簡単な民事調停

簡単な民事調停

--自分でするのが原則、みんなやっている--

一度やってみよう簡単な民事調停 
      誰でも利用できる簡単な裁判所での話し合い・民事調停    


1 民事調停の基本 



訴訟の提起の前に考えること
 民事調停のすすめ

  民事紛争の解決方法は、概略次のようになります。

    話し合いができるはず  事実にほとんど争いはない
              相手の言い分はほとんど認める
                      ・・・・民事調停
                            事実に争いがある・・・・民事訴訟


    話し合いでは困難        より簡便な方法でよい
                      ・・・・支払い命令
              徹底的に審理するほかない
                                    ・・・・民事訴訟
これが概要ですが、利用できる裁判所には制限もあり(管轄など)いろいろなバリエーションがありますが、大方このような内容になるでしょう。
 さて、ここでもっとも利用しやすい制度に民事調停というものがあります。
 これまであまり活用されてこなかったようです。

少額事件の解決には最適の方法です。  弁護士を頼むほどでもないが、相手が言うことを聞かない、きちんとした話し合いでないと安心できない、私人間では約束を反故にされてしまいそうだ、といったときに最適です。                   

2 民事調停の様子 



民事調停は、簡易裁判所で、調停委員を挟んで話し合いを行うもので、原告被告という対立構造ではなく、申立人と相手方というように、あくまでも話し合いをベースに置くものです。 民事調停には、特別な様式はないのですが、次のものは、調停申立書が簡易裁判所に用意してありますので、必要なところに書き込むだけできわめて簡単に申し立てができます。なお、下記のもの意外は、一般民事調停の申し立てとして申し立てていいものと思います。参考までに、一般民事調停申立書をテキスト形式で用意しました。参考にしたください。
  簡易裁判所の窓口で用意しているものは、
 ■ 貸金調停 
  ■ 貸金業関係調停
 ■  売買代金調停 
 ■ 建物明渡調停
 ■ 給料支払調停
 ■ 交通調停
 ■ 賃料等調停
などの調停申立書です。
 これに手数料として印紙を貼ることになりますが、手数料額は大変やすいものです。本当にその金額で、裁判所が、中に入って、何回でも話し合いを行ってくれるのか心配になるような金額です。
 心配ありません。国家の作用ですから、安心してまかせればよいのです。  あなたは、当時の両当事者間の争いの原因になったことを明らかにするようなメモや手紙や、領収書などを用意して、指定された日に出頭すればよいのです。

民事調停では、申し立てますと、期日を指定して、両関係者を呼びだし、二名の調停委員が事情を聞き、調停案を出してくれます。多くの事件は3回ほどで解決しているとのことです。

ただし、この手続きは、本人の出頭が基本で、出頭しないこと、話し合いを拒否したものに対する強制力などはありませんので、原則として成立しない限り、決着を付けるは訴訟をするほかありません。
例外的に「調停に変わる決定」というものもありますが、これとても、相手方がこの決定に異議を申し述べないときに限り有効となるという性格のものです。
  現実には、まとまることが多いようなので、是非利用してみてください。



 

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