雌阿寒温泉野中温泉★★★ | ![]() |
雌阿寒岳の麓にある素朴湯 ■概要 十勝と阿寒湖の間に雌阿寒岳(めあかんだけ)がある。雌阿寒岳の麓には神秘的な湖オンネトーがある。国道からオンネトーに入る道の途中に雌阿寒温泉がある。ここは雌阿寒岳の登山口でもある。 アカエゾマツの原生林の中にある広い空き地に雌阿寒温泉がある。3軒の宿があって、今回はユースホステルをやっている野中温泉を訪れた。古い建物だが、掃除はいきとどいている。 ![]() 雌阿寒温泉の開湯は1914年、野中温泉の先代が営林署の許可を得て温泉宿を始めたという。 ■所在地 北海道足寄郡足寄町茂足寄159 TEL:01562−9−7454 |
![]() ■印象 建物全体から硫黄臭がただよっている。建物うらの浴室はすべて木造。浴槽や床もアカエゾマツで造られている。窓からは草のつかない源泉地帯が見える。 お湯は透明な黄緑色、少しだけ黄色の湯花が漂っている。木の樋からお湯が注がれて浴槽の角の切り欠きから溢れ出ている。ややぬるめで気持ちが良い。温泉らしい温泉だ。 掲示によると泉質は含食塩含石膏硫化水素泉(緊張性低張高温泉)、源泉の温度は48℃、成分総計4520mg、550L/分(自然湧出)である。お湯のすっぱ味は少なめ、pHは6.4だ。 シンプルな浴室だが、本物のお湯がかけ流されている。原生林の中の静かな雰囲気もよい。オンネトー見物の帰り、雌阿寒岳登山の後には寄ってもらいたい。 |
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