いや、なんてことないんスよ…
home blog * * *

 1  かの約束の地を訪ねて

さて、今回はどこかへ見学というわけではなく、思い出の地を巡る旅を繰り広げます。今回からイトウ君が帰国しているので久々の三人組での旅となりますな。

ということで、まずは待ち合わせ。イトウ君の仮住まいの近所の品川駅での待ち合わせです。昔は高輪口と港南口を渡るのも一苦労でしたが、すっかり綺麗な建物ができるわ、新幹線は通るわ、港南口がおしゃれタウン(ケッ)に変貌してるわで時の移り変わりを思いっきり感じさせます。

で、イトウ君の仮住まい。駅周辺の変貌からすっかり取り残された感のある、クソ狭い独身寮です。

あまりの汚さに土足であがろうかと思いましたが、流石に家主に窘められました。しかし、電気も水道も開通すらさせてないというのは…

で、特筆すべきはこのラベル。「NHKラジオ」の視聴料(ん?)支払済のラベルです。一体何年前のやねん!


野暮用はとっとと済ませて、まずは大学在学中の思い出の場所から。

コック亭。説明の余地すらありません。僕がこれまで一生で一番食べたであろう弁当屋。ここの生姜焼き弁当の汁がご飯に染みたところがまた格別であります。イトウ君は頑強に否定するようですがね。

続いては「上海飯店」。山崎邦生似の店主が作る料理はとても街の中華屋とは思えないほどのハイグレード。そのお陰か美人の奥さんももらえました。ただ、飯喰った後に談笑していると追い返そうとするのは本気でムカつく。

で、これが僕が世界で一番旨いと思う水餃子。ここで喰った後は他の店の水餃子が霞んで見えます。ただ、焼き餃子はあんまりですが…

大学時代は上海飯店で飯喰った後は「CROSSROAD」というバーに逝って夜中まで痛飲してましたので、ここでも車にも関わらず取り敢えず逝ってみようかということになりましたが、残念、閉店してました。店の看板がそのままということは潰れて間もないようです。

最後に逝ったのがかれこれ7〜8年前ですが、ここでチャーリーチャップリンとか憶えさしてもらった思い出の店です。といっても呑んでる最中のことは殆ど憶えてないということを今気がついて愕然としてます。

 

!!!  その他のページ

頁01 現在と過去、そして…

頁02 夜中の無人駅

頁03 盛り上がりのないクライマックス

 

 

 

 

次へ→

©2004 E.S.K. Corporation contactPrivacyPolicy home • back • nextpage top