近況2010
2010/7/13記・
1. 『HolyLand』ほか
○皆様、あけましておめでとうございます(おおぼけ)。
近況はほとんどブログ、ツイッタになっちゃいましたので、半年以上ぶりの更新です。
タイムマシンレコードの金田氏が録音したという「HolyLand」、なんか賛否両論といいますか、バランスの取れた加工録音ばかり聞いておられる方には不評だったようです。
いままたサブシステムで”ながら聴き”していますが、ライブハウスでPCで仕事しながら聞いている錯覚に陥るほどのリアルさです。バランスとか言う話じゃなくて、現場の雰囲気ごとコピーしてきたような録音。かつ、音色がナマナマしい。まさに私の録音と通じるところがあります。
いや、DCマイクではないが趣味で音楽録音をやっているひととも、ここら辺の意見は多く共通するところがあるのです。「最近の録音は変」だそうで。
前にも書きましたけど、多くの録音業者さんのエンジニア、ナマ音を知らない方が多い。コンサートゲネプロ中、一度もホールに出てこないひとがほとんど。
そんな人が録音しても、現実離れした音色にしかならない。
このDCマイクの録音は、なにせ演奏家に評判が高い。まさにナマナマしい音。
現実の世界にない音を聞いて、いい音だとかそうでないとか言うこと自体が私は意味を感じません。
----- 07/19追記 -----
先日、東京消防庁音楽隊隊員の親戚が遊びに来まして、HolyLandや私の録音を聞かせましたところ、ひっくり返ってました(笑)。
HolyLandについて、
「打楽器のたたくタッチの毎回の微妙な違いが良く聞き取れる」
「このドラムの音は凄い!!」
私の録音も
「クラリネットの音がナマナマしい」
「チェロのピチカートがリアル」
総じて、
「普通のCDにこんな細かなところまで入っていない」演奏会によく行く人やナマロクをやる人、演奏家の人はこのソースを聞いて、ほかのCDには絶対に入っていないナマナマしい音にまずびっくりするのですが、オーディオマニアの方々やプロの録音エンジニアの方々はそうではない人が多いようです。。。
----- 追記ここまで -----
○おじさん工房APB-1でインピーダンスを測定するため、リフレクション・ブリッジ(リターン・ロス・ブリッジ、SWRブリッジ)を作ることにしました。サポートBBSの”測定器大好きおじさん”の記事を参考に、東芝アモビーズでトランスを巻いています。なんでも比較的低周波のインピーダンスが高く、低域から測定する場合には良好とのことです。
で、昨今何をやっていたかというと、↓
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さて、これらの基板は何でしょう?