副会長の小言(1999.5.15〜)
 
 
・10/14(原研前砂浜 晴 北東微風)
 本当は昨日出撃予定だったが、諸用で出られず断念した。
 それで今日出撃したのだが、現場についてボー然。予報で1.5mの波だったのに、どう見ても2mから3mある。
 さらに悪いことに、砂浜に出たところすぐの波返しが浸食で沈み込み、発電所寄りのポイントまでの道が崩落。
 崩れが進み、仕切り金網の基礎コンクリも一部露出。
 これは...確実に再工事になるだろう。しかも長期に。ここの浜、終わったな...
 
 とはいえ、エサは買ってしまったので、なかばヤケぎみに房掛け釣り開始。
 場所は排水溝上からだが、ウェーダーを着ていても「ドパー」っと砕ける波の迫力は半端じゃない。
 もちろん早々に撤退。これはどうにもなんない。
 
 今週末会長帰省予定だが、ここでの釣りはほぼ不可能なのが確定してしまった。
 沖堤にでも繰り出すしかないのか...?
 

・10/7(原研前砂浜 晴 北〜北北東強風)
 先週の釣果情報にあおられてか、のんべいさんが参戦。しかし、まだ遠いながらも台風の影響で風が強い。
 開始は16時半ころ。いつものジムニーを除いて、人影がほとんどない。しかも時折すごい波が...
 
 とりあえず前回と同じポイントまで移動。青イソメ・サンマを使っての釣りだ。
 だが...風と波のため、アタリを取るどころではない。しかも少し油断すると波が来る。
 のんべいさんは2度ほど波をかぶり、ジーパンがびしょびしょ(笑)。
 ウェーダーを着ていたが、もし上にレインウェアを着ていなかったら、こちらもびしょびしょ確定なくらいだった。
 その上、強風で気温以上に冷える。ちょっと耐えられない...
 
 それでも、取りこみに苦労しながらも仲良くイシモチ1匹ずつゲット。
 早々にこの場所に見切りをつけ、移動。波返しの上からの釣りとなる。
 ここでのんべいさんが小ぶりのイシモチをゲットしたが、こちらはライントラブルで釣りにならない。
 いいかげん寒くなってきたし腹も減ってきたし、疲れたので早めながら終わることにした。
 「最後に」と投げたのんべいさんの仕掛に、またイシモチ。今度のは食べごろサイズ。
 青イソメもかなりあまっていたので、最後の最後に房掛けを勧めてみたら、そいつに25cmほどのセイゴが食ってきた。
 結局、びしょぬれになりながらも、のんべいさんは満足な釣りとなった。
 
 先週釣っていなかったらこんな余裕はなかったけど...
 そろそろ、ここの浜ではイシモチが終わりに近い。
 この悪条件でも食ってきたことを考えると、今日強風じゃなかったら爆釣まちがいなしだったことが予想できた。
 どうにもならないことだけど、そこが非常に悔やまれる。
 
 今後は、ルアーでヒラメ&電気ウキでスズキ狙いのシーズンになるだろう。
 
 
・9/29(原研前砂浜 曇 南東風)
 毎年、この頃にイシモチ爆釣がある。サイズはほとんどが20cm前後だが、数釣りするにはいい時期だ。
 友人を誘ったが、残念ながら一人の釣りになった。
 
 以前からの護岸工事は相変わらず。砂浜釣りがしにくいままだ。
 土曜日は工事をやっているので、業者が引けてから発電所寄りの排水溝付近へ。
 今唯一、砂浜投げ釣りが出来る場所だ。
 
 とりあえず、竿2本出しで勝負。1本は置き竿で1本は手持ちであたりを待つ。
 爆釣時期は岸近くでも釣れる、と言うのを見こんでだったのだが...
 今日は少々波があり、近くではダメだったようだ。
 
 竿を置き竿の1本に絞り、待つ。アタリがないまま、エサチェンジへ。
 ところが、リールが重い。...まさかカニ? 上がってきたのはイシモチ。
 オモリが重かったからか、魚がおとなしかったのか気が付かなかった。サイズは20cm前後。
 この後も同様な釣れ方が続く。しかも、持っているにもかかわらずだ。
 たまにアタリも取れるものの、小さなアタリ。それでもコンスタントに釣れ続け、終了までにトータル11匹。食べごろ〜
 
 今回、見たことのない魚が1匹釣れた。魚図鑑が今手元にないため、いまだ不明。
 何かの幼魚なのだろうか...
 分かる方、おられましたらご一報を。
 ※ 後日、「ツバメコノシロ」という魚の幼魚というのが判明した。これで海釣りに1種追加決定。
 

・9/24(涸沼 21℃ 晴時々曇 北東風)
 記録上、1ヶ月以上釣りをしていないように見えるが、実は9月頭にも涸沼に遠征している。
 なぜ記録に残さなかったかというと...特に理由なし。強いていうなら、「ハゼごときで」という気持ちがあったのも事実。
 その驕りが、今日の結果を呼んだのか...
 
 会長・GT−Rさんと昼食後、仕掛類を調達してから涸沼へ。場所は「いこいの村涸沼」の近くの公園の湖岸。
 その記録に残さなかった9月頭のときは、ここで1.5時間程度で20匹近く釣った。そのつもりでのスタートだった。
 
 公園の駐車場に着いてみると、予想以上に車=人がいた。これは苦戦必死?と思いながら、湖岸のあいている場所を確保。
 そしてスタートフィッシング.......つ、釣れん!!2週前とは大違いだ!
 とにかくアタリが少ない。そして、せっかくアタっても食いが悪い。かろうじて序盤に小さいのを1匹上げたが、こんなはずじゃない...
 場所が悪いのではないかと思い、一人離れて少し奥に行ってみた。が、状況は好転せず。
 手を変え品を変え、いろいろやってみるものの釣れず。16時半まで粘るが、3人で10匹前後。
 
 「数で勝負」と言っていたのに、このざまでは... やはりハゼ釣りをなめていたのか。
 ここ数日の大幅な気温低下の影響か、無残な結果に終わる。
 結局、数では会長が頭一つ抜け出た。今日は負けました...
 
 
・9/23(久慈川河口 曇 北東風)
 帰省した会長と、久慈川河口のセイゴ情報の確認に夕方出撃。
 河口といっても、発電所寄りでやるのは初めてだ。
 ここは砂浜ではサーファーがいて釣りが出来ないが、川側ではOK。でもテトラ越しの悪条件。
 とりあえず情報収集。釣りにきていたおじさんの話だと、それなりにセイゴが上がっているとのこと。でも今日は状況が悪いようだ。
 
 なんとか釣りが出来る場所探す。ようやくできたのはテトラの上から。あまり足場が良くないが、やむをえない。
 周りが暗くなってますます危険が増えたので、早々に退散。もちろんアタリもなし。ふっ、不毛〜
 しかも激さむ。体が冷える中の釣りはキツイ。これならひたちなかの方が良かったか?
 

・8/12(夏海湖 24℃ 曇 北東風)
 試験前最後の釣り。日中この時期には珍しく、曇り模様のいいコンディション(人間にとって)。なにしろ涼しい。
 しかし、夏海湖に着いてガク然...また水が無いよ〜
 今年何度も味わったこの状況。先客が1人いたので、コの字も狙えない...それでも夏海湖の広いフィールドはまだまだ空いている。
 とりあえずスピナーを使用して探りながらの釣りとなった。
 
 とにかく、続けてキャスト・キャスト・キャスト!
 ・・・反応が無い...むむ...
 こんなのは慣れっこだよ〜
 
 と、階段まで移動してしまった。でも今日の本命に見ていたところだ。ここでダメならほとんど望み薄。
 ルアーもスピナーベイトにチェンジ。慎重に階段際を通るようにキャスト・リトリーブ。
 ルアーが戻ってきて「釣れないな〜」とあげようとしたら、後ろにバスがチェイス!! が、プイッ!と向こうへ(ToT)。食えよな〜
 でもまだいそうな気配。やる気(食う気)はあるようなので、少し離れたところにキャスト。これがナイス判断だった。
 岸から4〜5mでヒット! 「キューッ!」とロッドが絞り込まれる! 強烈な引きだ。
 危ういところを何とかかわし、岸に寄せる...ゲット!! 42cmのGoodバス
 
 でもこの後は続かず。ちょっと大きめのブルーギルがスピナーにヒットして終了。
 先週の海の釣りに比べたら貧果だろうけど、満足度はこっちの方が上。
 
 やっぱり、バス釣りだよ!バス釣り!!
 

・8/4(日立沖 曇時々晴&雨 北東風 龍翔丸にて)
 8月初の釣りは、職場の船釣り・底物狙い。集合は5:30と去年のイナダの時とは違い、遅めだ。
 とりあえず生涯2度目の船釣り。前日から準備は万全。あとは船酔いだけだったが...むっちゃベタ凪。これでは酔いようがない。
 
 こうなると後は釣果だ。底物といっても、対象魚はメバル・ソイ・カサゴとのことだったが、ソイがメインだったようだ。
 エサは冷凍イワシ。それをブラックバスでいうアンダーショットで2連ちょんがけで狙う。
 
 ソイの生息域は岩礁帯。ということは...根がかり多発? 案の定、メンバー10人で何度も何度も地球釣り(笑)。
 しかも、これがなかなか釣れない。釣り方は向こうあわせでこちらからアクション、というのは少ないのだがうまく針がかりしない。
 1度など、何度もアタリを感じてしばらく置いてから巻き始めたが、途中で手応えがなくなった。
 上げてみるとイワシの体中央くらいからない。ううっ。
 
 そのほかにも何度も小さなアタリがあったが、針に掛からない。フグかカワハギのようなエサ取りがいるようだ。こうなるとますます...
 と思っていたところに、先ほどよりは小さいが明らかに違うアタリが。
 慎重に持っていかれる(針に掛かる)のを待って巻き始める...と、根がかりの手応え...じゃない上がってきた!
 そうこうして、なんとか23〜25cmくらいのソイをゲット。しかし、イワシでの釣りはソイ1匹と外道のアカベラ(キュウセン)で終わる。
 船中もそれほどの釣果に恵まれなかったようだ。いいとこ1人あたり1.5匹といったところだろうか。
 50cm近い大物を釣った人もいたようだが、船の人の「底物は終わり近い」の言葉どおりだった。
 
 その後、無線で情報収集。アジが少し南で釣れているとのことだったので、サビキに変えアジ釣りに変更。
 予想通りだった。どちらにしても「食べる」ことを考えるなら、こっちのほうが本命。ここからは怒涛の釣りだ。
 
 最初のポイントに着いて、仕掛けを落とす...と底につく前にもう重い。上げてみるとサビキにアジがびっしり、鈴なりだ。
 これが船上の至るところで見られる光景だった。みんな顔が苦笑から本当の笑顔になった。
 そしてこの後群れを魚探で探しながら釣っていく。時々サバの群れにも当たったが、ほとんどがアジ。サイズはほとんど20cm前後だ。
 
 結局、今回の船釣りの釣果は...
 
 ソイ×1
 キュウセン×1
 アジ×79
 サバ×4
 
 の計85匹(写真はその一部)。さばくのが大変だったが、実家持ってかえって親にほとんどやってもらった。
 7/23に食べたばかりだったが、やっぱりアジがうまい...食べてうまいのはアジだ。
 

 

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