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海上にそそり立つ断崖の高さは170m。その下を徳浜トンネルが貫通している。
トンネル入口の保護のためであろうか、足場が組まれ工事が進行中であった。はるか上方にまでくみ上げられた
足場の上では、命綱を着けて作業が行われていた。 |
徳浜の断崖 |
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国直バス停で、今里行きバスを待つ。
きのうと同じように岬の上から下りてくるバスが見え出した。冷房の効いたバスが到着し、乗り込むが乗客は少ない。
平日の今日は、大和浜の集落も一段と静かであった。
昨日訪れた郡倉の脇を通り、大和川を登っていきトンネルを越えると、テトラポットの並べられた浜が現れた。
小さな漁港もある集落の前に、人影のない大棚のバス停が立っていた。
このあたりが、きのう宮古崎から見えていた砂浜であろう。道は少しだけ高いところを超えていくようで、
ほんの少しだけ登り勾配になったと思うとすぐに下った。
大金久という集落である。ウツ岬がすぐ前に現れた。この岬はかなり難所だ。
バスは延々と曲がりくねった道を登っていく。これだけ高くなれば、見晴らしもよいのだろう。
峠の頂上には峰山公園という標識があって、海側に展望台があるのが見えた。
道の勾配が下りに転ずると、前方に砂浜の上に低い山が乗っかった小さな岬が突き出ているのが
見えてきた。 |
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