ツ ル ナ (蔓菜)


 ツルナ科。日本全土に分布。花期は4〜11月。 海辺のゴミの集まるところに生えることが多い。種子は海流で運ばれるので、 当然と言えば当然。葉が食用になり、最近では栽培されたものが野菜として市場に出回っているそうである。

 茎の下部が地を這い上部は立ち上がるので一見蔓性のように見え、かつ葉が食用になるので、「つるの菜」、つまり「蔓菜」の名になったようである。ハマヂシャ、ウミヂシャ、ハマナなどの方言があるが、いずれも海辺に生えて食用になることに由来する名前のようである。