4040の後継としていろいろな選択肢があったが、最後まで競合したのがキャノンのEOSkissデジタル。
こいつはフィルム系のEOSkissのレンズが使えることから、そちらからのユーザーにとってはレンズ類の使いまわしが出来ていいらしいが、何も持っていないとゼロからのスタートとなってしまい、結果として10万円超えカメラになる。
更には、同系レンズ交換可能な点は「メリット」だけではない。変える際、内部へのホコリの侵入の可能性というデメリットもある。これらを考えた上で、どうせ10万円超えるならF828の方がいいかな、という判断になった。
とりあえず今日1日使ってみた。と言っても撮ったのは十数枚。操作に慣れるまでは説明書とニラメッコ(笑)。
こいつのいい点はメモリースティックとコンパクトフラッシュ(=マイクロドライブ)の2種のメモリが使えること。
現在はそれぞれ512MBのものを使っている。合計1GB...今手持ちのどのパソコンよりメモリがあるじゃん!
うう。
まあまだ来たばかりなので、使い倒していくだけだ。
2003年12月15日
@グランツーリスモ4
プロローグ
言わずと知れたプレステ系レースゲームの最新作。近く発売される「GT4」のお試し版、といったところだろうか。
以前にもモーターショーバージョンがあったが、値段・内容等あれに近い。
画質のクォリティはさらに上がり、この上なくキレイ。
ゲーム中出てくる観客がうすっぺらい(笑)のは変わらないが、動きが加わってなかなか。
また、以前からの視点に加えて、今回から後方斜め上から見下ろす視点が追加された。
これによって、操作する車体に隠されることなくコースが見えやすくなるというメリットが出来た。
内容としては、操作訓練が主で対戦も出来なくなっており、完全に運転のシミュレートのみ、といったところか。
レース中に、今回からペナルティが加わることになった。
単独・他車巻き込みを問わず、車にあまりにひどい当て方をすると10秒のペナルティが加算。
ミスのない運転はもちろん、他車も紳士的に抜かないとダメという二重苦。
本チャン、GT4のライセンスが怖い...
でも久々に「自分のふがいなさにムカツク」ゲームだ。
「ムカツクゲーム=アタリゲーム」の公式どおり、この値段でこれはファンならずとも買いだ。
AMusicdrive
ν
新日エレクトロニクスからの新製品。6月に購入したmusicdriveαの後継品。
今度のは再生機能を強化し、WMAファイル再生も可。さらに曲の液晶表示が出来るようになった(日本語表記可)。
新機能として今度はボイスレコーダが追加。職場での打ち合わせ等の録音にも使えるようになった。
メモリは以前のものと同じく128と256MBのラインナップ。
以前にも書いたけど、今単純にUSBメモリを買うのはもったいない。
もし買うなら、メモリ機能+MP3WMA再生+ボイスレコーダ機能付のMusicdrive
νをオススメする!
(ここで紹介しているだけでなく、実際買いました←慢性電脳病)
BMM
GEARシリーズ
Musicdriveνに続いて、新日エレクトロニクスの製品。
PCで手軽にヘッドホン5.1chオーディオ環境を作るもの。
構成はリアルサラウンドヘッドホンとUSBサウンドカード。
通常、PCで5.1ch環境を作る場合はサウンドカードの出力を利用する。
省スペースPCやノートなど、追加できないPCの場合はどうしようもない。この点をこれは解決する。
USBのサウンドカードをPCに認識させれば、後はその5.1ch出力にヘッドホンを接続するだけ。
難点は、再生する対象が「5.1ch」に対応していなければならないこと。ステレオでは生かしきれない。
映画鑑賞には使えそう。
Cデジカメ購入
ずっと使ってきたオリンパス製デジカメC−4040ZOOM。
画質には何の不満もなく使ってきたが、光学3倍ズームでは屋外(特にサーキット観戦)で物足りなく感じていた。
買い換えるなら光学10倍くらいが欲しかったのだが、後継機種選定に悩んだ。
悩んだ挙句「究極を」ということでデジ1眼とすることに。幸い、4040はこちらの希望価格でオークション落札してもらえた。
後継機種はまだ未入手。次回のHP更新で紹介する予定だ。
2003年12月3日
ボーナスが出る前に、一足早く買ったエプソン製インクジェットプリンタPX−G900について。
現在はPM−900Cを使用している。
エプソンが色別式カートリッジのプリンタを販売し始めたのは知っていたが、「買ったばかり」な感が強くてずっと買い換えられなかった。もちろん、使っていてほとんど不満を感じないからなのだが。
ほとんど、としたのには理由がある。このPM−900C、よくわからないがほとんど使っていないのにインクエンドになったり、残量表示では確実にあるのに印刷結果ではインクが足りないための不鮮明印刷になったりと、どうも納得がいかないときがあったからだ。
職場じゃないので、まあそう毎日毎日印刷するわけもなく、そのためにヘッドクリーニング等で思ったよりも使用していたのかもしれないが。
CMで「つよインク」のキャッチフレーズで売っているこのプリンタ、他のと違うのは通常の染料系ではなく「顔料系」インクを使用していることだろうか。顔料系は色あせに強いらしいが、用紙設定を間違えると思ったとおりの印刷にならない上にさわるとインクが落ちる、といったこともあるらしい。
どうも多少クセモノなようだが、慣れるしかないな。
最近自分のプリンタ印刷の主目的はCD・DVD−Rの印刷になっているので、それが簡単に行える機種だから。
2003年10月26日
ノート用外付けスーパーディスクドライブ「LK-RF240UZ-K」について。
LOOX T90DにはFDDはない。USB等で接続するしかない。
が、壊れたノートを売却する際、あわせて売却したのでなにもなかった。
FDD自体はこれから消えていくハードウェアだとは思うが、今現在もっていなくても、PCがネットワークで接続してあれば、他のPCのFDDを共有かけて使うという手も使えるが、いつでもネットワークに接続出来、他PCのものが使えるという保証はない。
というわけで、入手へ動くことに。
購入条件は、
・USB接続
・PCと同じく黒(笑)
なだけ。で、ネットでリサーチを開始したところFDDの性能も上がっているようで、倍速のものもあるようだ。
とりあえず、買うなら高性能なものをということで、互換性があるスーパーディスクを選択することにした。
スーパーディスクは、2HD・2DDフロッピーディスク、240・120MBスーパーディスクと多彩なメディアに対応しているところが売り。さらに、普通の2HDディスクで32MBの容量で使うことが出来る「32MBモード」にも対応しており、出先で急に必要となった場合の記憶媒体として活躍が...あるのではないか...と思いたい。
というのは、すでに普段USBメモリを持ち歩いているから、FDDでなければダメ、という場面がどれくらいあるか、というところだ。う〜ん、普通ならほとんどないな(^^;)
ま、ただUSB FDDでは面白くない(?)ので、これでいいだろう。
でもよくよく考えると、ノートPCのドライブはDVDマルチドライブで、RAM −R RW CDRW等多彩な記録方法があるから、なにも今更スーパーディスクでもない気も...まあいいか。
これで読み書き出来ない記憶媒体は、2.6GMO・Zip・Jazなどの、ほんの一部のものだけとなった。
2003年10月19日
C
デジQ(ラジコン)購入
以前から気にはなっていたが、走行時間の短さからイマイチ購入に踏み切れなかったデジQ。
オークションでいい値段で出ていたので、インプレッサWRCとZ33を入手。
実際にやってみての感想。
マジでチョロQサイズなためホイールベースが短く、操作が困難。さらにプロポがホイールタイプ。
ラジコンは昔からやっているが、プロポはいつもスティックタイプ。ホイールは苦手だ...慣れるしかないけど。
でも、一人でラジコンをやっても、かなりむなしい...うっうっうっ。
だれか、相手して〜
2003年9月17日
前回の続き。
A
携帯電話買い替え(SO504→505)
SO504iはそんなに前に買ったものではないが、買って1ヶ月ほどでオモテの液晶面にヒビが入ってしまっていた。いちいち電器店に行くのもかったるいので、我慢して使ってきたが忍耐の限界。そんなころ505シリーズが発売され始めた。同機種変更なら今が換え時と思い、電器店へ行ってみると...「まだ10ヶ月経っていません」という返事。うぉ〜、まだ全然買って時間経ってなかったぁ!
仕方なく、7月半ばまで待機。その間にも続々と各社から505発売のニュース。でもお目当ては慣れてしまって手放せないジョグダイヤルなソニー製SO505i。でも高いんだよな〜と躊躇しつつ(笑)も、そこはボーナス後ということもあって購入決意!
まあ、デジカメ付なのは今回が初めてだが、すでにデジカメを400・200万画素のものを2台所有。比べるとやはりそこは「所詮130万画素」だなということを実感。なにも持っていなければこれでもアリなんだろうけど、とった写真を見ると...あれで妥協するしかないんだろうな。
まあ、おかげで常にデジカメを2台持ち歩くこととなった(笑)。やっぱり、片方要らないかな〜?
B
ADSL12M→24M変更&ルータ買い替え
NTT東日本でADSLの上位がエントリーされた。今回は倍の24Mだが、はたして導入したところでどれだけ速くなるのか...?8→12の時でもほとんど変化がなかったことを思うと気が引けた。ただ、月々たったの50円差ということもあって、導入を決意。即申し込み。特に前回と手続きが変わることもなく、終了。
導入にあたって、ひとつ障害があることが懸念された。使っているルータがスループット11Mbpsしかないということ。スループットとは処理を行なう速度のことで、これが遅いと、実際はもっと速い速度で通信出来るのに、速度が頭打ちになる。最大スループットが11Mなら、光通信のように速い速度(100M)の場合でも11Mしか出ない。
もし24Mを導入して11Mを超えるようなことがあれば、その分通信速度で損失が発生することになる。もちろん今後光を導入した場合、確実に起きる問題だ。それを見越して、スループット80Mbpsのものを導入することに決めた。
購入したのは、前回のルータと同じくNTT−ME製MN8500
CBだ。購入の決め手は無線LAN対応&高スループットだ。単に高スループットならば別のものもあったが、前回更新のノートパソコンの内臓無線LANを有効に生かすための決定となった。
購入後、設定に少々悩まされたが、慣れてしまえばこちらのもの。
最初は無線LANがうまく繋がらなかったが、なんとか接続成功。職場に以前使っていたメルコ製無線LAN
HUBを持っていき、職場と寮のどちらでも無線で繋げられるようになった。LAN環境切り替えソフトがプリインストールされていたため、非常にラクに切り替えられて職場⇔寮がワンタッチになった。
2003年9月13日
しばらく更新していないな〜と思ったらあっという間に3ヶ月。
掲示板にはポツポツ書いていたけど、その間にもいろいろと電器活動(笑)してました。
主なものは、
@
ノートPCオークション売却&後継ノート購入
A
携帯電話買い替え(SO504→505)
B
ADSL12M→24M変更&ルータ買い替え
C
デジQ(ラジコン)購入
といったところ。とりあえず、今回は@について。
@
ノートPCオークション売却&後継ノート購入
バイオC1の後継として購入し、使ってきたカシオのFIVA MPC−206VL。どうも動作がおかしいことに気づき、ネットで情報を検索してみることに。すると...最悪な結果が出てきた。
はっきりとはどこでも宣言していないが、この型は「欠陥商品」だということらしいと...
普通に使っていると、まず時々BIOS画面が出なくなり、最終的にはまったく起動しなくなるというもの。この原因が、笑っちゃうことに筐体が華奢なつくりであることなため。
このシリーズは、軽量化のために筐体が樹脂製(プラスチック等)で出来ている。が、中の液晶やマザー等の基盤は金属もしくはガラス繊維からなっており、筐体の強度より内部の物のほうが確実に弱い。そのためノートの開け閉めでのたわみがモロにマザーボードに伝わり、最終的にCPUの足ハンダにクラックが入り接触不良を起こし、起動できなくなるということが同じユーザーからの情報で分かった。こりゃ〜欠陥だ〜!
さらにまずいことに、筐体が樹脂製であるため放熱効率が悪く、金属製のものに比べると熱がこもり易いという欠点も。使われているCPUが省電力のクルーソーでも、これではダメだ。
もちろん、直す方法がまったくないわけではない。簡単に言うなら、単にCPUの電気的接触が切れているだけだから、もう一度ハンダが溶ける温度まであぶってやればいい。実際、この方法で何台も復活している猛者がいることも分かった。とはいえ、CPUを直接あぶるような度胸もない(笑)し、これでもし直ったとしてもまた同じ症状が出ない(というより構造上の欠陥が治る訳じゃないので、多分出るだろう)とも限らない。
というわけで、もうこのノートは見限ることにした。趣味なPCは9821だけで十分。幸いにも、起動不良なこのPCもオークションではそこそこの値段で売れているようだ。付属品も一切合財つけで3万で引き取ってもらえれば御の字だし。結果として¥47500の思ったより高値で売ることが出来た(HDDが動かなくて値を引いたことを除けば...)。
これで欠陥品からオサラバ。つづいて後継機の選択となったわけだが、すでに起動不良の情報収集段階で目星はつけていたのさぁ〜 それは、富士通製ノート、LOOX
T90D だ。
選択の決め手はDVDマルチ。バイオノートC1を買ったとき、決め手はコンパクト&CCDカメラだった。今回もこのクラスのノートで競合したのはソニーのTR1だったが、すでにデジカメを所有している今、いまさら必要のない機能だ。T90DのDVDマルチはDVD−R,RW,RAMをサポート(CDRWは言うに及ばず)。これは買う時点で富士通以外のメーカーには、このサイズのPCではラインナップされてなかった。
問題は入手困難なところ。安く・早くのうち、安いがなかなかクリア出来なかった。結局妥協して少々高めのまま購入。それでも入手出来てよかった...どこでも品薄状態だったし。
ほとんど望みどおりのノートPCだが、購入決定時から悩んでいた点としてOSの問題があった。手持ち初のXPマシン。職場等でポツポツと接する機会が出てきたが、触るたびに大きな違和感があるのがちょっと...
でも、今年度いっぱいくらいでサポートの終了する98SE・Meを、いつまでも使い続けられるわけもなく(これには、セキュリティホールへのサポートがなくなることへの懸念があるため)...いずれ使うならここで慣れるのも一手だと割り切った。
少しは慣れたつもりだが、やはり細かいところでのとまどいが今もある。いろいろ設定しなくても、たいていのことはほとんどやってくれるよう...で、実はやってくれなかったり、よく分からない。まだまだ時間が必要なようだ。
2003年6月1日
新日エレクトロニクス製MP3プレイヤー「musicdrive
α」を購入。
すでにUSBメモリとして日々使っているThumbDrive,ThumbDriveSmart。
これらのUSBメモリにMP3再生機能を加えたものだが、なかなか使い勝手がいい。
PCのUSB端子から2時間ほどの充電で14時間の再生。
一般的なMP3再生機としてはちょっと時間が短いが、なによりUSBメモリだから手軽にファイルの転送出来る。
でも256MBの容量はいろいろと使える。
ただ、操作がちょっと難しい。曲を飛ばすスイッチと音量調整が一緒なので、操作を間違いやすい。
サイズは一般的なUSBメモリと同等。これで電車通勤なら使う機会も増えるのだが(笑)
これからUSBメモリとMP3再生機の購入を考えている方、ちょっとオススメです。
2003年3月23日
最近購入のDVDプレイヤーについて。
PCにDVD系ドライブを完備していながら、今更なぜDVDプレイヤーかというと...それはお手軽コピーのため。
今現在DVDをレンタル等してきた場合、リッピングしてVCDに落とす方式をようやく確立したのだが、いかんせん時間がかかりすぎる(最低でも5時間程度)と言う難点がある。それと、わざわざそれだけの手間をかけるほどでないものもある。
というわけでビデオテープに落とす、ということになるのだが、残念ながらDVDには大抵コピーガード信号が入っており、ダビングしようとするとノイズやその他が入り、使えない。
これを解決するプレイヤーが存在するということを最近知った。韓国メーカー製「MOGA DVMP3」だ。
そこらへんの電器屋店頭にも売っていて、大体¥12000くらいだろうか。しかし、売っているものはコピーガード信号が含まれる。
情報によると、このプレイヤーの初期ロットだったら、そうだったらしい。現行ではダメなようだ...
しかしそこは「蛇の道はヘビ」。内部のROMを交換することによって信号を取り除けるようになるのだ。
実際、ヤフーオークションで交換用ROMや交換済みDVMP3が出品されている。
それを入手すれば...ふっふっふ。まあ、あくまで個人使用に留めないと、著作権にからむので注意かな。
今回、2台購入して実家に1台持っていった。これで映画が見やすくなるだろう。
2003年2月8日
丁度1ヶ月前に起こった手持ち最速PC(以下SA6R)がまた不具合発生。
ダメになっている電解コンデンサを交換して事無きを得たはずだったが、HDDの入替え作業でまたおかしくなった。
SA6RはCドライブとDドライブIDE30GB×2台という構成になっているが、ハードディスクの容量UP&トラブル回避のためにそれぞれ40G・60GのHDにコピー作業を行った。
作業自体はそれほど難しいことではなく、コピーツールを使ってコピーするだけ。Cドライブは順調に終わり、続いてDドライブに取りかかったが、容量倍増(30→60)のためなのか恐ろしく時間がかかった。まる3日間コピーしっぱなし。最初、あまりにも長いので止まってしまったものと勘違いしたほどだ。
長いこと待ってコピーが終わり、新しいハードディスクに入れ替えて起動した。
ところが、一時アンインストしていたノートン関連ソフトを入れ再起動したとたん「デバイスの競合」が出てちゃんと起動しない。
そもそもこの作業を行うまでは何事もなく動いていたことを考えれば、こんなことはありえない。
まして、ハードウェアにかかわるソフトやドライバをインストールしたわけじゃないのに...
何度デバイスの接続を確認してもドライバを読み込んでもダメ。しかも更に悪いことに今度はBIOS起動すらおぼつかなくなってきた。
ここで、ふと1ヶ月前の悪夢が脳裏をよぎった。「もしかして!」
前回のトラブル時、ダメになったコンデンサと同型のものはマザー上に18個あった。
そのうち、見た目でおかしくなっていたのは12個。
手持ちの道具不足と面倒だったため、明らかに見た目で膨張や液漏れのあるもの12個を換えたただけだった。
残り6個...よく見てみるとその残ったコンデンサに異常あり。「ぐっ、膨張している...」
そう、今までPCを長時間通電してもいいとこ一晩。3日間連続通電なんてしたことない。
交換時大丈夫だったコンデンサも、元々いつ逝ってもおかしくない状態。
3日間という長時間の通電と熱にさらされて逝ってしまったようだ。
原因が分かれば、後はコンデンサを換えてしまえばいい。前回のことがあったので、手元に予備のコンデンサは確保済み。
早速職場で、切って抜いて差して付けて切って〜と修理を敢行。もうすでに3度目の作業(同型予備MBのも交換。こちらはすでに全て交換済み)だったので手慣れたものだった。
そして元通り組み込み。
OSやドライバをいろいろいじってしまった新品HDでは不安があったので元の30GBを組み込み。
再度新品のHDにコピーして入替え、今度こそ起動。いよっしゃ〜!
ダメだったノートン関連のソフトもインストール。問題なし。やはりこれが原因だったようだ。
しかし、いまだ電解コンデンサに祟られますか!!!
2003年1月14日
前回に続き、またまたトラブル報告。
今の職場に異動してすぐ導入した無線LANが、突然沈黙した。
今までも何度かHUB電源落ちや上位ネットワーク不調などで、つながらなかったことがあったが、今回は単独。
電源の入り切りや接触不良、ドライバ不具合等ありとあらゆることを確認してみたが、なんともない。
カードが死んだのかと思い、新たに購入。しかし...やはりつながらない。
自動検索で無線LAN用HUBを認識するものの、それとの接続となるとまったくダメ。なんでじゃ〜
無線LAN用HUBを設定したPCでの不具合かと思ったが、それもなかった。
仕方なくファームウェアだけを更新した。
今度は、ここ数ヶ月の不具合の元凶「電解コンデンサ」の確認。
無線LAN用HUBをバラして中を見てみる。基板上に電解コンデンサは4つほどあった。
高周波を発するためなのか、周囲がかなり高熱。だが見た目で膨張・液漏れ・破裂はなし。
コンデンサには異常がないが、マザーボードのように電池(CR2032)があり、これがへたっている可能性を考えてテスタで計ってみるが、3.17Vと定格以上。
しかたなく(というより異常がなくてほっとした(笑))元通りに組み上げ、接続。
なにげにノートPCでネットワーク確認してみると...つ、つながってる!!!
何もしてないぞ〜何だったんだ〜!
結局、無線LANネットワークを再度確立。原因不明。うぐぅ。
ただ、HUBが電池切れで内部時計不良のエラー表示をするようになった。
電池のヘタリが原因なのか、考えにくいけど内部接触不良だったのかわからないが、あと3ヶ月、持って欲しいものだ...
2003年1月8日
どうもトラブル報告の場になりつつあるここのページ。
今度は手持ちPCで最速(1GHz(笑))マシンが死亡。前回のHDDクラッシュとは別物。
以前から時々、起動に不安があった。電源を入れてもBIOSさえ立ち上がらない症状だった。
HDDの故障なら、こんなことは起きないはず。動作音にも異音はない。
あと思い当たるのは、以前ハマッたBIOSバックアップ作業での接触不良くらい。
仕方なく再度BIOSを取り外してつけてみたが、結果は同じ。動かない。
と、なにげにマザーボード上の電解コンデンサを見てみたら、妙に上が膨らんでいるものがある。
ちょっと前、職場の人に「電解コンデンサの寿命はせいぜい5年」という話を聞いていた。
身の回りにありふれた家電製品のテレビや車のエンジンをコントロールするECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)の基板上の電解コンデンサが劣化して膨張・液漏れ・破裂するということも報告されている。
いやな予感がして「もしや...」と思い、ネット上で検索&マザーボードメーカーのABITに行ってみたら、まんまとその電解コンデンサの不具合についての記載がされていた(TT)。どうやらその時期の電解コンデンサの出来がかなりよくなかったようだ。
通常5年持つものが2〜3年で死ぬ、とのこと。このマザボは買ってから2年半程度だ。
しかし、運の悪いことは続くもので、修理の無償対応期間は「平成14年9月20日より、平成14年12月20日」とのこと。
気がついた時には、すでに終わっていたと言うあまりに残酷な結果だった...
しかし、こんなことでくじけるような(笑)やわな精神はしていなかった。
そう、コンデンサがダメになったなら、そっくり「換えてやればいい」のだ!
とはいえ、そこらの電気屋に電解コンデンサはポッと売っているものじゃない。まして、電解コンデンサは通電しなくても劣化していくものだから(事実、ダメだったマザーボードと同型の予備マザーのコンデンサは18個中15個が膨張&液漏れ...)、やはり買うなら新品の必要がある。
とりあえず、ネットで検索に検索を重ね、フルカワエレクトロンというところを見つけた。
ここはかなり豊富なラインナップがあり、値段もまあまあ。手近にこの手の素子を扱うところがないだけに、ここは使えそうだ。
ただ、年末のこの時期(このトラブルは12月22日発生)で注文しても、年内に届くかどうかは分からない。
さらにトラブったコンデンサの規格は6.3V1500μFのもの。この規格のものがないばかりか、一番近いものは100個単位での注文な上に時間がかかりそうだ。
仕方なく、サイズに不安(容量が大きいとサイズも大きい)はあるものの即納出来るかもしれない10V2200μFのものを注文した。
運良く、年内に入手でき、年末の休み初日に作業開始。
作業というほどではないが、電気科卒&今の職場で培った経験を駆使してハンダゴテでの格闘。
全部で18個のうち、見た目で膨張や液漏れしているのは12個。とりあえずダメなものから。
ダメな素子を抜くのは簡単。ちょっと足にハンダを盛って片足ずつ暖めながら反対から引っ張るだけ。
が、抜いたあとに新しいのを刺す段階で、素子を刺す穴が完全に抜けないと刺せないことが判明。
こういう場合専用のスポイトとかがあるのだが、手持ちなし。仕方なく地道に銅の吸い取りを使ってひとつずつ取る。
あいた穴に新しい電解コンデンサを刺し、余分な足を切り、ハンダを盛る。ここで、余計に熱を加えないのがコツ。
電解コンデンサもそうだけど、ハンダの熱でコンデンサの寿命を縮めたり他の素子を壊しかねない。
しかし、かったるい作業だ...職場でやったほうが楽だったかな?
そんなこんなで12個交換終了。これでとりあえずは大丈夫、なはず。
元通りPCケースに組み込んで接続、そして電源投入。おお、BIOSが起動した!
電池とかはずしたから初期状態になっていないか確認し、起動。おっけえぇぇ!!
何事もなかったかのように、PCは甦った。
この、マザボ上のコンデンサの目的は「ノイズを取ること」なので、容量が上でも多分OKだろうと踏んでの作業だったが、うまくいったようだ。ただ、予備も同様な症状出ているし、コンデンサをまた別途購入することに決めた。
家電製品の寿命を決めるもののひとつが、この電解コンデンサだということを改めて知った。この手のトラブルは巷にあふれている。ネット上で「電解コンデンサ
不具合」とでも検索をかけると、かなりの数でヒットするだろう。
トラブルの許されないPCサーバなどのマザーボードには、そういうことを考えて最初から電解コンデンサが見当たらない。
最近、知人のPCも電源が壊れて交換となったが、開けてみたら電解コンデンサが破裂していた。
あなたの電気機器に使われている電解コンデンサ、大丈夫ですか?
ちなみに、見た目が大丈夫でも「容量抜け」というトラブルもあるらしい...