西

オーストラリア

西オーストラリアの野草とワインの旅

西オーストラリア州(W.A.)は、世界でも珍しい野草の宝庫といわれています。W.A.の中でもその南西部(DenhamからKalgoorlyを結ぶ線の南西)はSouth West Botanical Provinceとも呼ばれ、多くの固有種が自生しています。一般的には、南半球の春にあたる9月から10月を中心とする時期が見頃。また、この地域は、気候的にも南アフリカによく似ているらしく、南アフリカ原産種の帰化植物も多く、野生化しています。全体からはほんの一部ですが、私達が夫婦で旅行した範囲内でW.A.の野草を、地区別に紹介します(旅行は10月初旬です)。パースでレンタカーを借りて、パースから南西部を旅行しました。西オーストラリアというと、晴れた日ばかりと想像しがちですが、私達の旅行した時は、強い前線通過とのことで、かなり荒れ模様でした。この地域は、道路も整備されており、市街地を過ぎれば、100Km/h程度で走れます。1日の行程としてかなりの距離がでますが、いろんなところで、、花をみるために停まるので、あまり距離が出ません。 ほかのページもそうですが、特に、西オーストラリアの植物名は、間違いがあるかも知れません、気付かれた方はメールで教えてください、よろしく。

ブルックトンハイウェイ沿い(Brookton Hwy)

パース(西アーストラリア州の州都:Perth)からスターリング・レンジへいくには、南東にオルバニーハイウェイ(ALbany Hwy)を真直ぐ行けば、いいのですが、花を見るため、少し遠回りをして、オルバニー・ハイウェイを少し南に行き、20分程の所を東にまがると、そこが、ブルックトン・ハイウェイで、まもなく鬱蒼とした森林地帯にはいります。これらの樹下に、多くの野草が咲いています。道路沿いに、ブルー、黄色の花が、ベルト状に咲き乱れていました。特に、水色のブルー・レシュノルティア(Blue Lechenautias)が、100Km/hで走っている車窓からも鮮やかに見えます。Brooktonが近ずくと、次第に牧草地帯になり、道路沿いの野草も少なくなります。

花:ブルーレシュノルティア(Blue Lechenaultia)コットントップ(CottonTop)テトラテカ(Tetratheca)の一種ハケア(Hakeaの一種)トリガープラント(Trigger-plantの一種)バターカップ(Buttercupsの一種)

 

スターリング・レンジ地区(Stirling Range,Cranbrook,Mount Barker)

スターリングレンジは、西オーストラリア でもその豊富な野草で有名なところです。今回の旅行の主目的地はこのスターリングレンジ(Stirling Range(山脈:左図中 赤部分が野草の多い部分)だったのですが、スターリングレンジまで来ると、大雨が降り出しとても写真など取れる状態ではなく残念でした。 Cranbrookは、このStirling Rangeへの入り口です。ちょうど9月の25日から10月の10日までの間Cranbrook Wildflower Displayが開催されており、珍しい花々が展示されていました。そこで話を聞くと、近くに花がいっぱい咲いているところがあると言うので行くと、足の踏み場もないほど、咲いていました。

マウントバーカ(Mount Barker)は、スターリングレンジとポロングラップ(Porongurup)への基地です。ポロンガラップもまた野草で有名なところです。

マウントバーカからDenmarkへの途中の道には、サザンクロスが一面に咲いていました。(写真左)

花:レッドレシュノルティア(Red-Lechenaultia)パープル・エナメル・オーキッド(Purple Enamelled Orchid)プロストレイト・バンクシア(Prostrate Banksia)キャッツポー(Cats-Paw)ドンキー・オーキッド(Donkey Orchid)バニラ・リリー(Vanilla Lily)モウセンゴケの一種(Sundrews)ホワイト・スパイダー・オーキッド(White Spider Orchid)ミルクメイド(Milk-maids)バンクシア(Banksiaの一種)サザンクロス(Southern Cross)ショウィー・シナフェア(Showy Synaphea)バスケット・フラワー(Basket Flower)

左の写真は、マウントバーカで宿泊したB&B(朝食つき宿)の室内の写真です。この暖炉(写真中央左)の部屋と寝室、バス・トイレの3部屋でした。ここは、オーストラリアのパンフレットから選び、旅行社で予約してもらいました。落ち着いたいいB&Bでした。余談ですが、B&Bで、近くのレストランを紹介してもらったのですが、10数Kmも離れたPolongupの入り口近くにあるタイ料理レストランでした。10Kmと言うとかなりの距離と思いますが、本当にすぐついてしまいます。

マウントバーカのwinaryです。B&Bの推薦で、GoundaryPlantagenetワイナリーを訪問しましたが、マウントバーカは、すばらしいワインの産地です。

ウォールポール(Walpol),Valley of the Giant付近

この地帯は、tingle-treeの森林地帯です。巨人の谷(Valley of the Giant)では、Bird Eye(鳥の目)、Tree Top Walkと名付けた木の上に掛けた遊歩道からちょうど鳥が木々を見下ろす様に、大木を見ることができます。この遊歩道は、車椅子でも、行けます。
左の写真のような道を走ります。これだけ一直線に伸びた道で時には、前方にも、ミラーで見る後方にも、見渡す限り、自分の車一台なんてこともあります。

花:ピンク・ペチコート(Pink Petticoats)クレマチス・プベスケンス(Clematis Pubescens)タッセル・フラワー(Tassel Flower)ヒイラギマメ(Heart-leaved Flame Pea)ネイティブ・アイリス(Native Iris)

ヤリングアップ(Yallingup)付近パース(Perth)

Yallingupは、インド洋に面してオーストラリアでも有名なサーフィンの名所で、パースから南に約200Km弱にあります。この地区は、マーガレットリバーに近く、ワインでも有名なところです。私達は、夕食にDriftwood Winary and Restraunt(Caves Road沿い)でワインを楽しみました。また、地元で活動している芸術家の作品を置いているYallingupギャラリーもあります。この地区をドライブするとき、特に夜間は、カンガルーの飛び出しに注意してください。実際、カンガルーの飛び出しに合いましたし、道路脇で轢かれているのを見ました。くれぐれもご注意ください。西オーストラリアの野草というと、やはり、レッドアンドグリーン・カンガルーポのイメージがありました、それまで、全然見れなかったので半分諦めていましたが、BusseltonからYallingupに向かう途中100Km/hで走っている目に突然カンガルーポが飛び込んできました。止まって見ると、カンガルーポだけでなく多くの花々がさいていました。

右の写真は、Yallingupで宿泊したB&Bです。丘の上に建つ瀟洒な建物でした。ここは、インターネットのHP(LINK参照)で探して、旅行社にとってもらいました。ディポジット(予約金)が必要な所も多く、旅行社がやってくれるのなら任せたほうが簡単です。家の前の植木はカンガルーよけ(写真:夜にカンガルーが新芽を食べるそうです)がしてありました。
Yallingupからパースに行くとき、パースのすぐ近くにフリーマントルという古くからの港町があり、マーケット、レストランなどが多く、時間を考え昼食などに立ち寄ると楽しいところがあります。パースには、市街を見下ろす位置にキングスパーク(Kings Park)があり、’99は、9月17日から27日にWildFlower Festivalが開催されていました。

花:レッド・アンド・グリーンカンガルーポ(Red-and-Green Kangaroo-paw)カウスリップ(Cowslip Orchid)フリジア(Freesia)カラー(Zantedeschia)レッド・カンガルーポ(Red Kangaroo-paw)

*「パースの住人」さんより、花の特定の助言を頂きました(ありがとうございました)