★豆しとぎ
神様に捧げる食べ物 『豆しとぎ』。神様に捧げる食べ物として、旧南部藩で作られたものです。山の神様、大黒様、稲荷様など旧暦12月の神様の年取りの日に神々に供えて、一年の豊作と無事を感謝し、翌年の豊作と安全を祈願しました。行事食は単に作り方の技だけではなく、その背景にある心も伝えていきたいものです。・・・・・・(以上ネットから引用)
私が豆しとぎを初めて食べたのは2,3年程前だったでしょうか、岩手県下閉伊郡川井村に住んでいる方から頂きました。その方のお母様が作ったということでしたが、実は父も(岩手県岩手郡安代町)幼いころよく食べていたそうです。初めて食べるその味は、形容しがたい本当に初めて!の味でした。とても美味しかったです。今回、常々作ってみたいと言っていた母が挑戦しました。次の日には私も一緒に作ってみたのですが、超がつくほど簡単なのです。ポイントは火を通さないでできること。生の米の粉をそのまま食べるのです。使うものは、青大豆、米紛、砂糖、塩、豆の煮汁といたってシンプル。豆を水に浸しておけば、ものの10分くらいでできてしまいます。そのまま食べても、すこし炙っても美味しいですよ。味は、固めの豆を使っているからかナッツのような後をひく旨さです。