拠実之形(きょじつのかた)
 実技による形という名称通りに、この形は繰り返し練習し、強弱、遅速を自由にするばかりでなく、受け手より反撃への変化、技の前後を入れ替えるなど、この形の持つ精神を活かして行うことを最善とする。初段審査の時に行う
 1.A点に向かって直立正体。(D点)礼
 2.半歩前に出て自然立ち、平拳は両側胸下部に掌を前に軽く握り置く。
 3.3-1.3-2.3-3.正拳の波頭突
 4.吐気(九つ数える)
 5.吸気(三つ数える間)両手同時に上方より合同円を描き、90度転回、B点へ向く
 6.待気(五つ数える)
 7.吐気(九つ数える間)7-1.左メ突、7-2.左メ突、7-3.左メ突
 8.吸気(三つ数える間)両手同時に上方より合同円を描き、180度転回、C点へ向く
 9.待気(五つ数える)
 10.吐気(九つ数える間)10-1.右メ突、10-2.右メ突、10-3.右メ突
 11.吸気(三つ数える間)両手同時に下方より合同円を描き、90度転回、A点へ向き中段の構え
 12.左メ突
 13.左メ突
 14.右メ突*(左を右の二倍突く練習をせよの意味)
 15.中段の構え
 16.右上受
 17.左上受
 18.右揚蹴
 19.右掬受
 20.左掬受
 21.右メ突
 22.右横受
 23.左横受
 24.右ド突
 25.右下受
 26.左下受
 27.左揚蹴
 28.中段の構え
 29.右揚蹴(右中段の構えとなる)
 30.左揚蹴(左中段の構えとなる)
 31.右突蹴(右中段の構えとなる)
 32.左突蹴(左中段の構えとなる)
 33.180度転回、右中段の構えとなる。(D点へ向く)
 34.左足差し替えして、左中段となる
 35.左突蹴(支え足を前に進めて蹴る)
 36.左足を替え足後退し、右中段の構え
 37.右突蹴(支え足を前に進めて蹴る)
 38.右揚蹴
 39.左足を前に替え足し、左中段の構え
 40.左揚蹴(右継ぎ足して)
 41.180度転回し、左中段の構えとなる
 42.左メ突−右メ突(連撃)
 43.寄足後退
 44.右揚蹴
 45.中段の構え
 46.直立正体(D点)礼
