嶽温泉西沢旅館★★★ | ![]() |
岩木山の麓の温泉旅館 ■概要 嶽(だけ)温泉は、津軽平野のシンボル岩木山の南の山麓にある古い温泉だ。温泉旅館が10軒程度の小さな温泉街だ。どの旅館もそう大きくなくひなびた雰囲気だ。 嶽温泉は、四代津軽藩主の津軽信政によって開かれた400年近い歴史がある湯治場だ。温泉街の中央には現在は公衆便所になっているが、その昔は共同浴場があったそうだ。 ![]() 温泉街の中央広場に面して西沢旅館がある。自炊湯治もできるそうだ。温泉の設備としては内湯の浴室がひとつの単純な構成だ。 ■所在地 青森県中津軽郡岩木町大字常盤野字湯の沢15 |
![]() ■印象 浴室は清潔なタイル張りだ。少し大きめの浴槽に壁から突き出たパイプでお湯が流し込まれて、静かにあふれている。ちゃんとした賭け流しの風呂だ。お湯はかすかに黄緑かかって白濁している。ちょうどよい温度で気持ちがよい。 硫黄の香りがして、だれでも温泉らしいと感じるだろう。なめてみるとけっこう酸っぱい。泉質は酸性硫黄泉だ。硫黄の香りが体に染み込む。 時間を置いて再びお湯に浸かるとお湯の色が変わっている。最初よりは透明になっている。細かい湯の花も増えた。 女将さんに聞くと、熱い源泉と温い源泉を混合して温度を調節しているので、外気の温度によって混ぜ方が変わるそうだ。 浴室は単純だが、お湯は本物だ。家庭的な雰囲気でなかなかよい。日帰りの営業時間は柔軟に対応してくれるようだ。 |
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