2007年3月25日。20年ぶりにTRPGをする。きっかけはmixiで「秋田でTRPGをやっている人集まれ〜」というコミュを見つけたからである。そこで、約月一回のペースで行われていることが分かる。しかも家から目と鼻の先にある文化会館でやっている。これは行くしかない。ということで、前日まで風邪で寝込んで本調子でもないけど、這ってでも行くことにした。行ってみると、大体4卓成立して、1卓、4人〜6人で行われている。シャドーラン、アリアンロッド、ソードワールド、クトルフであった。私はクトルフを選んだけど、他のプレイヤーが他に回って出来ないかナァと思ったら、マスターをやる予定だったけど卓が成立しなかった二人が入ってくれた。
 キャラ作りは簡単なモノであった。本当は詳しくやるんだろうけど、マスターが気を利かせてくれたのか基本的なものだけとなった。持ち物もあんまり指定もなかったし。おかげで、あまり混乱することなくキャラメイクをすることが出来た。
 内容は、現代日本で、洋館モノだった。怪しげなチラシで洋館(ペンション)のモニタリングを依頼された3人が、密室殺人事件に巻き込まれていく。最後は、ペンションのオーナーが水系の妖魔で、それを亡き者にしようとする火系の妖魔という対立構図が分かる。最後の最後には、逃げるしかなく…という内容。マスターはたくさんの伏線を張っていたんだけど、ことごとく大事なところで知識ロールやアイディアロールで失敗。何となく登場人物の関係図も見えて来るんだけど、ハッキリしないままクライマックスを迎えるはめに。
 クトルフをしたのは初めてだったので、こうした探索や推理系はどう動いたらいいかよく分からなかった。それでも必死に情報を集めようと動くんだけど、なかなかサイコロの目とフラグがうまく立たずに空回りが多かった。
 サイコロの目といえば、SANチェックではいいところで失敗し、しかも減らす段で1d6で6の目を出しまくって33まで減らされてしまった。なんども金切り声による発狂という一時的狂気に陥る羽目になってしまった。

 他の二人もプレイヤーの結構勝手な行動に、このくらいならしていいんだと思ったり、プレイヤーの発言とキャラクターの発言と区別して行動しているあたりやり込んでいるナァという感じがした。
 また、あくまでもキャラクターの発言重視で、あくまでも「こうしたいんだけど」という問いかけから、じゃぁ、「こういうロール(判定)をして」という受け答えであった。もちろん、無理な行動は出来ないし、むしろ初対面なので、もしキャラクターならこう動かないとナァという配慮が強く働いた。なので、キャラの行動次第でシナリオが動くことを強く意識しないといけなかった。

 この秋田でのTRPGの会も3つくらいあって、10年以上続いているそうな。あぁ、なんで知らなかったんだろうとかなり悔やむ。これからはもっと積極的に参加しようっと
2007.4.2

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