2005年2月,高山,白川郷への1泊2日

2005年2月26〜27日,1泊2日で飛騨高山へ行ってきました。最初は25日〜26日で行こうかと思っていたんですが,25日(金)に仕事が入ってしまったため,1日ずらしての出発となりました。

天気予報によると,高山地方は曇り時々雪。かなり寒そうだと思い,前日に防寒用のタイツと靴下を買い込みました。

2日目には白川郷(世界遺産)にも行ってきました。実は旅行前には白川郷へ行こうとは思っておらず,現地で急遽決めたものでした。以前に一度,白川郷に行こうかと思い調べたことがあったんですが,なぜか富山からじゃないと行けないと思っていました。観光バスでしたが,一度は行ってみたいと思っていた場所なので,行けて良かったです。

写真は,ほぼ時系列に並んでいます。

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1日目
26日朝,自宅を出発したのは6時40分ごろでした。新幹線には品川から乗車。7時58分発の新幹線に乗りました。名古屋から高山に向かう特急ひだ号の本数が少ないため,これを逃すと,どこかで1時間ほど時間が余ってしまいます。 名古屋からは,ひだ3号で高山へ。指定席は満席でした。本数が少なすぎる気がする……。 ひだ3号の車内から。岐阜を経由して高山に向かう車内から見える川の色が,緑がかっていました。何故なんでしょう? 下呂温泉とかと関係あるのかなぁ。

ひだ3号の車内から 昼の12時過ぎに高山駅到着。標高573メートル。予想に反して,それほど寒くもなく,市内には雪もほとんどありませんでした。たださすがに朝晩は冷え込んでいましたね。 到着後,まず駅の近くを一まわり。古い町並(伝統的建造物群保存地区)や中橋のあたりをブラブラした後,昼食は高山ラーメン。写真は中橋です。

古い町並で人がとても多かったこともあり,昼食後は北山〜東山の遊歩道を歩いてみることにしました。歩いているうちに高山屋台会館があったので入ってみることに。高山祭で使われる屋台のうち,4台が展示されていました。展示の屋台は定期的に入れ替わるそうです。 高い所から市街を見渡してみようと思い,北山の遊歩道を上って行きました。駅前の観光案内所でもらったガイドマップには公園があるように書いてあるけど,どこにあるか分からず。写真は道路脇から撮ったもの。北山の遊歩道を下りた後は,江名子川沿いから東山遊歩道に入りました。観光客にあふれている市街よりは,個人的にはこちらの方が好きですね。 東山遊歩道から,城山公園に上ってみることに。でも,これが大失敗でした。上りはじめたところで,すでに雪が凍結していたので引き返せば良かったんですが……。その後もずっと,ほとんど凍結してました。

城山公園で凍結のために思いのほか時間がかかり,下りて来たころには午後3時近くになっていました。とりあえずチェックインしようと思いホテルへ。ホテルの場所が少し分かりづらかった(←事前に何も考えていなかったせいです(^^;))。 宿泊したホテル,フォーシーズン。館内もきれいでフロントの対応もよく,1階の大浴場は温泉になっていました。部屋数がそれほど多くないからできるのかもしれませんが,外出から戻ったときに,顔をみただけでキーを渡してくれました。こんなのは初めてです。昔,映画館だった場所に建てられたそうです。 ホテルの部屋でしばらく,その日と次の日の行動をどうしようかと考えていました。市内はすでに一回りしてしまったし,次の日どうしようかと思ってました。で,いろいろと見ているうちに白川郷までの観光バスがあることを発見。ホテルを出て駅前のバスセンターに向かいました。写真は市内の飛騨国分寺にある三重塔。

バスセンターで翌日の観光バスを予約した後は,再び市内観光。写真は高山陣屋の内部です。 ホテルを出たのが午後3時40分頃だったので,最初は市内観光をした後で早めの夕食をとり,そのまま飛騨の里のライトアップに行くつもりでした。ところが,午後遅くなるにつれて次第に寒くなってくる。予想外に暖かかったので防寒具を身につけていなかったので,一度ホテルに戻ることにしました。 夜は飛騨の里のライトアップを見に行きました。出発前から行くことを決めていた唯一の場所です。写真を撮っていたら帰りのバスに間に合わず(次のバスは40分後),タクシーで帰ることに。1000円弱だったから,まあ良しとしよう。

2日目
ホテルの部屋の窓より。泊まったのは6階で,景色が結構良かったです。夜,部屋から夜景も撮ろうかなと思ったんですが,街灯りがとても少なかったのでやめました。夜のうちに雪が降ったようで,朝になると市内はうっすらと雪化粧。 白川郷行きのバスは8時30分出発。15分くらい前までには来てくださいと言われていました。朝市(7時〜)も一応みてみようかなと思っていたので,6時に起床して荷物を整理したあと,7時から朝食をとり7時半過ぎにはホテルをチェックアウトしました。宮川朝市はホテルから2〜3分の場所で行われていました。行くのが早すぎたようで,準備中のところが多く,客もまばらでした。 市内をブラブラしながら,駅前の濃飛バスセンターへ向かいました。早朝の古い町並みは雰囲気よかったです。うっすらと積もった雪が,余計にいい感じにしていましたね。昼間は人が多いし,すっかり観光地といった感じです。関東でいえば,川越の蔵作りの町並みや菓子屋横町といったところに雰囲気が似ている気がします。

バスは予定通り8時半に駅前を出発。写真は白川郷へ向かうバスの車内から。市内を離れるにしたがって,雪が深くなっていきました。とても寒そう。 庄川にかかる「であい橋」。この橋を渡った向こう側が世界遺産に指定されている地区。手前側には合掌造りの民家を移築した「野外博物館 合掌造り民家園」がありました。そこを一回りした後,橋を渡り向こう側へ。 雪の白川郷。青い空がたまに見えたり,雪が散らついたりといった天気でした。たしかに,雰囲気は悪くないんですが,結局は観光地っぽい感じが満点なところといった印象です。まあ世界遺産ですから,一度くらいは行くのもいいかなと。

白川郷内,和田家(国重要文化財)の内部。 村内にはあちらこちらに放水銃がありました。合掌造の建物は火に弱いため,こういうのがあるそうです。年に1回,一斉放水が行われるらしい。ただし見物人がこないように,日時は内緒らしい。←バスガイドさんからの情報 村内にありました。何者なのかはよく分かりません(^^;)。雪が散らつくこともありましたが,防寒具が功を奏したのか,それほど寒くはありませんでした。

展望台からみた白川郷。夜に一度来て,ここから写真を撮りたいなと思いつつ見てました。 昼食後,午後1時10分頃に白川郷を出発。それほど慌ただしいという感じはしなかったですね。あれくらいでちょうどいいかもしれません。写真は白川郷からの帰りのバス車内から。午後になるととてもよく晴れてきました。 これも白川郷からの帰りのバス車内から。この日は北アルプスまできれいに見えました。写真に写っているのは乗鞍岳(だったと思う)。

とてもよく晴れていたので,市内をもう一回りしようかなとも思ったのですが,15時42分発の特急ひだ号で帰ることにしました。早めに乗車したこともあり,自由席でも座ることができました。 前日から歩き回ったり,電車やバスに乗りまくったりで結構疲れていたので,まっすぐ帰ろうと思いながらも名古屋で途中下車。目的は,名古屋駅のJRセントラルタワーズの展望室から夜景を撮ること。とてもよく晴れていて,地平線まで見渡すことができました。 19時24分名古屋発の新幹線で東京へ。自宅には午後10時過ぎにたどり着きました。前日に家を出てから約40時間の旅でした。40時間のうち,ざっと13時間くらいは電車かバスに乗ってましたね。1泊2日はやっぱりつらいなあと思いつつ,すでに次にどこへ行こうか考え中(^^;)。

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