アンヌプリスキー場近くの公営温泉
■概要
ニセコは北海道のスキーの中心地だ。独立峰であるニセコアンヌプリの斜面にスキー場が並んでいる。スキー場の一つがニセコアンヌプリスキー場だ。アンヌプリスキー場の入り口に公営温泉ニセコいこいの村がある。
スキー場のセンターハウスの左手奥にある。周囲は雑木林だ。夏場でも休日にはスキー場のゴンドラリフトが動いていてハイキング客も多いので、温泉に寄る人もけっこう多い。
いこいの村は雇用保険の資金で建設運営されている保養施設で、全国に造られている。ニセコの施設もなかなか立派な建物だ。中規模ホテルの雰囲気の建物で、敷地内にはバーベキューハウスなどがある。
入浴設備としては、サウナ、寝湯、バイブラジェットバスがあり外には露天風呂がある。公営施設だけあって、
バリアフリーに配慮していて、車椅子トイレもある。
■所在地
北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ473
TEL:0136−58−3111
FAX:0136−58−2351
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■印象
浴室は広く、特に洗い場というかたたきの部分が広い。2面が大きな窓になっていて明るく、雑木林が見える。浴槽はL字型になっていて、左端には寝湯がある。お湯は無色透明でほのかに香りがある。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉、源泉の温度は66.3℃だ。かすかに塩味がするが、浴感にそれほど特徴は無い。
露天風呂はかなり広い。ゆったり浸かっていると林の中を通ってくる風が気持ちよい。 残念ながらアンヌプリの山は眺められないが木にかこまれてすがすがしい気分になれる。
シャワーやシャンプーなども備えてあって、アンヌプリスキー場で遊んだあと体を温めるために寄るのには格好の施設だ。宿泊施設としても格安のようで、人気がある。 |
■営業
営業時間 |
12:00−21:00 |
休館日 |
無休 |
料金 |
700円 |
■交通
札樽自動車道の小樽ICを降りて、国道5号線を西へ向かい、ニセコ町から道道66号(ニセコパノラマライン)に入って、8km程度でニセコアンヌプリ・スキ−場に着く。スキー場入り口の左手奥にニセコいこいの村がある。駐車場は広い。
JR函館本線のニセコ駅からニセコバスの昆布温泉行きに乗る。いこいの村停留所で降りる。
調査日:2002年9月
オフィシャルページ
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