金太郎温泉カルナの館★★★★ | ![]() |
湯量豊富な大規模温泉施設 ■概要 魚津市は富山湾で蜃気楼が見えるところとして知られている。魚津市の高台に金太郎温泉がある。泉質が良いとして人気がある温泉だ。 古くからの温泉が多い富山県の中では金太郎温泉は新しい。東京オリンピックの開催された1964年に温泉の掘削に成功した。1年後の開業時には東京オリンピックの選手村本部を移築したことでも有名になった。 ![]() 金太郎の名前は面白い。この付近に金太郎にゆかりがあるものはないが、創業者の石黒氏が健康を願ってつけたものとのことだ。 金太郎温泉は大きな温泉ホテルだが、2003年に日帰り温泉施設「カルナの館」がオープンした。大きい日帰り施設で、家族風呂、アカスリマッサージ、リクライニングルーム、レストランなど施設が充実している。 「カルナ」はローマ神話の健康を守る女神のこと。会計は脱衣ロッカーキーが付いているリストバンドを使って行い、帰るときに清算する仕組みになっている。 ![]() ■所在地 富山県魚津市天神野新6000 TEL:0765−24−1220 FAX:0765−24−6021 |
![]() ■印象 浴室に巨大な銘石が積み重なっているのに驚いた。立山連峰をイメージしたものという。体育館のように大きい浴室の天井にまでとどいている。 たくさんの浴槽がある。温度の違う浴槽や、歩行浴、寝湯などある。窓際には源泉風呂もある。まずは大浴槽に飛び込む。 ![]() 薄く緑かかったお湯だ。こげたイオウ臭がある。味は塩辛い。ややツルスベだが浴感は際立ったところは感じない。泉質は含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉(硫化水素型)、源泉の温度65.2度、成分総計16380mg 。 ![]() 露天風呂もずいぶん広々していて気持ちがよい。ここも巨大な銘石が並んでいる。訪れた日はたまたま雪だたので気持ちよい雪見風呂となった。 先客に聞くと昔よりお湯が薄いようだという。それでも大規模な施設にふんだんに温泉が供給されている。値段は高めだが十分に満足できる。地元に人気なのがよく分かる。 |
■営業
■交通 北陸自動車道の魚津ICを降りて右折、二つ目の信号を右折して8号線を東へ走る。片貝川を渡り次の信号を右折、しばらく走ると右側に金太郎温泉の大きな建物が見える。ICから5kmほど。駐車場は広い。 ![]() 調査日:2004年3月 オフィシャルページ |