オウガバトル・トーナメント
OGRE BATTLE TOURNAMENT
 
〜 コラム集 〜
 
ストーリーを愉しむ
 執筆 :飛鳥りんさん (2000/8/15UP)
   
トーナメント最高成績 優勝
 毎回、コンセプトを重視しユニークな編成で挑んでくる女戦士。
 数多くの男性陣を、足蹴にする姿は実に頼もしい。^^;
 
 「トーナメントは筋書きのないドラマである」と、昔の人は言いました。
 ・・・そんなことは誰も言っていないのですが、実際、数々のドラマが生まれています。
 対戦相手の相性有り、タロットの妙有り、大逆転有り・・・
 
 そして忘れてはいけないのが、試合で生ずるストーリーです。
 感動を呼んだ、クレアとデッド君の愛がその筆頭ですね。
 また、混乱して日頃の憂さを晴らした人もいるし、
 不慮の事故で離ればなれになってしまった兄弟もいるし。
 
 試合後のストーリーも考えると楽しいですね。私は、(ニバスとオリアスが仲が悪いのは、
 実はトーナメントで負けたからからかもしれない)・・・などと、想像を膨らましています(笑)
 「トーナメントはルールがよくわからなくて・・・」という人も、そういう視点から
 見てみると意外におもしろいかもしれないですよ♪
 
 さてと、前置きはこのくらいにして、私が勝手に考えたストーリーを一つ
 披露しようと思います。
 与太話ですが・・・しばしおつきあいくださいませ♪
 
 
 〜第6回・オウガバトルトーナメント、2回戦・第7試合のアフターストーリー〜
 
 ・・・ある夜、H県北部にあるS市に謎の集団が現れた。
 謎の集団の人数は20000人ほどであり、これはS市の人口とほぼ等しく、
 また去年の夏、S市でハマショーがコンサートをしたときの動員人数に匹敵する。
 
 その謎の集団は、みんな頭にバケツのような物をかぶっている。
 そしてその集団を率いるのは、目に眼帯をした男と、金髪の男・・・。
 ・・・そう、ランスロット・タルタロスとリチャード・グレンデルである。
 
 謎の集団とは、暗黒騎士団と冥煌騎士団だった。
 彼らに与えられた任務は、第5回大会でachhinn隊、第6回でaRk隊を撃破し、
 ローディスの野望の障害となった、飛鳥りんという女を排除することであった。
 音もなく飛鳥りんの部屋を包囲したバケツ騎士たちは、ランスロットの合図で突入した。
 
 突入した彼らが見た物は・・・
 雑然とした部屋はもぬけのからだった。
 「ちっ・・・逃げられたか・・・ん?」
 部屋の奥から、りんを三回りほど小さくしたような人形が100体くらいの集団で
 歩いてきた。
 
 『ローディスのみなさん、ローディスのみなさん、あたしりんちゃん♪
  遠路はるばるありがとう♪でもね、今日あたしはお相手できないの・・・。
  かわりにこの子たちと遊んでね♪』
 そういうが早いが、人形は爆発した!
 
 ・・・爆風が収まると、リチャードとランスロットは煤けた姿で立ち上がった。
 「・・飛鳥りんという女、なかなかふざけた奴だ」
 「うむ、さっきのはうる○やつらのパクリだろう」
 
 二人は部下たちを振り返ると、指示を出した。
 「まだそんなに遠くへは行っていないはずだ!必ず見つけだして・・・抹殺せよ!
  ローディスの未来のために!」
 20000人のバケツ騎士たちは、それぞれ散らばっていった。飛鳥りんを抹殺し、
 ローディスに栄光をもたらすために・・・
 
 ・・・そのころ、飛鳥りんは、リチャードの足元30cmの穴の中で毛布をかぶって
 ふるえていたという(笑)
 
 バケツ騎士たちに発見されて抹殺されるか、それとも無事に逃げおおせるか・・・
 飛鳥りんの明日はどっちだ! 
 
 (−完ー)
 

 
 
 
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