GALAXY.INCを使って宇宙(星空)を作る


GALAXY.INCはChris Colefaxさんが作ったインクルードファイルで,使い方によってはリアルな感じの星空や,銀河,彗星,星団などをつくることができます。

まずは,Chris Colefaxさんのページ(POV-Ray Include Files Page)から,galaxy.zipをダウンロードしてください。解凍後のフォルダの中にある「GALAXY.INC」「GALAXY.BG」「GALAXY.OBJ」「GALAXY.SF」という四つのファイルを,POV-Rayフォルダ内のincludeフォルダ内にコピーしましょう。

なお,ここでは付属のドキュメントに書いてあること全部を説明しているわけではありません。とりあえず使い方が分かったら,ドキュメントを見て下さい。


POV-Rayを起動して,次のようにソースを書いてレンダリングしてみて下さい。

#declare galaxy_seed = 340820;
#include "GALAXY.INC"

レンダリングすると,次のような画像ができると思います。

「340820」は適当な数字を入れただけです。これを変更すると,全然ちがう画像ができます。整数であれば負の数でもかまいません。このように,2行書くだけで何となくそれっぽいものができます。

「GALAXY.INC」は,ほかの三つのファイル(「GALAXY.OBJ」「GALAXY.SF」「GALAXY.BG」)を読み込んで,画像を作ります。次のように書いて,それぞれのファイルを別々に利用することも可能です。そのようにして自分で細かく設定した方が,自分の意図するものができます。

#declare galaxy_object_name = "G1";
#declare galaxy_cluster_name = "";
#include "GALAXY.OBJ"

これらのインクルードファイルを使う時には,「#include "GALAXY.INC"」「#include "GALAXY.BG"」「#include "GALAXY.OBJ"」「#include "GALAXY.SF"」はオプションなどを定義した後に書きます。colors.incなどの標準インクルードファイルの場合は先頭にまず書きますが,それとは違いますので,注意して下さい。

付属のドキュメントでは「GALAXY.INC」から説明が始まっていますが,ここでは「GALAXY.OBJ」から説明します。


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