線型(正確な数値は解りませんが1局で10数回線収納)基地局でした。
今回初めて実際に設置、運用されている物を見ることが出来ました。

支柱の下の方にも何やら見慣れない箱が・・ISDN回線の繋ぎ箱かも知れません、多回線と言うことはISDN回線も複数必要になると思われますので・・。

*後日掲示板への書き込みでこの見慣れない箱の内部には対雷用トランスが収められているということです、下の大きな箱は電源関係のブレーカー、保安器と停電時バックアップ用のバッテリーが収められている場合も有るそうです。(情報提供Pさん)

2004年春、房総は富浦まで鉄道で出かけたときに発見した高感度指向性アンテナを用いた局です。
しかしご覧の通りアンテナエレメントが縦に二組付けられ8エレメントの局でした、指向性アンテナには長短2種類有りますが短い小型のアンテナを2段に繋げた物と見られます。
基地局本体は3社製の小型G3(Lタイプ)が1台設置されていました、この局1局でどの程度の範囲をカバーできるのでしょうか?、付近を見渡したところ他にDDIポケットの基地局を発見する事は出来ませんでした、この局は国道127号線沿いより富浦駅方面に向けてありました。
この時に行った”猫だパーク”と富浦駅はこの基地局からの電波を受けており守備範囲は広いと思われます。

高感度指向性アンテナを用いた基地局ですがこの左の画像・・何かちょっと寂しいと言うか忘れ物をしているような・・。
支柱に付いているべき基地局本体が見あたらないのです。

しかしよく見ると・・アンテナエレメントと同じ高さに設置されていました。
 


←横に回り込むと・・逆光でちょっと暗くなってしまいましたが3社製タイプのコンパクトG3タイプがチョコンと取り付けられています。
  
真下から見るとこんな感じ・・アンテナとリフレクタを固定している金具の形状も前後で違うのですね。


またこの基地局のアンテナ、指向性タイプですがアンテナエレメントの長さが今まで見た物に比べ短い物でした、恐らくアンテナゲイン(利得)が違うものと思われます。

背高ノッポの基地局、自立型パネルアンテナタイプ。
  

幕張メッセでの電子関係展示会を見た後に友人の車に便乗するため駐車場へ・・そこで見た物は一番左の風景、見慣れた4本エレメントのアンテナと共にやけに背の高い柱が・・。
良く見るとパネル型の指向性アンテナが(中央の画像)・・柱にはこれも見たことのある箱・・三洋製の多回線型G3タイプ基地局が設置されています。
ビルの屋上等に設置されたパネルアンテナは以前にも見ていますが自立型で設置された例は初めて見ました、また支柱も良く見られる物より1.5倍ほど高くなっています。
アンテナが狙っているのは幕張駅周辺のビル群と思われます。(右の画像)

隣に設置して有るのは同じG3タイプの基地局ですが京セラなど3社で製造されているタイプ、アンテナはG3とよく組み合わせられるコーリニア型ではなく通常一番目にするタイプのようです、でも基地局がG3タイプなのでアダプティブアレー動作が可能な基地局と見られます。
右の画像は電源や回線を取り込む接続箱、お馴染みのマークとロゴが見て取れます。

小型指向性パネルアンテナの基地局。
JR京葉線、舞浜駅で見つけた基地局です、ホーム売店のキオスクの屋根上に設置されています。
キオスクは2店舗ありそれぞれに設置されているのですがアンテナの向きはそれぞれ180度違う方向に向いています。
最初はディズニーランドをターゲットにしているのかと思ったのですがそれにしては向きがおかしい・・アンテナの向いている方は駐車場の外れなのです。
反対側のアンテナも向いている方にはめぼしい施設、建物は見受けられません、もしや・・無線エントランスシステムの中継局??。
 

パネルアンテナのアップ、アンテナは4枚共に同じ向きに付けられています、同軸ケーブル接続部の矢印は何かを表している物だと思います、電波の変波方向とか・・。
以前から設置されていたのは確認出来ていたのですがやっと撮影する事が出来ました、設置されて時間が経っていることがホコリの付き具合で解りますね。

 

この基地局も同じ駅ホーム天井付近に2局設置されていてもう一台の製造番号は003183と1番違いでした、この本体に付けられたアンテナは大型の指向性パネルタイプ、なんとアンテナを取り付けてあるマスト(柱)は駅ホームの屋根に穴を空けて貫通させて有ります、こちらのターゲットはズバリディズニーランド・・2台のアンテナがしっかり向けられています。
またディズニーランドの回りにもビルや倉庫の屋上に指向性タイプが多く設置されているのを車窓からも見ることが出来ます。


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