今回もまたもや関西にきています。今回は京都です。前日には新京極で旨いいなり寿司喰ったり祇園周辺で旨い酒呑んだりしたんですが、そんな写真は当然のように割愛で、いきなり本題から入ります。今回は基本的に興味のない人には全く以て面白くない展開ですんでその辺りご了承下さい。

今回もどこかに行くために列車に乗り込んでいます。さて今回はどこへ行くのでしょう。

これ見りゃ分かりますね、叡山鉄道、通称叡電に乗って今回は比叡山ではなく鞍馬山の方に向かいます。

ワンマン電車ですので運賃はこんなバスみたいな運賃箱に入れてください。

最近妙にヲタが多いような気がするのは気のせいですか、そうですか。

到着した駅舎にはこんなオブジェが… その昔少年ジャンプで「こらまた天狗」という超迷作がありましたが、そんなことを無駄に思い出します。

ということで今回は鞍馬天狗でお馴染みの京都は鞍馬にやってきました。

この駅舎は本気でレトロなのか、作り込んでのものなのか判別しがたいものがあります。どうもそれっぽく作り込んでるようではありますが…

こんなのが普通に置いてあったりもします。ジャンボマックスであります。うへぇ、懐かしい。で、山口百恵はどこに?
んでもって現役で店頭にあるブツは少ないらしく、「ジャンボマックス」で画像検索してみるとこいつが結構な頻度で登場してきます。

山の中にあるお寺さんに逝くのに生菓子を売っている、そんなとこが京都という都市の底力なのかもしれません。

さぁて、登っていきましょう。

本日伺ったのは鞍馬寺であります。最近つとにパワースポットとして有名になり、
今日もめっさ沢山の人でごった返してます。
んでこちらが「仁王門」。12世紀に建立されたものとされてますが、実際は明治も後半の20世紀に入ってから再建されたものです。

門をくぐると俗界から隔離された結界の中へ入ったこととなります。それにしても急な坂や…


ここはお寺なんですが基本的には山です。なので普通にケーブルカーもあったりします。どんだけ急なんだか。

んで、なんだっけ?この塔。


途中の参道も当然のように坂。

そして階段。

回りの方々も結構は這々の体で上がってきてますので、手荒い用の水もありがたく感じます。しかも前日までの雨もすっかり止んで10月だというのにそこそこ暖かいのでホンマ水はありがたいです。

緑の中の極彩色は非常に映えますな。

ということで、ようやく本殿金堂まで辿り着きました。 お寺さんでありながら赤色に塗られた佇まいといい、「本殿」という名称といい神社と融合したような趣のお寺であります。
本殿金堂に祀られている本尊は「尊天」といわれています。「尊天」は、月輪の精霊であり慈愛の象徴である「千手観世音菩薩」、太陽の精霊であり光の象徴である「毘沙門天王」、大地の霊王であり活力の象徴である「護法魔王尊」の三身を一体としたものとのこと。かなり豪勢な本尊です。


本殿金堂の前、広場の南端に「翔雲台」があります。ここは平安京の擁護授福のため本尊が降臨した場所とされています。

鞍馬天狗で有名なところですから「てんぐ」の文字で天狗を書き上げることも是としましょう。


銀閣寺にもあって有名な向月台もあります。
ここのは違いますが銀閣寺の向月台は上辺と下辺の比が1:1.6で黄金比となってるそうです。

奥には更に坂が続きます。どこまで登らせるのかと。


そして途中の参道には「木の根道」と呼ばれる一帯があります。


なんでもこの一帯は岩盤が地表近くにあるため杉の根が地中深くに潜っていけず、このような奇観を呈するようになっているとのこと。血管が浮き出ているようでかなりグロテスクではありますが、ここまでして生き延びようとする樹木の生命力も感じることができて、この辺り一帯がパワースポットと呼ばれる所以もなんとなく理解できます。

参道は全体的にこんな感じ。最早参道というより登山道ですな。結構長い距離であると同時に勾配も急です。でも普通にヒール履いたネーチャンとかいて「大丈夫かいな…」と余計な心配してしまいます。





段々面積は減少しているそうですが、結構広い範囲で木の根道は続きます。歩きにくいって。


そんなこんなで義経堂までなんとか辿り着きました。

奥の院魔王殿の拝殿

そうこうしてる間に西門に辿り着きました。
義経堂のあたりからは結構あっという間です。


そしてついでといっちゃ何ですが貴船神社の方にもやって参りました。鞍馬の方が割合トレッキング然とした格好の人が多かったのですが、ここにくるといきなり綺麗な恰好の女の子とかカプールとかがワラワラといやがります。なんでもここは縁結びの神様でもあるらしいため、そんな感じの方々が多いんでしょうなと。ケッ(゚д゚)



そしてここの名物というかウリはこれ、水占みくじです。なんでもおみくじの紙を水に浸けると内容が浮かび上がってくるというもの。

中吉でありました。 びっしゃびしゃなんですけど、これどうやって結わえたらええんですかね?

そして乗ってきた叡山鉄道で帰ります。お疲れ様でした。

あと余計ではありますが、帰りに四条河原町のベネトンメガストアの前でもらったチラシの裏にはこのような判が… 「メガネストア」って、アンタ…
てな感じで全く関係のないオチで今日は締めたいと思います。ではでは…
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