〜レガシー(9年モノ)に「アーシング」してみました〜


シェルパだと効果が今ひとつ体感できなかったけど、じゃあよく効くと言われる古い四輪車だとどうなのか?が知りたくてアーシングしてみました。

使った線材は、シェルパと同じ8スケアのアース用ケーブルです。万力で圧着するのがめんどくさくなってきたので、専用の圧着工具買っちゃいました。工具の入れ物に電線コネクタと電線の組み合わせが書いてあって、初めて正しい組合わせというものがわかりました。今まで適当にやってましたから。

端子・スリーブ呼び 電線抱合容量(mm2) 工具ダイス位置
1.25 0.25〜1.65 1.25
1.04〜2.63
5.5 2.63〜6.64 5.5
6.64〜10.52

今回は8スケアのケーブルなので、スリーブ呼びが8の丸穴端子を買ってくれば良いわけです。抱かせるボルトの太さは色々なので、丸穴の直径は何種類か有った方がいいです。

マイナス側のバッテリー端子はカーショップに売っている銅色のヤツに変えました。元々ついているターミナルだと、何本もアース線を接続できないのです。


合計5本のアースラインを取り付けてみました。(ボンネットの中が汚いなぁ・・・)
ポイントは、オルターネータ、イングニッションコイル、シリンダーヘッド左右、右側ヘッドライトです。


交換したバッテリーターミナル。これは複数のアースラインが簡単に接続できてグッドです。お店に行くと大小2種類のターミナルがありますが、レガシーは大きい方です。


イングニッションコイルのすぐそばのアースポイントを増強。


シリンダーブロック左側の未使用ボルト穴を利用してアースラインをつなぎました。これは点火系のラインの改善のためです。


シリンダーブロック右側も同様。


右側のヘッドライト用のアースラインを作りました。

効果!!

シェルパと違って、レガシーははっきりと違いが体感できました。アイドリングからアクセルをちょっと踏んだ時の車の動きが違います。出足が良くなり、エンジンのピックアップも改善されていると思います。きっと燃費も良くなっていることでしょう。費用対効果で考えれば、これは絶対にやるべきチューニングです

今度は、荷室に積んでいるウーハーまでぶっといアースラインを引いてみようと思います。

※4月の終わりに、草津白根山に行く機会があったので、燃費を計算してみました。

行き(上り坂多し)  リッター7.91キロ
帰り(下り坂多し)  リッター12.0キロ
平均          リッター9.4キロ

行きの分には、山頂で車中泊の時に暖房や電池の充電のために1時間ぐらい停車のままアイドリングしている際の消費分も含まれるので、実際はリッター8キロを越えていると思います。
しかし、帰りの12キロはびっくりです。雨が降っていたので高速道路であまりスピードを出さなかったこともあるとは思いますが、今までこんな低燃費になったことはありません。これまでだと、ロングドライブしてもリッター7キロ〜8キロ程度だったので、アーシングによる燃費改善効がはっきりとあることが実証されました。