１日活動のための時間の基本単位は１日とするのが自然な気がします。長さにおける身長に相当する、いわば等身大の時間と思えるのです。天文的な時間が、人間の生理に影響を与え、睡眠や記憶のような脳の活動にも影響を及ぼしているからです。
３年と１分人生はおよそ３万日です。基本の単位である１日は、人生について考えるときは短すぎます。また１日は細かなスケジュールを決めるには長すぎる単位です。そこで、キロ日とミリ日に相当する時間、３年＝約1096日と、１分（１日＝1440分）を補助的に使います。1000分＝16時間40分ですから、１分は起きている時間の千分の１と考えることもできます。
一生の計画は３年単位で立てるとよいでしょう。３年を１時間として、一生を２４時間になぞらえて考えると、自分にとって今がどんな時期かを冷静に判断できるからです。 |
|
例えば、親の保護下で暮らす０歳から１８歳までが、まだ寝ている０時から６時までにあたります。２４歳（８時）までが、朝食をとって午前中の仕事の準備、２４歳から３６歳（８時から１２時）が午前の仕事、４２歳から５４歳（午後２時から６時）が午後の仕事、等々と考えることができます。６０歳以降、自分の仕事の整理ができるような人生を送りたいと考えています。このことを教えてくれた叔父に感謝します。３年というのは、自然を相手とする農業のような仕事の場合にも重要な区切りと思います。 |
１ヵ月と３０分，１週間と３時間