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1.ルームメイト 2.いつもの朝に |
●「ルームメイト」● ★☆ |
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2006年04月 |
だいぶ以前の作品ですが、ある書店のポップが本書の再人気を呼び起こし・・・という話を聞いて読んでみました。
東京の大学に進学して上京した萩尾春海は、西村麗子という女子大生と部屋をルームシェアすることに。しかし、1ヶ月経たぬ間に彼女は急に派手になり、ついに失踪。 近くにいた女性が突然失踪、その謎を追うというストーリィは結構多いのですが、本作品は多重人格を掛け合わせた点がミソ。 こうしたストーリィ、要は読む人の好み次第、と思うのです。 |
※映画化 → 「ルームメイト」
●「いつもの朝に」● ★★☆ |
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2009年03月
2006/05/11
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帯の紹介文には「エデンの東の感動を現代に甦らせる、驚くべき傑作」とありますが、悔やまれることに私はスタインベックの「エデンの東」を読んでいない。また、ジェームズ・ディーン主演の映画も観ていない。 ですから、そう言われても・・・・。 本作品は、性格も評判も正反対な2人の兄弟(中学生)の物語。 2人の兄弟をめぐる、愛憎、葛藤、確執、そして対決というドラマ。次にどう展開していくのか、頁を繰る手を止めることができません。 |