川岸の岩をくりぬいた共同湯 ■概要 栃木県の最奥にある湯西川温泉は山の中の湯治場だ。大きな旅館もあるが、ひなびた温泉街がよい雰囲気になっている。集落の中に共同浴場がある。「薬師の湯」という。 集落の中を流れる湯西川の岸にある小さな湯小屋だ。歩行者用の湯前橋のたもとにある。対岸には平家村の萱葺き屋根(今は瓦屋根)の店が並んでいる。 ![]() 湯前橋の左手に大きな灯篭があって、その奥、川岸に小さな小屋がある。地元用なので特段案内板もないので、よく見ないと分からないかもしれない。 湯西川温泉の開湯は400年前ほどだ。天正元年(1573年)に伴久旅館の先祖、伴対馬守(ばんつしまのかみ)が発見し、その後湯守になったという。 ■所在地 栃木県日光市湯西川 TEL:0288−97−1126(観光協会) |
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■営業
■交通 日光宇都宮道路の今市ICを降りて国道121号線を北上する。川治温泉を過ぎて五十里湖畔の湯西川温泉駅前で左折し、県道249号線に入る。湯西川温泉街に入って、土産屋の柏屋の横の路地を左に入る。温泉街の中ほどに市営駐車場がある(無料)。 ![]() 調査日:2007年7月 |
■会津屋豆腐店 共同浴場の対岸は古民家が並んでいる。そのなかに豆腐屋がある。やっこ豆腐などが店先で食べられる。味の濃い田舎風の豆腐だ。湯上りに風に当たりながら一服するのによい。 会津屋豆腐店 |
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