・言わずと知れた、日本が世界に誇れる名コースの一つです。
過去には数々の名勝負を見せてくれました。
物議を呼んだセナ・プロのシケイン・1コーナーのクラッシュや、マンセルのタイトル奪取目前での予選クラッシュ、セナの初チャンプ等々、上げたらきりがないほどの名場面を
作ってきました。
F1だけでなく、2輪のほうでもノリックこと阿部典史の、世界GP500ccの鮮烈デビュー
そして初優勝と、いい場面をつくり出しています。
コースの大幅な変更はされていませんので、これからも名場面が生まれていくでしょう。
・このコースの見どころは、なんといっても1・2コーナー、スプーン、130R、シケインでしょう。
レースが接近戦になればなるほど、この4ポイントは見逃せません。
カメラポイントとしては、S字、ヘアピン、スプーン、シケインでしょうか。
・1998年のF1を観戦してきました。
F1の世界にどっぷり浸かるキッカケになったブラジルの英雄、故アイルトン・セナとも短い間ながらコンビを組んだこともあるミカ・ハッキネンが、優勝&ワールドチャンピオンのタイトルを決めました。
フェラーリというチーム自身は嫌いではないのですが、シューマッハーというドライバーがどうしても好きになれなくて、今回タイヤバーストでリタイヤが決まったときは思わずガッツポーズでした。
ハッキネンはチームに恵まれず、初優勝まで長い時間がかかったり、事故のケガで一時は引退説が流れるなど、順風満帆ではなかっただけに、このタイトルは相当嬉しかったと思います。
セナの亡き後、セナの後継者宣言をしたドライバーは何人かいましたが、ハッキネンこそ後継者だと思って応援していただけに、本当にいいグランプリを見てきた気がします。
また、このグランプリで長年F1のタイヤとして使われつづけてきたグットイヤーが撤退になりました。
今年はブリジストンに序盤で一歩遅れたのが、最後まで響いたのかもしれませんが、後半の追い込みはさすがでしたね。