湯河原温泉
ままねの湯★★★★
 


隠れた湯治温泉

■概要

湯河原温泉の最も古い温泉街である「温泉場」付近は昔からの温泉旅館がたくさんある。ままねの湯は温泉街の路地の奧にある湯治専門の温泉である。入り口に小さい看板があるだけて、ちょっと見ても旅館の裏口にしか見えない。



路地の縁台で汗をふいている人を見つけたので、やっとたどり着けた。温泉の入り口は写真の左奧で、下に降りる。正面はままねの湯の旅館部の入り口。



ままねの湯の駐車場はビルの1階にある。てっきりここがままねの湯と思ったら違っている。ままねの湯はすこし先の路地を入ったところ。




■印象

ままねの湯は路地の奧に湯上がりの人がいたのでやっとわかった。入り口の階段を下りるとすぐに浴室になっている。男湯も女湯もちょっとのぞけてしまう。小さい浴室の中央に大きな石の湯船がある。

お湯は非常に熱い。先に入っている人は湯船のふちで一休みしている。覚悟を決めてお湯に浸かると1分と入っていられない。よく見ると先客はコップを持参で水を飲みながら静かに休憩している。ここは本当の湯治場だった。

泉質は弱アルカリ性低張性高温泉、源泉82度、PHは8.6である。一般向けではないが温泉通にはお勧めする。地道な湯治客をじゃましないよう配慮して下さい。

かるかん饅頭


湯上がりに近くの饅頭屋さんで湯河原名物のかるかん饅頭を食べた。けっこうおいしい。

■所在地

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上616
TEL:0465−62−2206

■営業


営業時間 8:00−21:00
休館日 毎月
102030
料金 200円

交通

国道135号線で南下して湯河原町に入り、湯河原温泉の標識で右折する。温泉場バス停からは狭い道を入ることになる。ままね湯の駐車場は4台分しかない。バス通り沿いの公共駐車場(30分100円)に車を停めて、近所の人に、ままね湯の場所を聞いてもらいたい。
ままね湯の駐車場付近から路地の奧に入る。非常にわかりにくいところ。



調査日:1998年8月

※ままねの湯は湯河原のまさえさんに教えてもらいました。感謝。

住所訂正。2001年9月

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