さて、一通り見て回ってボク的には非常に満足なんですが、イトウ君は何やら身体を動かしたいようです。何やらゴソゴソ取り出したのは何故かフリスビーでした。

相変わらずのヨン様スマイル。

受けるはジョージ。彼はあんまり運動が得意ではないので、かなりあさっての方向にフリスビーが飛んでいくのである意味イトウ君はタプーリと運動できます。
しかし如何せん駐車場、人の邪魔になり杉です。とっとと場所移動しましょう。 
この辺りは基本的に大谷石だらけ。こんな巨大な崖も大谷石。
大谷石、大谷石、大谷石。大谷石祭です。

そしてこの人。気を抜くとすぐに寝やがります。人の目を異常に気にするくせに、一方で全く気にしていないような行動を取るのが非常に不可解です。

ということで折角宇都宮に来ているので街に出て餃子喰いましょうとなりましたが、街角でも大谷石…
流石産地ですな、と感心しますが実はこの石、軽くて加工がし易いのはいいのですが、風化もし易いという短所もあります。帝国ホテルも大谷石の風化で解体を余儀なくされたって聞きましたがホントでしょうかね。

そして街中にやってきましたが、こんな店もあります。これで喰っていけるとはかなりカッコイイ。


でやってきたのはこちら「来らっせ」。27店舗の味が楽しめるらしいですが、こういう作られた感有り有りなところへ来るのは我々としては限りなく妥協としか言いようがありません。そして店の看板も大谷石…

でも折角来たんだからあちこちの餃子を頼んでみましょう。

うん、餃子。それ以上でもそれ以下でもありません。何度も言ってますが宇都宮が餃子の街なのは消費量がダントツなだけで味が優れているからではありません。他に喰うもんがないのかと。純粋に餃子の味だったら博多の鉄鍋餃子の方が全然旨いです。

でも餃子を喰って満足なのかイトウ君、つつむくん(何というベタ!)の顔入れに顔を入れてご満悦の様子。何やってんだか。

餃子の像のレプリカもありました。コイツは宇都宮駅前に鎮座しているのですが、栄えている方ではない方に置かれていて侘びしさが突き抜けて途轍もないシュール感を醸し出しています。

で、我々は満腹なはずですが、あれっ?イトウ君なんでカウンターに並んでんの?

戻ってきた彼の手にはソフトクリームが握られていました。ホント、ソフト好きだな。 
今度こそいよいよ満腹になって帰るだけですが、途中弓具店なんかもありましてそのビルが…

「アロービル」…
ベタ杉です。


そんなこんなで帰るつもりでしたがまだイトウ君遊び足りないらしく凧揚げしたいとか抜かします。しかも今回は彼が購入したスポーツカイトを揚げたいと。じゃぁ広いところということで渡良瀬遊水池へ来ました。
こちら3ヶ月前にきた足尾銅山の鉱毒を沈殿させ無害化するためのなんと山手線内側半分もある巨大な遊水池です。いまでこそ一部ゴルフ場なんかもありますが、基本的には今でも銅などの鉱毒で汚染された地域です。

でもそんなことお構いなしに凧を組み立てるイトウ君。

しかし、初めてのスポーツカイトは思った以上に高い壁です。全然揚がりゃしません。ジョージくんも失敗。

イトウ君も揚げようとしますが…

失敗。ワタクシも失敗で、3人が3人とも2秒以内に墜ちます。片桐機長もビックリの墜落っぷり。アカンて。
結局時間いっぱいまで頑張りましたが結局アウト。超不完全燃焼で結局途中の堤防でリベンジです。暗くなるまで頑張って結局ボクとジョージ君は何とか暫く揚げられるようになりました。あれっ?もう一人は?
そして帰路へと。
しかしここでもまだ不完全燃焼の我々は帰りたく無くって、月島の魚の旨い居酒屋で頑張って呑みました。ここもの凄く狭い割には客がもの凄く多くて居心地は悪いんですが魚が旨いので並んでまで入りたくなります。昼はどうでもいい餃子でお茶を濁していたので非常に満足。 

そして折角ですからかちどき橋の袂から築地方面の夜景を撮りました。三脚ってホントスゲェ。マジで感動した。写真って奥深すぎです。
今日はいいもの見たというよりも写真の勉強をした一日だったような気がします。いや、マジ楽しいわ。
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