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▲年表概説 | ||||
I.ソレルチンスキーの死−1944.2.11 |
op | 曲 | 作曲 | 初演 |
67 | ピアノ三重奏曲第2番 | 1944 | 1944 |
68 | 弦楽四重奏曲第2番 | 1944 | 1944 |
69 | 子供の練習帳 | 1945 | 1945 |
1945
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70 |
交響曲第9番 −当局の期待を裏切ったため、交響曲第五番で危機を切り抜け第七番で得た地位が、これ以降しだいに怪しくなる。 |
1945 |
1945 |
71 |
映画音楽「普通の人々」− 映画は批判され公開は10年後。 |
1945 | 1956 |
72 | 劇音楽「勝利の春」 | 1945 | 1946 |
1946
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73 | 弦楽四重奏曲第3番 | 1946 | 1946 |
74 | カンタータ「祖国の詩」− 十月革命30周年のために書いたが、演奏されず。 | 1946 | 1956 |
96 |
祝典序曲−37周年のために書いたとされるが、実際には30周年のために作曲。 |
1947 | 1954 |
1947
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75 | 映画音楽「若き親衛隊」 | 1947 | 1948 |
76 | 映画音楽「ピロゴーフ」 | 1947 | 1947 |
77 | ヴァイオリン協奏曲第1番 | 1947 | 1955 |
ジダーノフ批判 1948年1月(41才)、ニ度めの窮地に立たされる。
ジダーノフ批判直前のヴァイオリン協奏曲第1番からスターリンの死までの曲は、“生活のため”書いた映画音楽を除くと、初演の時期により2つの系列に分かれる。すぐ初演された曲は、極めて抽象的で何を描いたものかを想像することが難しいと思われる「24の前奏曲とフーガ」を除けば、すべて表面的には体制を賛美する内容の曲である。(但し、ジャンルとしてオラトリオやカンタータを選んだのは強烈な皮肉だと思われるが。) 残りの曲は全てスターリンの死後初演されることとなる。 |
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