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マジックナンバー | 脳の仕組みと関係する特別な数があっても不思議はない? |
3や7がマジックナンバーと呼ばれることがあります。多くの人が好む数字とされています。 3大文明とか、世界の7不思議のように使われ、記憶のメカニズムと関係があるともいわれます。私も、3つならすぐに、7つまでならなんとか覚えられます(^^;)。 いずれにしても、ある数が、脳の仕組みと特別な関係にあっても不思議はないと思うのです。 ときに、およその数としての千も、その特別な数の仲間ではないかと思うことがあります。千倍くらい大きさの違うものを比較するのは、とても難しく感ずるからです。 |
例えば、音楽。周期的な振動を、1秒に1回程度の振動であればリズムと感じ、1秒に千回程度ではピッチとして感じます。(212〜25Hzが音高、24〜2-3Hzがリズム、2-4〜2-10Hzが形式というのが、シュトックハウゼンの説であったと思うのだが、出典を思い出せない。記憶違いかも知れない。)量の違いが千倍程度になると、人間は量的に比較できなくなって、質の違いとして感じられるようになるのではないでしょうか? そう考えると、西欧流の3桁区切りの記数法や、キロやミリのような単位の接頭語、よく使われる3桁の有効数字等も、自然なものに思えてきます。 3や7や千が特別の数だとしたら、それはなぜなのでしょう? 仮説として数列をいくつか挙げてみます。 |
2n−1型の数 | 1, 3, 7, 15, 31, 63, 127, 255, 511, 1023, ... |
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en型の数 | 1, 3, 7, 20, 55, 148, 403, 1097, ... |
n!+1型の数 | 2, 3, 7, 25, 121, 721, 5041, ... |