ファミリー向けの公共施設 ■概要 黒松内町は北海道の尻尾のである渡島半島のくびれた部分にある。黒松内はブナ林の北限とされ、周囲の低い山にはブナ林がひろがっている。
JR黒松内駅の付近にごく小さな市街がある。市街の南東側にブナ林の自然観察施設「歌才(うたさい)ブナ林」があって、その中に「黒松内温泉ぶなの森」がある。 黒松内温泉は1998年6月にオープンした日帰り専門の公営温泉だ。公園内の施設らしく近代的な美術館を連想させるような建物だ。内部は明るくモダンな雰囲気だ。 |
![]() ■印象 訪れた日は洋風浴室が男性だった。清潔な感じの浴室だ。浴室内にはジェットバス、源泉風呂、大風呂、サウナがある。外には露天風呂がある。 大風呂は多少カルキ臭がするお湯なので早々に出る。左手にジェットバスがあって、その隣が源泉風呂だ。温めのお湯に浸かってみると弱くすべすべ感がある。 源泉風呂のお湯はかすかに緑かかった色だ。泉質はナトリウム−塩化物泉、源泉の温度39.9度、湧出量400L/分、成分総計2.2mg/kg だ。成分はかなり薄いようだ。 ![]() 露天風呂からは森の緑が見える。お湯にはあまり特徴がないが、森を通ってくる風はなかなか心地よい。森林浴も兼ねてのんびりとリフレッシュできる。 道南にはひなびた温泉が多いが、家族連れにはあまり向かない。ぶなの森は泉質にそれほど特徴はないが、家族連れによい温泉施設だ。 車椅子トイレがあってバリアフリーにも対応している。 |
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