フラワーパワー
妻と久しぶりにボードゲームをした。(つきあってもらったと言うべきか)
どうしても、多人数で行うボードゲームは人を集めないといけないし、子どもがまだ1歳にも満たないのでどうしても、家でこみっと、子どもが寝ている間にサクッと遊べるゲームと言うことで、フラワーパワーということであった。
ルールは簡単で、自分の陣地と中立地帯にうまく花をつなげて(花壇を作るという)得点をねらっていくという物。花9種類あり、袋の中から無作為に1枚つかんでつなげていく。花は2つの種類で一組の駒(スティック状)になっていて、ドミノ(ゲーム)の駒を想像してくれると良い。同じ花を3つつなげると得点が発生する。5つまで連鎖させると1点。6つから9つまで2点、10以上は4点となっている。要するに、つなげるなら3つ、6つ、10と言うわけで、9でつぶされたり、5つまでしかスペースがなければ、得点上効率の悪い連鎖となる。
また、3回まで相手の花壇づくりを邪魔することができて、そのときは、カードを裏返しにして(雑草の模様)花壇づくりを中断させることができる。うまく使えば、連鎖をくい止めたり、進行をくい止めたりすることができる。
中立地帯は、はじめは、半分が自分の陣地に掛かっていないと置くことができない。また、つなげていって、相手の花と合流してしまった場合は、自分の陣地でつながっている花の数と相手の数を比べて、相手の方が多く連鎖している場合は、相手の得点になってしまう。相手の陣地におけるのは雑草のみである。
升目は14×15で中立地帯は、3×14となっている。
駒は100枚ある。自分の陣地を埋めていって、置くところがなくなるか、駒がなくなるかすればゲーム終了となる。
得点計算は、駒(蝶々)を使って、花ごとにカウントをしていく。一見、バラバラでカウントで面倒くさいかと思ったが、花のデザインがはっきりしているのですぐに見分けることができるし、連鎖も3種類しかないので、1点、2点、4点とカウントすることができる。
プレイ・オン・ノート
最初は、どこに置いても良いのだが、万遍なく作っていくように心がけることが必要である。また、陣地の下の方から作っていくと上の中立地帯のところでの攻防で遅れてしまうので、避けるべきである。中立地帯に置く場合は、自分の駒がつながっていると何かと連鎖がしやすくなる。自分の陣地は6×14であるが、中立地帯をうまく使えばさらに3列増えるために、できるだけつなげるようにしていく必要がある。まれに、相手の花と合流してしまう場合があるが、相手の発展しそうのないような花をめがけてつなげていくことがちょっとしたコツとなる。
妻が言っていたが、陣地の最前線から駒を置いていき、徐々に下の方に駒を配置していくと、結構作りやすいと言っていた。考えてみれば、もっとも効率的かもしれない。上にものびるし、下にものびやすいと言う点で。
点数の部分で、10点以上になるのは、良くても1種類くらいで、あとは、1点、2点である。同じ花を別の場所で作れば、さらに加算されるが、滅多にできなくて、良くても2種類くらいである。万遍なく作っていっても、なかなかできないことも多く、だいたいは、10枚以上の連鎖を1種類作れば勝つことができる。むろん、できないように3回邪魔できるルールがあるが、縦横とのびていくため、よく見極めて蓋をしないといけない。
妻が言っていたが、こういう風に考えても考えなくてもさくさくと進めるゲームが良いと言っていた。色々と交渉したり、やりとりをするんでなくて、自分のやることに没頭しながら邪魔をしたりとちょっとゲーム性があるのが良いと言っていた。また、花のデザインが良くて、ボードもかわいらしい。カウントも簡単で、しゃれている。花を並べて、パッと見ると、結構きれいだし。だいたい30分あれば終わる気軽さ。ゲームをあんまりやらない人や、カップルの息抜きとしてちょうど良いゲームである。