日記 & 読書予定  
       
  2026.04.28

いよいよディケンズ「バーナビー・ラッジ」を読み始めました。
新訳かと思いきや、<
集英社ギャラリー〔世界の文学〕>に収録されている同作を底本とし、二分冊にして文庫化したものとの由。

普段読んでいるのは最近の国内小説ばかりですから、久しぶりに読むと中々入り込めずといった感じもあり、適宜読み流してとりあえず前へ前へと進みます。
するとやっぱり、これはディケンズの世界だなぁ、と感じます。
登場人物が皆、戯画化されている印象を受けますから。

ディケンズの特徴として、善良な女性は余り面白くなし。その一方で面白いのはやはり悪党といった人物。ぬけぬけ、しゃあしゃあと自分を正当化して悪びれるところが全くないのですから。そのくせ個性的。
そんなあくどい人物たちの前に、善良な人々はまんまと罠に嵌り、あるいはしてやられる、というディケンズ定例のパターン。

本作の主人公は、題名のとおり
バーナビー・ラッジという青年の筈なのですが、今のところあまり出番なし。
しかも、「白痴」と語られています。
※ドストエフスキーにも「白痴」という有名な作品があり、ムイシュキン公爵という善良な青年が主人公となっています。
原作をそのまま訳したのでしょうから仕方ないとはいえ、現在ではこの言葉、嫌な気持ちを覚えます。また、その人物が具体的にどういう状態なのか、むしろ曖昧になってしまうと感じます。
幸い巻頭の登場人物紹介では、「知的障害をもつ」と記載されていおり、その方が理解しやすい。
 
 

これまでの日記帳

 

       

 図書館等から借出中
 C・ディケンズ  バーナビー・ラッジ(上) 読書中  中公文庫
 C・ディケンズ  バーナビー・ラッジ(下) 04/18  中公文庫
 P・バーカー  女たちの沈黙 04/18  早川書房
 朝井まかて  豆は煮えたか 04/24  角川書店
 麻宮 好  筆耕屋だんまり堂(三) 04/25  祥伝社文庫
 梶尾真治  もののけエマノン 04/26  徳間書店
 柚月裕子  誓いの証言 04/26  角川書店
 M・ダ・コスタ  空、はてしない青(上) 04/26  講談社
 M・ダ・コスタ  空、はてしない青(下) 04/26  講談社
 購入済等未読本
         現在なし   
 図書館へリクエスト中
 戸森しるこ  窓のまどかさん 04/17(連絡有)  講談社
 岩井圭也  檻を出ろ!-横浜ネイバーズSP- 04/15(予約順1)  ハルキ文庫
 戸森しるこ  ねぎのねぎしくん 04/19(順番待1)  講談社
 伊与原新  コズミック・ガール 04/22(予約順3)  文藝春秋
 木内 昇  きみがなきあと 04/22(予約順1)  講談社
 桜木紫乃  異常に非ず 04/22(予約順6)  新潮社
 砂村かいり  飛距離の長い青春 04/22(予約順1)  幻冬舎
 朝倉かすみ  けんぐわい 04/22(予約順4)  光文社
 L・ムーア  死んでいる元カノとの旅 04/22(予約順1)  新潮社
 君嶋彼方  枯れ枝に桜 04/22(予約順1)  双葉社
 澤田瞳子  金波銀波 04/23(予約順4)  中央公論新社
 池澤春菜  光雨往来 04/24(予約順2)  角川書店
 畠中 恵  猫君 りんねの輪 04/24(予約順5)  集英社
 小路幸也  アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 4/24(7)  集英社
 須賀しのぶ  須賀のスガスガしくない話 04/24(予約順2)  集英社
 垣谷美雨  空き家と移住 05/07(予約順3)  朝日新聞出版
 佐藤賢一  家康と七人の忍び 05/08(予約順1)  中央公論新社
 辻村深月  ファイア・ドーム(上) 06/05(予約順11)  小学館
 辻村深月  ファイア・ドーム(下) 06/05(予約順12)  小学館

    


 

to Top Page